ネタバレ・感想あり月の影と竜の花のレビュー

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SFのスト重だがバランスが良かった
2025年4月6日
独自の世界観の説明が多く、異世界転生系など人によってはもっと気軽にBLを摂取したい人には向かなそうだと思った
ただ愛し合う場面が少ないわけでもなく、世界観に乗ってキャラの心情描写も良かった

腰を据えて読める人向け
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とても素敵な物語でした。
2024年1月14日
天人と獣が織り成すSFファンタジー!世界観にドップリはまって読むことができました。Web小説で読んだ物時も面白かったですが、今回大量に細部が加筆されて読みごたえや背景が深みを増しています。他のCPのお話しもあり、そちらはまたまた違う趣があって大好きです。ぜひそちらも書籍化していただきたいです。
可愛くてタフで聡い狼人…最高❗
2024年1月14日
超イケ竜人竜胆の、狼族伽羅に対する終始深い溺愛ぶりを感じて最高です。伽羅の新人兵士としての強さ、初々しさや狼族としての一途さ、賢さがASH先生のイラストに良く表れていると思います。
この可愛い伽羅が耳と尻尾だけが出てしまうシーンの時と場所が…おぉぉっトキメキ🌙ます。
web小説版から後半大幅加筆がありましたが、この月上での生活描写(キラキラして贅沢で発展していて)があるからこそ竜胆の地上の緑への憧憬や伽羅の故郷への思いがより理解できると思います。
月と地上との対立は、先生の他作品「迷宮の魔法技師」のようなSFファンタジーでの地上者と天上の上位存在を感じさせる、不思議で濃厚な世界観でワクワクして凄く面白いです。
また文章が整然として読みやすく、台詞選び一つ一つが秀逸で、その一つで人物像がはっきりと浮かぶようなリアリティがあります。表現がウェットではなく、翻訳文学やM/M文庫のような淡々と事象が描写されるが心情的に豊かで、先へ先へと気持ちが強く引っ張られる力があると思います。
本作の登場人物が別伝的に出てくるweb小説に「月と地上の種族たち」シリーズがあります。竜人の医者砧と鷲族ゴーシュナイト、斑鹿族の黒鳶と山吹のなれそめの話です。
主人公の二人を取り巻く世界観、空気感、種族の生き方を、周りからの視点で味わえるご褒美ストーリーです。
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すごい物語でした
2024年1月13日
150ページほどでした!値段が高いから買おうか悩んだんですが、その価値はあるように思います!なんしこの150ページとは思えない物語の濃厚さ!!あと私の性癖ぶっ刺さりの異形せくす最高でござした!!w地上と月の話しでもありSF感がすごく、想像でしか無いものを表現するの難しかったやろなと思いながら、ほほーんとなりながら読破しました!あー続きほしいな〜!まだまだ2人を見てたい〜!って思いました!あと絵が綺麗!!!久々に引き込まれた小説でした!オススメしますよ〜!
「私の狼」と呼びかける甘い響きにうっとり
ネタバレ
2024年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったー!!大満足。
おにぎり先生が(鳥や獣に自在に変身してみたい夢は人間の根源的な願望のひとつでは)と、まさにそうですよね?翼をもって自由に飛んでみたい、虎や狼になって跳ね回り風の様に駆けぬけてみたい、子供の頃にも大人になっても誰もが夢見たことがあるはず。
獣人の生きる地上と、月に住む翼のある種族との交流の物語りであり、恋物語。王道的な溺愛ものも面白くはありますが、それだけで無いのが良かった。
欲を言えば、竜人である竜胆が狼族の伽羅に惹かれ恋した描写があっさりしていたので、読み手にも印象的な場面なり一捻り欲しかった。もう一点は、月人は(花)と7回以上の交合で地上に273日以上留まる事が出来る設定、精を注がれる側なら理解しやすかった。注ぐ側の体に変態が起こるのは何故だろー…、とは言え、700頁超えも一気見で引き込まれ読了。
「今夜だけ生きのびたい」イラストを描かれてる星名あんじ先生のファンで、こちらにも興味を持ち、おにぎり先生の素敵な作品に出会えました。普段、ライトノベルに手を出さない方でも読みやすい夢のあるファンタジーです、是非!!
想像より深いお話でした!
ネタバレ
2024年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 狼族の受けが可愛い〜◎ケモミミとしっぽがぴょこんと飛び出ちゃうところが萌えキュンでした。竜人の溺愛っぷりも◎ストーリーはゆるふわ…だけではなかったです。伽羅の中で月白との記憶が塗り替えられているのは、ヘビーすぎる体験のせいなのか?天人のおぞましい所業が明かされるにつれ、ゾゾッとしました。過去、月白が伽羅にしたことがどうしても許せないし、2人の仲を引き裂こうとした第三者が胸クソだし、りんどうは伽羅に会いに来て気持ちを確かめるとか側近のものに様子を見に行かせるとかできたやろ!と思ってしまい、ハピエンですが納得いかない部分がありました。全156頁
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とてもSF
ネタバレ
2024年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ スペースファンタジー。月に住む月人と同盟を結び、文明を栄えさせてきた獣人達。月人の天人と竜人は対立関係にあり、それぞれと同盟を結ぶ地球の種族達は代理戦争のように対立している。その他世界観や設定が込み入っている。月人達が遥か宇宙から来た移住者で、文明の進んだ彼等が地球を支配出来ない事情などSF的な設定が楽しい。あと竜人には二本の棒が生えているのもかなりマニアックな設定なので全体的にかなりニッチな一冊。大活躍した受けが地元の田舎町で一躍有名人になり、学校での講演を依頼されたり町長や町議会だとか偉い大人が会いに来たりするのが面白かった。地元からメダリストが誕生したみたいな雰囲気。
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ごちゃ混ぜ
2024年1月13日
人外にSFチックで番までごちゃ混ぜが凄いです。設定についていくだけで必死なのに登場人物の名前が難しくて、読み方なんだったっけとページを遡りながら読みました。他の方も書いてますがもう読まないかな。高かったのに損しました。
前半は良かった
ネタバレ
2024年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受は兵士で、綺麗な顔のわりに女々しくなく、戦いに憧れるなど、きちんと男の子してたのが好みでした。喘ぎ声は女の子みたいにあんあんしてました。
登場人物が獣人なので全体を通して程よくケモ描写がありワンコ好きはニッコリできるかもしれません。狼の同族同士の戯れ、恐怖や安堵で狼になってしまう描写などは可愛かったです。ただ基本的に人型で話しが進むので濃厚なケモはありません。
前半は受と攻の出会いなど、見どころも多く楽しめましたが後半月に行ってからは専門用語(造語)の乱立、とってつけたような展開、胸糞もあり、ほとんど読み飛ばしてしまいました。
一番がっかりしたのが、月白の噛ませ犬感。月白と攻のあいだには因縁のようなものがあるような紹介をされていますが、因縁でもなんでもないただの逆恨みだし「友達だと思っていた」わりに希薄な関係でした。
月白の見た目が一番好きで、「どうしてこの人が主人公じゃないんだ⁈」とまで思っていたので残念です。
絵も綺麗だし、前半のケモ描写は好きだったので前半だけなら読み返すかもしれません。
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作家名: おにぎり1000米 / ASH
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ