ネタバレ・感想あり身代わり同士の不都合な恋愛のレビュー

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口説き文句がおしゃれ
ネタバレ
2026年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 従兄弟の代わりにお見合いに行き、そこで出会った二人、星川景と二条聖哉。会った瞬間お互いに惹かれてしまう。連絡先を交換し、スマホでの連絡、メッセージのやりとりと、二人の関係が深まっていく。食事をしながら重ねる言葉、カクテルを飲みながら口説く言葉はくすぐったいほど素敵です。スマホでの連絡『また、会いたいな』『俺も会いたい。すぐにでも』もう熱すぎる!スマホでのやりとりは、とても甘い甘い二人のつながりを確実に高めていく、読み進めるうちにとても大切なツールです。最初のお見合いには複雑な絡まる糸がありますが、その困難も、なんとか乗り越え二人は熱く結ばれます。景も聖哉もゲイであることを周囲にいる人たちから理解されにくいことに苦い思いを抱えて生きている。でも、この二人なら乗り越えていける‥‥。聖哉の年上でも、穏やかで思慮深い、魅力ある感じが3歳年下の景の魅力を引き出しています。景も明るく仕事に真摯に向かい合っている誠実さが、聖哉との会話に表れます。その会話の受け取り方が、読むたびに変化するところも読み応えがあります。
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上質な大人の男同士の恋愛の始まりが美味。
2025年2月17日
仕事もできて生まれも育ちも良い上等な男が二人。気障なくらいの余裕のある大人のやりとりが読んでいて気持ちが良い。お互いに通じ合うものを感じながら少しずつ探る様子で近づいていく。同類かどうかはっきり分かるまでは慎重に。駆け引きも大事。景と聖哉、受け、攻めともに体も中身も大人の男の色気と骨太さも感じられて雰囲気が良い。カワイイカワイイでなくモダモダギャーギャーもしない落ち着いた関係の話もいいよなぁ。お見合いのカラクリはなんとなくそうだろうな、と思っていたけど、ちょうどよい作品の仕掛けだった。
よかったです
2024年8月4日
お見合いにいったらダブル身代わりだった⁉という出会いから、最後までずーーっと甘いです♪大人の恋愛🖤こういう、同じ嗜好性かどうかを手探りで確かめながら…のあたりが良き。騙されてた的な話が途中に出てきますが、嫌な人は出てこないので安心して読めます。「多様性」と言いつつ、仕事では(他人では)受け入れられても身内となると…。作品の中で「否定しない」と「受け入れる」は違う、との言葉があって。それがこの作品のテーマかな。恋愛、親子愛、兄妹愛。いろんな形の愛を感じました。
表紙絵は現実ではなく、二人の願望ですね?
ネタバレ
2026年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ この物語の始まりで、主人公の二人が関わり合うことになった見合いには、最低でも十人の人が関わっています。
たとえ身内が主に関わった見合い話であっても、他人の女性とその両親が関係してくる時点で、断るにしても話を進めるにしても、成り行きを気にする人がこれだけの人数がいるということです。
実際に当人同士が婚活をする場合は、二人だけの問題で済みます。
星川景(けい)の父親は、果たしてここまでじっくりと考えていたのでしょうか?
この見合い話は上手くいくと勝手に思い込んでいたようです。
実のところ、性的な志向は、母親の胎内にいる妊娠初期のうちに決まるという研究結果を読みました。
母親が堪えられないほどのストレスを受けると、過剰なホルモンが生まれ、それが胎児にまで及ぶそうです。
胎児の性別が男であれば、見かけは男として生まれたとしても、内面は女になるそうです。
結婚生活というものは始めて見なければわからないことが多いのです。
ですから、男性よりも女性は結婚してから様々な問題を抱えることになります。
男性はどうしても仕事中心の生活を送るので、負担はほとんどが女性に掛かってきます。
結婚後順当に出世した男性は、漏れなく仕事中心の生活を送ってきたはずです。
そして、自分と同じ様な人生を送ることを、当たり前のように自分の子どもにも求めるのです。
当の子どもが幾ら否定しても、聞く耳を持っていません。
子どもの人生は子どものものであるということに考えが及ばないのでしょう。
ところが、星川景は、父の思惑で開かれた見合いの席で運命的な出逢いをします。
彼の父は、図らずも、恋のキューピッド役を務めてしまったのです。
彼としては、父に感謝したいぐらいですが、二条聖哉(せいや)の妹に対しては、さんざん不快な思いをさせてしまって申し訳ないと思っているに違いありません。
当の妹は、自分の替わりに兄が見合い相手と付き合うというまさかの成り行きに驚いているはずです。
更に、今回の見合い話の成り行きを知った人たちは、啞然としているか、薄々と感づいていて納得したかでしょう。
普通に暮らしていたのでは出逢えなかった二人です。
若しくは、何かで知り合ったとしても、これほどまでに進展することはなかったでしょう。
今回は、「終わり良ければ総て良し」としましょうか。
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面白かった
2024年12月20日
「お前はただのセフ◯だろ」が星5だった作家様。こちらは起承転結のしっかりある掌編。思いもよらないところから謎が出てきて面白かったです。
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治ると思われてるもの
2025年6月3日
表紙含めて150ページ。
身代わりで行く羽目になったお見合いを軸に展開するストーリー。親世代の当たり前と子供に対する思い、カミングアウトしても伝わらないことに対する葛藤。景の父親が役職者でそれなりにマイノリティやらの知識がある設定なのが余計に哀しい。
あっさり
2025年4月30日
ノーマルな白米。を食べた時の感じと似た読後感。美味しいけど、なんかもっと欲しいなぁとは思う。甘ったるい会話は良かった
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マイノリティの苦しさ
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くて一気に読みました!前半はお互いに好みな相手であっても、マイノリティゆえに相手を探りながら恋愛していく様子がじっくり書かれていて、もどかしいけど、先が気になってどんどん読み進めました。後半は想いが通じあったと思ったら、またまたマイノリティゆえの家族の問題がせつなかったです。
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: くるみ舎
雑誌: スピカ文庫