本当に本当に出会えてよかった作品です。
攻めは受けにひたすら一途、受けはとても強くて、二人の行動に萌えすぎて悶絶することはあれど「なんで?!」とモヤモヤすることはありませんでした。ただ、二人が乗り越えてきたそれぞれの境遇があまりに切なく、何度涙したかわかりません。
この作者様の素晴らしいところは、主人公の高潔さ、強さ、美しさを描きつつも、傲慢さや弱さ、未熟さからくる過ちも余すことなく描くところです。読むのがしんどいくらいしっかり書かれてます。彼らはそうしたものを自ら、あるいは攻めや仲間と乗り越えて成長し、それがこの物語をより深くしているのだと思います。
一巻ごとに話がまとまっているのではなく、6巻まで繋がってます。全て読み終えて読み返している最中ですが、何度読み返しても発見があるし、伏線の貼り方や回収が素晴らしいです。地の文が一人称であるため、登場人物の行動の意味や感情を想像するのが楽しすぎます。
魔道祖師とともに記憶を消してもう一度読みたいです。