断罪されるものの苦しさよ。断罪後から始まるお話はよくあるとはいえ、ちゃんと断罪に至らないとタイムリープを繰り返し、苦しさに真実を明かすとシをもってやり直しをさせる強制力。ほんとに恐ろしい。しかも前世妹の創作BL小説だなんて……。つい私ならいくら身内でも相当に恨んじゃいそう。痣やら何故断罪相手が性格悪いのか、奪った主役受けは何故執拗に狙うのか、全く謎は解明されずだけど、最後にはしっかりと2人が、いや3人が本当の家族になれたんだから、それだけでオールOKです。
エチは番外編に少しあるのみ。そちらの大量摂取ご希望の方はかなり物足りないかな。
カイトがかなり大人びてるけど、ふと思い出させてくれる会話が絶妙でそうだった、辛く悲しい幼少の心をもっと取り戻させてあげなくちゃと切なくなりました。弟ネイトも含め、つらい思いで頑張ってきたみんなにこの先はずっと幸せであってほしいな〜