ネタバレ・感想あり死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める【特別版】(イラスト付き)のレビュー

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後半の怒涛の盛り上がり
2024年12月21日
前半は、特に残りの命の数を知ってから中弛みした時もありましたが、ちょうど半分を過ぎたあたりからどんどん面白みが増し、主人公2人と影の主役、それぞれの関係が綺麗に紐解かれてからはハピエン好きの自分が奮い立ち怒涛の面白さとなりました。ループものは忍耐力が試されますが、とても面白かったです。
面白かった!
ネタバレ
2024年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えがあってすごく面白かったです!あんまり読まないジャンルかと思ったのですが、すごく好きな作者様だったので購入してみました。で、読んでみたらお話が面白くて、めちゃくちゃシリアスなんですがそれを撹乱するオネェ言葉の沈清に、嫉妬が可愛い龍生に、頼もしい側近達と、いいキャラが揃っていて、描写がとっても丁寧なので無理なく読み進めていけましたし、blでは見慣れない言葉もあって新鮮で!すっかり引き込まれて、少しずつ謎が解けていく展開にハラハラしつつ最後まで楽しく拝読しました!受が知的で弁の立つイケメンなのに恋には無自覚でループを繰り返すうちに気持ちに気付いていくところもよかったです。おすすめですよ!
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一気読み必至
2024年12月14日
中華BLには馴染みがなかったのですが、読み始めるとやめられず一気読みしてしまいました。
素晴らしいです。今年のBL小説ナンバーワンでした。
す、スゴい!
ネタバレ
2024年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わったら、ほぅ〜とため息が出ました。それくらい素晴らしかったです。何度もループするたびに、事件の真相に少しずつ近付いていくのですが、想いを寄せている義弟への態度が打ち解けたものになっていくのがクスリと笑えるし、ジレジレムズキュンな面もあり、とっても良いストーリーでした。伯父様は敵なの?味方なの?とドキドキしましたが、なるほど!という納得の展開に。ラストのSSも良かったです。お値段は高いですが、それを超える内容の素晴らしさですので、ぜひオススメしたいです。
めめめちゃくちゃに良い
2024年11月21日
ラブコメの切江先生の新境地!!!こんなに真面目で!?凄いお話を書かれるとは!!!もちろんラブコメも好きだけど、本作も本当に素晴らしいです。益々ファンになりました。ループ物苦手で、正直、読むのためらってたけど、切江先生だから読んだらまぁ、予想を裏切る超大作。某中華ファンタジーより好き。これだけ書ける先生だからこそ、ラブコメも面白いんだなぁと思いました。今年一良かった。
ハピエンだけど
2024年11月21日
ハピエンまでのループでの人々のことを思うと切なくなったりします。青琴というキャラが面白かった😄BL要素は濃くはなくてミステリー要素が強いですが、良作です!
厚みがすごい
2024年10月12日
ループする度に謎が解けて行くのがすごい。展開が読めなくて常にワクワクドキドキしながら読み進められました。記憶無くして読み直したい。
哥(お兄さん)からしか得られない栄養
ネタバレ
2024年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華BLや中華歴史ドラマでよく耳・目にする「哥(お兄さん)」呼びが好きな人には是非読んで欲しいです!異母兄弟の弟×兄なのですが、弟からの呼称は「二哥(二番目の兄上)」と他人行儀だったのが「哥哥(兄上)」に変わり、距離が縮まると時々「鳳哥(鳳兄)」と呼んじゃったりもします。本場では年上のお兄さんだけでなく、恋人をそのように呼ぶこともあるそうです。「哥」表記を使わずにただ「兄上」とだけ表現する作品も多いなか、大変美味しゅうございました。
もちろん他の部分も大変素晴らしく、特に死に戻りループを繰り返すうちに見えてくる相手の気持ち、真相など魅せ方が非常に上手いなと感じました。
ループって、同じ部分を何度も繰り返すことから途中で飽きてしまったり先が読めてしまうことも多いのですが、本作は驚きの連続でBL部分を抜きにしても大変面白い読み物でした。
お値段としては高い方ですが、得られた満足度を思えば実質タダみたいなものでした(感じ方に個人差があります)試し読みで良い!と思ったら是非オススメしたいです。
話が面白すぎる!!読め みんな 買え
ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華風宮廷ファンタジーBLで、弟×兄ものです。
いや、面白すぎる。話が。
昨今よくある死に戻りのループものなわけですが、大体そういうのは殺される数年前とかに戻るものが多いです。そして長い年月をかけて情報を集め、復讐したり。しかしこの作品は殺される事件の前日にしか戻れません。しかも、よくある転生チート(ゲームの世界に転生したから原作を知ってるとか)もありません。つまりは最初何も分からないまま、殺される前後の1日、2日を繰り返すわけです。
おかげで相当な回数殺されては戻ってくるのですが、その度に少しずつ事件の確信に迫っていくのが面白い!誰が犯人なのか、殺された理由や殺害方法、敵か味方か分からないような存在をどうするべきか、など。
とにかく話の筋がしっかりしていて、よく練られています。最後、ようやく証拠を掴んで回避、糾弾するシーンは非常に痛快でした。
また文章も重すぎず、ラノベ寄り過ぎずで読みやすいです。

そしてそんな中で、主人公の人間的な成長や劣等感を克服していく姿も描かれます。悩みつつも男らしさもあってとてもいい受けです。また常に兄を信頼し絶大な愛を注ぐ弟と共に、事件を解決するために奔走しつつも、愛を深めるお話です。
BL作品としても、小説としても大変面白く読ませて頂きました。昨今読んだBL小説の中でも、トップクラスに好きでした!
かなりの回数主人公が死ぬのでそこは注意なのですが、途中受け攻め二人が一緒に死ぬシーンも美しい。(きちんと戻ってきてハッピーエンドですのでそこはご安心ください)

少し気になったのは、伯父が少々出張り過ぎているというか、番外編や閑話でも伯父の話ありましたよね。閑話の方はいいのですが、最後の特典番外編については主人公2人の話が読みたかったです。伯父はキャラクター的に濃くて面白いですが、本編でも散々出てくるので別にそこまでフォーカスされなくていい。
また、伯父の行動に関しては一部疑問が残る点もあります。物語の盛り上げのためにそういう展開にしただけにしか見えず、ん?と思う短絡さを感じたのも一部あります。
そしてイラストも綺麗ではあるものの、あまり好みではありませんでした。線が細くて。

ただ相対的に本当に話もキャラクターも好きでしたし、読み物として素晴らしいと思います。1650円の価値は十分にあるので、ぜひ買って欲しい!!!
ふり幅でかいw
2024年9月14日
これまで作者さんの話はコメディばかりだったのにふり幅大きすぎて風邪ひくかと思った…すごくおもしろかったです。
話自体がしっかりしてるのでBLにここまで求めてないって人もいるかもしれないけど、自分としては話自体がBL抜きでも面白いのにえっちシーンがちゃんと萌えるのがよかったな。
たまに話が面白すぎて「この二人えっちしなくていいよ!むしろするな」くらいにエロと馴染まないやつあるけど、これはエロありでもよかったです。
あとがきの従者の名前で笑っちゃったのでそういうとこはいつものコメディ書いてる作者さんだなと思ったw
追記
受けの行動原理しっかり書いてあるけど読み飛ばす人は「なんでこうしないの?」って感じることあるかもと思いました。
すごく良かった
ネタバレ
2024年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ボリュームあり、ハラハラドキドキあり、最後は伏線が全部回収され、愛が深くて、ほんと良かったです。
こちらの作者さんは、コメディ系で好きでしたが、こんな作品も!と、いい意味での驚きでした。
いい作品が読めて嬉しいです。
腹違いの兄弟なので、苦手な方は注意です。
名前の読みにくさは好きにして良いって
2025年2月19日
作者さんが後書きで書いてましたが、フリガナが小さくて読まなかったんで好きに読んでました。中華風アルアルかもしれない。細かいところに気がいっちゃうと躓きそうだけど、大まかな話の流れは面白いので最後まで読めると思います。気持ちの変遷を味わうお話なので気が短いと嫌になるかも。
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中華風時代物ファンタジー
2025年1月2日
とても丁寧に書いてあります。なので、話が進まず・・、漢字の名前も覚えられず・・。読むのに気合がいりますが、全体としては面白かったです。
異世界本格ミステリ
ネタバレ
2024年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「7回死んだ男」に繋がる系譜の異世界本格ミステリ(当時はSF本格ミステリと呼ばれていたやつ)でした。あとがきで作者様が「最初はループものではなかった」と書かれておられましたが、ループ回数が多いがために、ループで起こる事件で無理している奴があります。いくつか新しいトリックがあり感心しました。謎解きもきちんと提示してあります。返す返すも惜しい点があります。ループ回数を減らし、いくつか削除すればミステリとして結構いけると思います。
ドキドキハラハラ
ネタバレ
2024年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。宮中ミステリ。五人の皇子達皆にそれぞれに何かしらの瑕があり、なかなか王太子が決まらない。そんな中、宴会中に皇子全員を狙った鏖殺事件が起きる。何故全員?誰が何を目的に?ヒントが少ない中から受けがループを繰り返して真相に迫っていく。ループは事件の前日からなので、事件当日迄の短い間で行動しなくてはいけなかったり、ループの回数にリミットがあったり設定も楽しかった。あと受けがループできる理由が素敵で可愛くて良かった。攻めと毒薬を口移しで飲みあってループし直すシーンがロマンティックさがあって良かった。そしてある時は受けの味方であり、ある時は受けを殺しもする重要キャラクター沈清がもとても魅力的だった。沈清が母親に感じている愛ともどかしさの描写がリアルで好きだった。特別編の沈清のエピソードも良かった。
総じれば面白かったけど無理もある
ネタバレ
2025年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ループで謎解きをしていく過程は基本的には面白かったし、ガチ兄弟BLも気にならない性質なので楽しめました。文章の変な癖もないし話を延ばすためだけのすれ違いもまぁ少ないし、その辺のストレスはなく読めましたがキーマンである沈清が無理ありすぎです。一国の皇子に臣下が嫌がらせで何度も媚薬を盛るってあり得ないし、主従関係がおかしいことに目を瞑ったとして、その嫌がらせの意味が分からないです。ちょっと体調不良になる毒とかならまだ分かるけど媚薬?性犯罪者特有の気持ち悪さしか感じないのに、お仕置きだとか言って受け入れてる受けも意味不明。しかも状況次第では平気で皇子達を殺してきた人物ですよ?細かな状況は変えられても、大まかな出来事は変えられず、キャラたちの人物像はどの世界でも変わらないという設定なのに皇子たちを殺す人物を信頼できる臣下扱いって意味が分からないです。攻めを嫌ってたのに最後の世界ではあっさり認めるのも意味が分からないし、冷静で賢いキャラなら攻めの人物像なんて最初から分かってるはずでしょって、色々と突っ込みどころ満載。重要人物なので目を瞑ることは難しいです。なので星3としましたが本筋のBLとしては溺愛攻めなので好みでした。
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😩
ネタバレ
2024年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ループものあるあるかもしれませんが、死に対して抵抗なさすぎて共感できませんでした…
くっつく過程はあっさりです
BLというよりループ多数の推理小説。
2025年5月11日
設定の中華は良い。
しかし、BL小説というより推理小説。
しかも、内容が薄いのに長くて、途中で飽きるし、疲れる。

理由は、
①ループの回数が多すぎる。これに尽きる。
このため、話は何度も繰り返され、進展する部分はループ毎に少なく、疲れる。
無駄に長い。

②ラブストーリー感はほぼない。
犯人探しが主題となっているのはいいが、二人の関係性についての記述は少ない。
上記①のとおり、ループとサスペンスに疲れているので、BL部分は楽しめない。

設定もサスペンス含みのストーリーも面白いはずなのに、冗長で薄かった。
全体として、もう少しブラッシュアップのうえ融合させて、分野を明確にするべきだったと思う。
しつこいw
ネタバレ
2025年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華系の話しは大好物なんですがちょっとループしつこくね?ってなっちゃってw
結局みんな最後は助かるけどさ最初の方は死ぬのはしかたないから兄上、弟たち許してくれごめんよ、、、って好きな相手以外は見捨てるの早すぎて、おい!なんか考えよ?ってw
パニックになってんのはわかってるんだけど自分的には正直おもしろくなかったのでこの評価にしました、絵はめっちゃ上手で絵がよかった分作品もよかったら尚よかったのにな、、
50%届かず
ネタバレ
2024年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中で挫折した人間の途中までの知識での戯言です。

とりあえず兄弟以外の名前がすぐ読めなくなるのでずっとフリガナふっててほしい。

中盤まで、主人公が事あるごとに怖い伯父の話ばかりしてくるのですが
本人の素養もあり両親との仲も良好なのに、いつも警戒しながらも伯父に従ってる事が気になりすぎて無理です。
主人公、気づくとすぐ伯父の話してくるから、私もつい強火になってしまい、何故臣下に脅される必要が?皇太子になるつもり無いんだし後ろ盾もいらんやろ。こんな奴はさっさと親にチクッて切りな!!!とずっとキレちらかしながら読んてましまいます。
主人公、髪を褒めてもらえるだけで伯父を嫌い切れないの精神が強すぎる。

逆に最強の助言者ムーブかましてる母から伯父を頼ってみたら的な事を言われても何もしなかったり、あからさまにフラグ立ててくる弟の母は放置したり、兄弟全員助けたいって言ってた気がするのに弟以外2連続で普通に見殺しにしたり

その思考でそんな行動は不自然では?……みたいな事が気になり1週間かかっても半分も読めず。
犯人は気になりつつも、ひとまず諦めました。

伯父の事考えすぎて逆に気になってきた…
再挑戦してとてもよかった!!!となったら手のひら返した感想書きに来ようと思います。
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作家名: 切江真琴 / 石田惠美
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 笠倉出版社
雑誌: CROSSNOVELS