ネタバレ・感想あり悪役王子とお抱えの針子のレビュー

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中原先生作品
2024年5月29日
いい意味で裏切られた作品。よく考えたら中原先生作品なんですよ!中原先生がこんなゴリゴリのファンタジー作品を書かれるなんて。でも、攻めの人物像や受けのマニアックな人物設定など、中原先生らしいなぁと思いました。めちゃめちゃ面白いです。番外編とか読みたかった。
中原先生のファンタジー
ネタバレ
2024年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ランプの精とか魔王様が出てくる中原先生のファンタジーものはあんまり面白くなかったんですけど(いずれも攻めは好きだった!!!設定や話の流れが面白くなかっただけで…)、今作はすごく良かったです!!!一点だけ難を挙げるとすれば、フィンのお父さんも実は王族だったりして何もかも上手いこと解決しすぎた点ですかね。B Lのファンタジーもの、実は…ていうのがラストに絶対くるので、全然驚き展開じゃないし、ご都合主義的に感じられるので、個人的にはあまり好みではないかな…まあ、何もかも上手くいってハッピーエンドでおわるのがセオリーではありますが。内容は、フィンが正体隠して針子になったり、グレン様は冷酷で恐ろしい王子だったりで、ドキドキハラハラ。少しずつ距離縮めていく過程が大好きすぎて、延々と見ていてぇ〜〜となりました。グレンが、馬や小さい生き物には優しいというのも萌えポイントが刺激されました。人に誤解されるのもどこ吹く風。途中、攻めの視点もあります。フィンが人間じゃない??とわかっても、すぐには追い出さなかったり、グレンを助けにきたフィンにたくさん触って口の穴を確認するためにキスしたり、身体の模様眺めたりするシーンが好きでした。「お前が悪い」とか言ってキスするのずるいから……。そのあとも、エセルバート兄さんは悪いお人でした。あの告白シーンは一生からかいの種にされることでしょう。結ばれた後にお庭で膝枕して、ずっとそばに居ろよ…とかいう会話交わす2人好きすぎでギャーーース!!!ラストまで萌えまくりました。意外とくっついた後は寡黙ってわけでもなく、普通にイチャラブな会話を交わす王子です。ギャップ萌え。フィンの口から糸が出るのは、正味想像力が足りずイマイチわからなかった。図がほしい。攻めはそこの穴よく舌で愛撫するんですが、痛くないの??人体の不思議。受けは攻めのために結構勇猛果敢って感じで、森にも入っていくし、足から血が出ても攻めのこと追いかけ回すし、結構激情型だな〜と思った。ハートのお熱い2人でした。続き読みてえ〜デレデレにベタ惚れなグレン様見たい
素敵!アリアドネ
ネタバレ
2023年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ お針子さんって事で、ページ進めたら出てきたアリアドネ!凄くワクワクしました。けれど、フィンのいる国でさ、蜘蛛は見つけたらすぐにやっつけないといけないという…。小さなムシがかわいそうでした。フィンと王子が段々と互いのことを知っていき、心の距離が近づいていく。悪役に徹するグレンの気持ちを知りたくなる。恋ですね!フィンの秘密が知られてしまって、窮地に立った時も、グレンが助けに来てくれて…!素直に自分の気持ちを言わないグレンが初めて、兄王子に本心を伝えた時、よっしゃ!と思ってしまった。どんどん成長していくグレン。悪役を辞める時が来たんです。その時に隣にいるのはフィン。新しい時代がやってくるのが見えました。石田先生のイラスト、美しい〜!
悪役王子とお抱え針子の秘密
ネタバレ
2023年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ファンタジー好きとしては、作品内容でかなり惹かれました。立読みがなくてお気に入りに登録。試し読みできるサイトがあったので読後、迷わず購入しました。ある理由から蜘蛛を殺さなければいけないという法の国で針子のフィンは生きにくい世の中、第五王子のグレンは女王に冷遇されていて、二人の境遇は似ているところがあったと思います。
フィンは蜘蛛の半妖としての特殊な能力を活かし、グレンは「悪役王子」を表向き全うしようとしていたはずのなに、お互い苦境に陥ってしまい…出会いからの過程からラストまで世界観に引き込まれました。初めて読む作者さんだからと迷っている方もファンタジー設定の作品が好きなら是非読んで欲しい作品です。
健気受け
ネタバレ
2023年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 楽しく読みました。最初の出だしから神秘的。ファンタジーな世界で美しきケナゲな男の子と恐ろしげな嫌われ王子。絵も綺麗で、一気読みでした。満足。
作者買い!大満足
ネタバレ
2023年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの救済物語でした。受けも途中不遇な扱いはされているのですが、ひたむきに純粋な心が巡り巡って周囲を動かし、攻めを救いました。救済系が好きな方におすすめです。ひとつ気になったのが、とある事が起こると受けの顔に紋様が出るとの事でしたが、これを是非挿絵で見たかったなぁと思いました。
孤独なヒール王子×特別な力を秘めた針子
ネタバレ
2023年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中原先生の極上ファンタジー!!蜘蛛が忌み嫌われる国で、蜘蛛の魔物の母と人間の父との間に産まれた美しい青年は、昔命を救ってくれた憧れの第一王子様のため、蜘蛛の一族が得意とする刺繍の特殊な能力で、針子(王族の衣装に刺繍をする特別な地位)を目指し合格しますが、自分が担当になったのは、寡黙で黒い噂の絶えない悪魔と評される第5王子だった!!!★★★★蜘蛛の特殊能力とは?孤独な王子が死に急ぐように闘いや危険な任務に身を投じるのはなぜなのか?全てに理由と隠された真実があって、一気読み必至です!!★★★★今作の受け、針子フィンが健気で、でも王子に冷たくされても、自分の仕事(刺繍)を全うするために、王子の事を知ろうと頑張る姿がとても好感度高かったです!そして王子の本当の姿(馬に優しかったり、さり気なく市民や使用人を助けたり…)を見ているうちに、王子への気持ちが高まっていくのですが、それを恋とはすぐに気付かないところも、ピュアピュアで良かったです!!★★★★個人的な印象で、中原先生作品にしては、受けも攻めも、目を逸らしたくなるほど酷い目にはあいません!黒幕もちゃんと最後にはあーなってこーなって、ハピエンです!!★★★★とっても読みやすい作品だと思います!でも内容はとてもしっかりしていて、ハラハラドキドキも出来ます。常連さんはもちろん、中原先生作品初読みの方にもオススメの1冊!
不遇な攻め×ピュア受け
ネタバレ
2025年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間と蜘蛛のハーフということで、萌えるのかしら?と思っていましたが、芯の強いピュア受けや紡ぐ糸のキラキラ描写は可愛くて素敵なのですが、糸を吐く描写が…何だかリアルで…攻めが口の中の糸の出る穴をベロベロしちゃいますが、ちょっとゴメンナサイでした。他の方が言われているように、指先から糸が、とかならより受け入れられたように思います。あと、攻めに対する女王の対応が長年ヒドかったにも関わらず、手のひら返しすぎでは?と思っちゃいました。受けは理不尽に暴力振るわれるしね。まぁ第一王子が味方だったし、相思相愛のハピエンで良かった◎
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設定が面白かった。
2024年9月9日
珍しく(?)中原先生が設定を思いついた経過などを暑く語ってました。童話と神話が混じった感じのファンタジー。面白かったです。
蜘蛛のファンタジー
2024年1月30日
蜘蛛の半妖で刺繍のお針子受けは念願かなって王家第五王子攻めの針子になることに。愛する人と最後に結ばれてよかった。読み応えあって、面白かった。
蜘蛛!!!
2024年1月22日
すごくおもしろかったです。でも、でも、かわいいフィンの生態がド直球で蜘蛛なんです!!お口から糸出しちゃうの。粘性の高いネチャネチャした糸とかも出せるの。舌の下に穴があって、そこから糸を出すんです!新月には本当の蜘蛛になるの。無理無理無理ーってなりました。さっきまで糸出していたお口にチューできるって、いやー、ない・・と。気持ちが昂ると指から花を出すという美しいBL小説がありましたが、この作品も「指から糸」くらいで許してほしかった。ストーリーはとてもおもしろいです。でも蜘蛛がさー・・。
嫌われ系
ネタバレ
2023年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 国から排斥された蜘蛛の化け物と人間のハーフの受けと、女王から疎まれている第5王子攻め。攻めは残虐で非道な人だと勘違いされているが、実際に側で見ていると…というところから始まる恋。お針子の地位が高かったり刺繍に呪いの役割があったりする世界観が面白かった。ただ最後の話のたたみ方が好みじゃなかった。全てを水に流すには女王の罪が重すぎる。
大円団
ネタバレ
2023年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 比較的早めにハラハラ感が解消してしまうので、後半がまったり展開でなかなか読み進められなかった。
大円団でなにより💗
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設定は好きです
2023年11月2日
中盤までは面白いと思ったんだけど、後半に行くにつれて、こうなってこうなってこう解決!みたいな流れが見えてしまって、残念でした。
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作家名: 中原一也 / 石田惠美
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫