ネタバレ・感想あり悪役令息の七日間のレビュー

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よい主従でした
2024年8月29日
イイ子、健気、護られる存在、であることが多い悪役転生ジャンルの中では少数の、ちゃんと悪役の性格を残しているパターン。すごく好みでした。こういうの好きなので、もっと増えて欲しい!他の方のレビューで2部構成ということを拝見し、ちょっと不安はあったのですが(1部の勢いに比べて2部が間延びしちゃうことが多いので)ちゃんと意味のある2部構成でした!面白かった〜!
かっこいい
2024年8月24日
悪役令息が、本当に悪役令息のパターンをはじめて読みました。本物の悪党って、ものすごくかっこいいんですね~♪
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面白かったけど甘さはない
ネタバレ
2024年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世の記憶が戻っても、悪役である人格はそのまま(当然といえば当然)という珍しい設定のお話。読み応えがあって面白かったです!悪役令嬢(令息)が転生者の場合たいていヒーロー・ヒロイン側が根性悪ですが、本作のヒロインポジのアンブローズはただの根性悪じゃなくてゾクゾクしました。誰よりも怖い(笑)ユリシーズが悪役令息として主人公(?)の前編と、別の悪役令息が登場する別ゲームに出張する後編と、これまた珍しいお話の構成でこちらも面白かった。ユリシーズとトリスタンの関係は愛情というよりも執着による結びつきなので、溺愛いちゃラブが好きな私には甘さが足りなかったです。
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面白かった〜
2024年7月14日
構成が凝っていて面白かったです。突き詰めればアラはあるんでしょうが、気にならないスピード感でした。同じアルファポリスさんから出されている「月歌」さんの悪役令息もの(現時点未完)と同じテイストで、同じ作者さんかと思ってしまいました。どちらも面白い〜。凝りに凝った構成が大好きなので、次回作をお待ちしております。
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上手くやったな。まさにGood Job!
2024年3月20日
過去の記憶が蘇ってから断罪イベントまでの7日間、よくここまで思いついて逃れてくれたもんだ。
この後の二人の活躍?が楽しみな作品ですね。
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清々しいまでの悪役令息
2024年2月24日
気持ちがいい程の悪役令息っぷりが魅力的でした。いろんな意味でいろんな人たちに対してちゃんと爪痕残してるし。そんな知的な主人公と全てをまるっと受け入れている下僕のワンコっぷりも良き!二本立ての構成もとても楽しめました。
悪役系の新しい形!
ネタバレ
2024年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく面白かったし、みんなに読んでもらいたい〜!なんでこんなにレビュー少ないんだろう。。

悪役令息が主人公ですが、よくあるざまぁではなく、しっかりペナルティを受けます。思考もある意味悪役令息のまま。でもスカッとできるほどの主人公が魅力!その過程で従者との関係もまだまだ見守っていきたいです。

悪役ものをたくさん読んだ人も楽しめると思います!ぜひ続編をお願いします!
オススメです!
2024年2月12日
絵も好みだし、小説の内容にバッチリでした!中にもイラスト欲しかったです!悪役は悪役らしくストーリーが進んで行くのも良かったし、キャラが本当に好みでした!
悪役令息らしさ損なわず堪能できるのは貴重
2024年2月8日
悪役令息に転生して断罪までに前世の善人チートを発揮して回避していく……。ありがちありがちー。
そんなの全く無いです。悪役令息は悪役令息のまんま、断罪も違う形であるものもしっかりあります。悪役令息らしい、悪人の気質を残しつつD-7から奮闘してます。
そこが痛快!!

断罪回避までのストーリーとその後隣国へ逃げて同製作会社の別ゲームストーリーに絡む2部構成。でもしっかり繋がっています。


そしてしっかり艶めいて悪の華と最強わんこ従者が無双してます。要所要所引いてしまう程『悪』です。転生だからユリシーズの気質自体が悪性が強く生まれ、育っている。考えてみれば当たり前のこと。前世を思い出したからといって全く人格の違う別人になるわけじゃ無い。そこは2つ目の話の方でも発揮されてます。

自分が1番大事で必要なものだけをチョイスする。ユリシーズにとっては自分に100%忠実に作り上げたトリスタンだけとの優雅な(⇐これ大事)日常と未来。それさえ叶えられれば他の何が不幸になっても構わないんです。
トリスタンもユリシーズだけがこの世のすべて。

ホントに素晴らしい。ぜひともたくさんの人に読んでもらいたい。初作家さんでしたが、他の作品もあれば読んでみたいです。
多分まだ続くのですよね?
ネタバレ
2024年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令息に転生したと気付いた『俺』が自分の断罪までの7日間で本当に死亡エンド回避したのには舌を巻くけど、それが前半まで。
後半は同じゲームシリーズのルートに首を突っ込んでいく形。
というのも、そのシリーズの悪役令息は前世の自分の親友かもしれないから。
と、字面だけだと友情に篤い人物みたいだけど、現在のユリシーズは今世が長いせいか、およそ元日本人の片鱗もないです。
正直、何を考えているかよくわからない…。私の読解力のせいかもしれないけど、どこを目指してるのかも、いきなり盛り出す心境もよく分からずちょっと置き去りにされてる感が否めませんでした。

ちなみに、まだ続くのでしょうか?
これで終わりだとしたら置き去り&肩透かし感がすごいのですが…
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ざまぁ無し。二部構成。BLエロあり。
2024年2月4日
「鼻を明かした」という意味では、ざまぁありだと思いますが、個人的にはざまぁ無しだな、と思ったので。主人公が悪役令息として動いて主人公にとって満足のいく結果を得るまでと、逃亡して訪れた先での一波乱の二部構成になってます。一部での番外編として元婚約者の浮気相手視点の話が少しあったのは良かったです。でないと「結局どうなんだ?」となっていたので……。

まだ完結とするには回収出来ていない伏線があるので、きっと続くでしょう。BLは好きでも嫌いでもありませんが表紙絵が綺麗だったので購入。ガッツリBLエロ有りの世界で女性キャラが全くと言って良いほど出てこないです。
面白かったんだけど
2024年9月19日
毒皿に雰囲気がすごく似てるー。ってのをずっと感じながら読み進めてました。
話はね、本当に面白いんだけどもっと膨らませて良かったんじゃないかなぁ。
1章ずつの話をもっと膨らませて、もっと色々読みたかった。うーん、もつたいない!
最後まで悪役
ネタバレ
2024年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 断罪七日前に前世の記憶を思い出した悪役令息受け。もう一通りの悪事はした後なので、避けられない断罪を少しでもマシにするために奔走するお話。前世の記憶を思い出したとて今の人格に記憶がプラスされただけで多少性格マイルドになりはするだろうけど急に善人になる訳じゃないのが面白かった。愛する婚約者を奪われた哀れな麗人にシフトチェンジして他の攻略対象の同情や後ろめたさをを誘ったり小狡い。本編は半分くらいで終わって、後半は隣国に逃亡してからの第二章。そこでも結局平民暮しは合わんなと隣国の宗教観を利用して地位をゲットする悪役令息でした。ゲーム主人公も受けも結局自分だけを頼ってくれたり独占できる相手が欲しかったところが共通していて立場は違えど承認欲求というか人間の業からは逃れられない感じが印象的だった。ゲーム主人公のお相手の王太子が結局最後まで平民の主人公を選び続けて愛を貫いたのも潔かったので好印象。
ネタバレですが書かずにいられない(注意)
ネタバレ
2024年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いお話で、文章も読みやすく、大勢のキャラクターも個性があって書き分けもバッチリ。だけに、終わり方が何とも後味悪い。スッキリしない。無実の大罪(些細なやらかしは置いといて)を晴らせないまま、当てつけを狙っての自死で相手の後悔を期待するやり方は微妙(実際は死ななかったとしても)。婚約者を奪った恋敵は主人公の死にダメージを受けていないし、王子も恋敵に癒されてすぐに立ち直りそう。王室はざまぁどころか確信的に主人公の死で一人勝ち。一方で主人公は名誉や地位、財産の大半を無くして隣国へ亡命。。。身分も公爵から他国の神官って大降格だし、代わりに自由等の何かを手に入れた訳でもない。続編でのし上がっていくにしても、今回のざまぁを、ぼんやりぼかすのではなく、キッチリ描き切って欲しかった。
悪い人が得をして、普通の人(「良い人」ではない 笑)が割りを食うエンディングにモヤモヤします。
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