ネタバレ・感想あり「式神の名は、鬼」シリーズ番外編集【電子限定版】のレビュー

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おまとめありがとうございます
ネタバレ
2024年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過去のフェア用のショートをまとめた作品集。本編も大好きなんで、とっても嬉しい。櫂のダメダメなところとか、那都巳が実は草太を慈しんでいるところとかが描かれていて、益々キャラクター達が大好きになりました。人間臭さで魅力アップ。夜光先生の作品のキャラ達って、本当に人間らしさがよく出てて楽しいです。イラストはカバーだけなのですが、それでもとても素敵なのです。さすがの笠井あゆみ先生!
本編二人と那都巳が白くなるのか?気になる
ネタバレ
2024年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今後購入予定の方へ…『式神の名は、鬼』でシリーズを検索してもらえれば分かると思いますが、気に留めておいてほしいことがあります。⚠《あの日の君〜2019》は本編1巻に、《最高の恋人は鬼でした/キャラ文庫本アンソロジー3瑠璃》は同名の作品集に、それぞれ収録されています。本編は誰もが読むでしょうから重複は避けられませんが、アンソロジーを未読の方は番外編集の内容と重複しますので気をつけて下さい。
この短編二作以外は初めてで楽しめました。相変わらず櫂の墓穴を掘るような言動・行動は楽しくてニヤニヤ笑わせてもらいました。私は、特に《ダブルデート》が好みで面白かったです。何気に那都巳のことは気になる(好きじゃないけど嫌いでもない。でもすこぶる興味がある)存在で、私も櫂と同様に草太を可愛く保護者のように思っていて、二人の関係を心配していたから安心できるストーリーにホッとしました。
那都巳って、どことなく(いや、全面的に?)100%信じるに足らない何かを感じるんですよね…櫂も「善人でも悪人でもない」みたいに言っていた気がします。限りなくグレー寄りの白みたいな不確かさを感じるんです。まぁそこが気になる所以というか、彼の魅力なのかもしれませんが。
草太の成長ぶりと那都巳がどごまで白くなるか…この先が楽しみです。
全143頁、最高!!
ネタバレ
2024年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ えっち盛りだくさんで最高すぎる!至福のひとときでした〜。2カップルともラブラブで幸せな気持ちになりました。本編&スピンオフファンの方は間違いなく楽しめると思います!
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羅刹に「愛している」と言われ号泣する櫂
ネタバレ
2024年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 氷室櫂は埼玉の山の中に住んでいたので、中学生の頃は片道一時間三十分の徒歩通学と三十分のバス通学をしていました。小学校の六年間と高校生の三年間も同様の時間を掛けて通学していた筈です。それなのに、高校を卒業してからの数年間ですっかり運動不足になってしまったようで、『ダブルデート』では、自分から吉野の山登りを持ち掛けたのに同行の三人に遅れること甚だしく、皆に呆れられています。
『あの日の君』では、もう此の世に存在しない土井伊織が中学生で登場してきます。彼はスマートフォンを持っていなくて、公衆電話から母親に電話をしています。彼の家庭事情が推察される場面です。櫂は特定の子どもと仲良くしてはいけない事情がありました。何故なら、其の子どもが物の怪に襲われてしまうからです。そして、実際に、此の時から数年後に土井伊織は物の怪に憑依されてしまうことになりました。櫂が伊織に好意を持ったこと、また、伊織も櫂に好意を持って近づきたいと願ったことによって其れは決定的になってしまいました。読んでいる時点で存在しない人のことを読むのは哀しいです。尤も、小説ですから総ての登場人物も物語も存在していないのですが、私達には実在する人達として感じられるのです。
『最高の恋人は鬼でした』では、櫂は羅刹と共に、以前よく通った新宿二丁目のゲイバーを訪れます。麗子ママ達に恋人の羅刹を紹介して自慢するためです。人間の恰好をした羅刹はいい漢なので、すっかり皆の人気者になって、人間社会に溶け込んで櫂を焦らします。
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番外編が一気に読める幸せ
ネタバレ
2024年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小冊子やSSをまとめた番外編集です。書き下ろしは無いものの、一冊にまとまって一気に読めるのは嬉しい。読みながら、最初の頃の2人はこんな風だったな…と、次第に関係が深まって行く様子を感慨深い気持ちで眺めました。エチもたっぷりあって良かったです!
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小冊子とかのSS集
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2024年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ バースデーフェアの小冊子とかキャラ文庫アンソロに収録されていた話の詰め合わせ。鬼である羅刹の方が櫂より社会に馴染むのが上手かったり、生活力があるのが面白い。陰陽師の能力以外はポンコツな受けが可愛い。そして人と鬼の子草太の話も好き。草太がもっと成長した頃の話も読みたい。
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番外編
2024年5月28日
まとめて読めて満足です。
2人がなんだかんだと楽しく暮らしている様子が微笑ましい。ダブルデート…笑 2組ともに楽しそうで何よりでした。
番外編
2024年7月1日
も9話を一気に読むとパターンが見えてきますね。読者が期待しているであろうお約束がある短編なのでしょうがないのでしょうけど。櫂のヘタレ振りがいいですね、お金に細かいのも含めて楽しいキャラです。あの4人での「ダブルデート」って何か凄いコンセプトだと私は思うのですが。その光景は実際に見てみたいような、怖いような…(笑)
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作家名: 夜光花
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫