ネタバレ・感想あり死ぬ覚悟で人食い魔王の森に入りますのレビュー

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御伽話のようなファンタジー
ネタバレ
2026年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ面白かったです。心が洗われるようなファンタジー…私はすっごく好きでした。

“優しく聡明ながら、謙虚で奥ゆかしい薬師の青年”と、
“人喰いと恐れられているが実は繊細でシャイな魔王”
が、ゆっくりと心を通わせていくお話。

心優しい2人が見せる慈悲や思いやりと対比するように、人間(大勢の民)の弱さや残酷さ、集団心理の恐ろしさが描かれていました。
それこそ御伽話のように、教訓や願いが込められた作品なのかな…と感じました。
でもさまざまな困難や試練はあれど、しっかりと納得のハッピーエンドに辿り着くので、メリバが苦手な方やハピエン厨の方もご安心ください。読後感は最高に良いですよ!

攻め受け共にウブなので、BLとしてはなかなか進展しないし焦らされます。でもそのモダモダすらも可愛いなぁ…愛おしいなぁと思うし、応援せずにはいられない。2人の心根の優しさに胸が熱くなるし、お互いを愛し身を賭してもお互いを守ろうとする姿に心揺さぶられるからかな。
想いが通じ合った後の嬉し恥ずかしベッドシーンは、初々しくて非常ーーーーーーーーっによろしかったですね♡可愛かったー。ここから2人で成長していってください♡(←ミタイ)

中原一也先生の小説は読みやすいし面白いしほんとオススメ!笠井あゆみ先生の美しい絵もこの世界観を見事に表現されていて素晴らしかったです。
ファンタジーや御伽話が好きな同志に特にお勧めしたい、素敵な作品でした。
命がけのメルヘン
ネタバレ
2026年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったんですが、個人的な好みにより☆4。
書き慣れている作家さんの確かな文章力によるファンタジーメルヘンBL。
王妃の病を治すために王室お抱えの薬師(受)が、魔王が住むという森に薬草を取りに入る。そこにいたのは魔力が非常に高いというだけで魔王と呼ばれる魔族の男(攻)だった。かつて人間に育てられていた攻は人間を害そうとは思っておらず、話し相手欲しさにカケス(鳥)に魔法をかけて喋れるようにしていたり、怪我をしている受を治療するためにコッソリ魔法を使って人間の町で買い物をしたりもする。やがて2人は愛し合うが、そこに本当に人間を害するタイプの魔族がやってきて…という顛末。
森に入るくだり自体は命がけ感薄いんですが、2人が幸せになるために死ぬ覚悟をしたり、お互いを思いやるやりとりが良かったです。

喧しい系のマスコット(?)が苦手なので評価下がりましたが、カケスも魔王想いのいいキャラをしてるとは思います。
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作家名: 中原一也 / 笠井あゆみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫