首藤三兄弟のうち、漫画の『αの花嫁』長男・圭騎以外の、小説『共鳴発情』から三男・煌騎と『共鳴熱情』から次男・零騎たちCPの短編集でした。
煌騎は、相変わらず（？私の勝手なイメージでは）血統書付きの大型犬みたいで、天音の尻に敷かれてる様子に癒されました。さすが末っ子、甘え方が上手いなと思いましたし、天音が煌騎を振り回しているようで、実はリードを引っ張って飼い主（天音）を導く賢さを持っている気がして楽しかったです。
ところで…BLあるあるなのか「オムライス」が出てきましたが、よく出てくるけど簡単な料理ではないですよね（私だけ？）手間もかかると思うし…と、本編とは何ら関係のない所で引っかかりましたけど二人の自然で明るい空気に、こちらまで気分が上がるようでした。
零騎と一紗は、本編同様に安定していました。二人とも落ち着いたキャラなので、浮いた感じもハラハラすることもなく、ある意味三兄弟の中で一番真っ当な道を着実に歩んでいる気がしました。
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