ネタバレ・感想あり亡国の姫は皇弟の深愛に溶かされるのレビュー

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は亡国の姫
ネタバレ
2024年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインは11歳に国を滅ぼされ逃げた所にヒーローに見つかり国へと連れて行かれます。幼子の為王帝のお渡りが無く忘れ去られたかの様な存在感で6年目に王弟(ヒーロー)に再会してヒーローとの結婚で人生が開けて行くストーリーでヒロインの優しさに満ち溢れてヒーローの包容力も良かったです。
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短めだけど良いお話◎
ネタバレ
2023年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作者さんは結構好きな作品あるのですが、たまーにヒロインが勝気すぎたり意地っ張りで可愛げなかったりで好きになれないものもあるのですが笑、今回のお話はヒロインもヒーローもどちらもとても誠実で見目も麗しく好感持てるタイプで楽しんで読めました!
お話の内容は短めではありますが、まとまっていてストーリーも良いです。
国を滅ぼされ、敵国の後宮に入るも当時11歳で幼かったため、皇帝から見向きもされずにいたヒロインですが、6年後にヒーローと出会ったことで紆余曲折を経て幸せを掴んでいきます。意地悪をしてきた令嬢にも優しく手を差し伸べる心も美しい女性です。
そんなヒロインにヒーローがベタ惚れになるのも当然でしょうね。無事にハッピーエンドで満足でしたー!
さらっと。
ネタバレ
2024年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 131ページ挿し絵なし。亡国の王女ヒロインは捕らえられ帝国の後宮へと入れられたが、無きものとして扱われていた。そんなある日ひょんな事で出会った王弟に見染められ結婚することに…という話。後宮での出会いが少々強引かなと思いましたが、惹かれ合う描写は短編ながらもしっかりしていて、そこは無理なく読めました。王位簒奪という重いテーマの割にダイジェストのようにサラッと終わってしまったのが残念でした。是非長編で読みたかった。主役2人はあまり尖ったキャラではなく、いい意味でも悪い意味でも無味無臭でした。結局お兄ちゃんの処遇が分からず終いなのがモヤッとしました。イザベルのスピンオフが読みたいです。
亡国の姫
ネタバレ
2024年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 滅ぼされた国の姫が、侵略してきた国の皇帝の後宮に。運良くお手つきになることもなく、皇帝に見向きもされないので使える予算は少ないのですが、心穏やかに過ごしています。そんな時に出会った皇弟殿下。強くて穏やかで誠実。ヒロインには最高の夫ですが、皇弟殿下の元婚約者(現皇帝の一の寵姫)の女性にとっては酷い人です。確かに皇帝から側妃にと望まれたら誰も逆らえませんが、今までずっと優しかった婚約者があっさりと自分を皇帝陛下に譲り渡すなんて、しかも自分は愛していたのに相手はただの政略結婚として誠実に対応してくれていただけとか…。なのに忘れられないその人が、数年後には自分と同じ側妃で、自分とは違い皇帝陛下に伽すらさせられていない下位の女を妻に望むなんて…そりゃ嫌がらせしたくもなります。話はとても好きですが、そこだけはどうしてもつらい。
さらっと読めました。
ネタバレ
2023年12月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短いお話ですし、文章も読みやすくさらっと読み終わりました。ちなみに挿絵はないですが、まったく気になりません。ヒーローもヒロインも好感度高いのですが、ヒーローの父親について、最後、母親と永遠の愛を誓った思い出の地に遺書を隠して、とかいい話風に描かれてますけど、ならどうして、踊り子見初めて、他に子ども作ったの??と突っ込みたくなりました。
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惜しい!
ネタバレ
2023年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラクター性も、ストーリーも良いんだけど、サラッと書かれた短めのお話なので、切なさが足りなかった。
もっと、亡国の姫のお渡りのない侘しさや、新たに夫となったヒーローに想い人がいる勘違い表記とか、元婚約者からの陰湿な虐めなどを、くどめに書き、悲壮さを掘り下げて書いていたら名作だったのに。
あとヒーローが誠実だけど、無骨な印象なので、溺愛されてる感が薄かったかな。
せっかくの設定だったのに、あっさりした印象だったのは残念でした。
大筋は面白かったですが。
純粋な心を持ったヒロイン
2023年10月26日
幼い頃に国を奪われ囚われの身となり敵国の後宮へと連れ去られたヒロイン。王からの渡が一度もないまま六年が過ぎ、王の異母兄(騎士)から妻として下賜を望まれる。その異母兄こそが今は亡き故郷を取り上げた張本人。それでもヒロインは、そうせざるを得なかったヒーローの身の上を知り、恨むことはないと伝える。そんな健気で思慮深いヒロインに惹かれていくヒーロー。そして、王の座についている異母弟の施政が間違った方向に行くことを苦慮し、王がそれを認めず独裁的になっていくのを阻止するためクーデターを起こす。なかなかに主人公2人の気持ちがお互いに伝わらずモヤモヤするが、それぞれは強い気持ちで思っているので読んでいて安心していた。クーデターの時はさすがにドキドキして王の前に連れて行かれたヒロインがどんなふうに王から逃れるのか緊張して読んだ。度胸があって賢くて愛情深くて素晴らしいヒロイン。そして大きな愛で包んでくれるヒーロー。そのヒーローの元婚約者の協力もあって(それまでには、かなりいじめがあったけど)幸せを掴みます!2人の気持ちがブレなくてよかった。読み終わってからもほんわかしていました。
作者さん買いです
2024年3月10日
131ページ。ページ数の少なさとは相反して、内容が濃く、しっかり楽しめました。相手を思いやる愛情たっぷりなのはイイです、気分良くなるストーリーです。でも、一つだけ愚痴を、挿絵が無いのぉぉぉ涙
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ヒロインが良い子
2024年3月8日
戦争で祖国を滅ぼし家族も…な国の人間に対して憎しみや負の感情を抱かない、自分を虐めた人間にも情けをかけたり良い子すぎて共感は出来なかった
短いけど時間がかった
ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華後宮ものは苦手なので違うことを確認して購入したのですが、論功行賞や懐紙、服装の説明が見慣れず戸惑いました。ヒロインはお人好しだなと思ったし、皇帝は本作の悪役になるものの直接の対峙は無いし、国が滅びツテも無いのに薬草の種や苗はどこから来たのか、ヒロインを守ろうとしていた侍女は随分あっさり自分の幸せ掴みに行ったな、などモヤモヤしました。
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読んでいるうちに腹が立ってきた
ネタバレ
2023年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は一国の主の娘でしたが、11歳の時に国が侵略により滅ぼされ、戦利品として敵国の皇帝の所有物(お飾り側妃)となります。その時に直接手を下したのが皇弟(ヒーロー役)ですが、そいつの主人公に対する屁理屈にムカつきました。
「君の国を滅ぼしたのは私だが無血で降伏するように頼んだのに聞いてくれなかったせいだ」「命令したのは兄だ」「子供だった君がおとなしく従ったから縄をかけなかった(←俺優しい)」「あの時の子供がこんなに成長したのかと感慨深かった」「兄の元で生きるより自分が貰う方が幸せだろう」
これらの言葉、主人公に良い話のように言ってくるあたりが人として終わってますね。
そもそも主人公は商品として下賜された訳で拒否権など無いし、他人からの愛情に飢えていたのでヒーロー役を受け入れる以外選択肢が無いんですよね。
この設定でこの性格のヒーロー役で、溺愛&感動&ハッピーエンド話 として受け入れる事に抵抗があります。このお話を一言で評価するなら「いい話ふうの酷い話」です。
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