本当は手嶋先生が好きだった夏目先生。けれど手嶋先生がずっと唯一人を愛していた為に片想いし、それは実ることなく…。センターに来た研修医の倉田先生も、親からの愛情が薄く自己評価が低いために周囲への期待はしないことに。けれど夏目先生のことは自制しつつも気になって…。倉田先生のように優れた人間であっても、子供の時の環境が人格形成に陰を落とす人は多そうだなと思いました。けれど救命医療では、そんな控えめかつ謙虚さこそが光って必要とされるのかも。欲しかった夏目先生の愛情と共に、そのままの倉田先生を受け入れてくれる場所も見つかったみたいで良かったです。ただ夏目先生が、手嶋先生に長く入れ込んだ割には違うタイプにあっさり切り替わった気もしたかな。でも今回も医療現場のリアルさと恋する者の切なさのバランスが良くて面白かったです😊