ネタバレ・感想あり男色大鑑のレビュー

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ARUKU先生からこの作品を知りました。
ネタバレ
2025年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5/12編集済。
前に読んでいてレビューは今になりました。
歌舞伎若衆編だけを読みました。他の武士編と無惨編は未読です。
この作品はARUKU先生で検索しても出て来ないので要注意です。自分は偶々SNSでこの作品を知りました。

ARUKU先生の作画目当てでしたが、井原西鶴の男色大鑑は知っていても、どんな内容お話なのかは知らなかったので興味がありました。
歌舞伎若衆編の名の通り、多くは歌舞伎役者の若衆の恋に絡んだお話です。

何となくは知っていた現代の歌舞伎役者とは違う、役者の仕事だけではない歌舞伎若衆に付きものであった仕事のことが良く分かりました。このことに依る悲恋のお話もありますが、様々な味わいのお話を楽しめる作品です。

歌舞伎役者の道にに入った時から、体が大きくならないように体を丸めて寝たり、お肌の手入れ、日中厠に行かない!?など描かれていて努力の上に美があったのだなと関心しました。

どの作品も良いのですが、一番のお気に入りはやはりARUKU先生作画の「涙の種は紙見世」です。
この歌舞伎若衆編の最後を飾るのに相応しいとても素敵なお話をARUKU先生の作画で堪能出来ました。
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読んでみて!損なしです。
2022年8月16日
井原西鶴の男色大鏡をコミックに。凄い試みです。読んでみると、衆道というものがいろんな角度で描かれています。嫉妬深い者、律儀な者、打算のある者。様々な若衆が登場します。歌舞伎っぽさもかなりあり、面白かったです。
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今の時代に読んでも面白いってスゴイ
2021年12月30日
ずっと気になっていた作品。
西鶴がどんな世界を書いていたのか。
フィクションだとしても、そこには当時を生きていた人間にしか表せない世界があるだろうと思うと好奇心が湧いて、今年の読み納めにしようと全編購入して読みました。
原作は未読なので、余計に未知な世界にワクワクしました。
表紙のZAKK先生始め、描かれている作者さんも豪華ですし。

武士編の1話目から想定外の展開でやや驚きましたが、
そうか描かれたのが江戸時代なんだと改めて気持ちを切り替えました。
死であったり、置かれる立場が惹かれ合う2人を割いたり、ハッピーエンドとは言えない作品も多々ありますが、読後が悪い作品は見受けられませんでした。
寧ろ若衆達の覚悟と言っても良い位の真っ直ぐさ、汚れなき想いに心が洗われる様で清々しくもありました。
振り返ると、どのお話も純愛だったと思います。

それぞれの巻末に大学教授の解説があり、興味深く読ませて頂きました。
原作は全て井原西鶴であっても、描かれる先生によってやはり作風がそれぞれ出ているので、そういう意味でも面白かったです。

漫画という形ですが、古典作品に触れる機会を得られて、その面白さを知ることが出来て良かったと思います。
かの大先生
2019年6月17日
テレビで放送ましてまたね。現代訳にするとこんな感じなんだと納得。アダルト思考のかたは読んでみる価値有りです。
深いな
2018年9月17日
以前から興味がありクーポンで購入。井原西鶴の作品ですが現代でも色褪せない純愛の話。同性だからとかそう言うものを超越した世界感。さすが井原西鶴。同性だろうがなんだろうが人をすきになるって尊いと思いました。
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星、迷いましたが5にしました
2017年6月4日
正直、星4かなぁと思いましたが、この有名な本を漫画にして読ませていただいたので感謝を込めて星5に。文章だけでも色々と想像できて良いんですが、やはり絵で読める漫画のほうが分かりやすいので。未読の方にも漫画版なら読みやすいんじゃないでしょうか。切なさやもろもろと読み応えがあります
基本的に成人武士or僧×元服前の少年
2019年5月22日
3冊全部読みました。基本的なカップリングは成人武士or僧×元服前の少年が多いです。時代劇萌えというより、井原西鶴の思い描く男色を楽しむ作品って感じ。時代柄、人間はちょっとした風邪や恋煩いでころっと死んじゃいます。また受けがことごとく元服前の少年なので、西鶴は少年趣味だったのか?とか思ったり…w(解説を読むと、実際贔屓の役者はいたようです)ただ一話一話が短いので、全体的にあまり印象に残らなかったかなあ。無残編「傘持たぬるる身」が絵が色っぽくて内容も刺激的で一番印象に残りました。各巻末に載ってる大学教授の方の解説が、興味深くとても面白かったです。セールで買ったのでおまけの☆4としました。
お勉強。
ネタバレ
2018年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 江戸時代のBLのお勉強だと思って購入。なるほどと思うことがたくさん描いてありました。価値観の違いは大きいけど、書き手さんたちがうまいのか、すんなり読むことができました。単純におもしろかったです。
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無惨
2018年7月31日
テレビの放送で興味を持って買いました。小輪はきっと攻だったのだ…!
執着の仕方がすごい
2018年7月16日
恋をするとここまで執着するのかってくらいどの話も命がけで凄まじいなと思いました。元服前の少年の話が多かったのですが、彼らの市場価値がどれほど高かったのかといことも分かり勉強になりました。
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衆道最高
2017年11月16日
あんな時代からやはり純愛BLは存在したんだね。
悲恋もあるので、最高という言い方は相応しいとは思えないけど、話が良いものが多いということで、、
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なかなかよい
2017年10月13日
以前より気になっていたものが割引でしたので、購入に踏み切りました。
江戸時代の男色とあり、今の時代のBLとは違い、心意気が命懸け。巻末の解説を読んでまた漫画を読み返すとなるほど、と思ったり。ちょっと勉強した気分にもなれます。
雑学として
2017年6月7日
bl漫画として読むというより、雑学得るための漫画って感じだと思います。巻末にある解説ページが1番面白かったかも。
儚い人生
2016年12月16日
人生50年って言われてた頃の話なだけに、恋愛もストレート。GとBの境は彼らのみぞ知るって感じなのかな? 衆道を知る知識の1つとしても興味深いです。画も綺麗で読みやすいです。九州男児さんの描いたお話は、やっぱり九州男児さんらしくて笑っちゃいましたけど。真面目な話なんですよ。結構感動的な話なのに。でも、それが良かったです。次巻も読みます!
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命がけの恋
2016年6月10日
自分に置き換えて想像するのも難しいですが、美しい儚さに惹かれます。まだ契りを交わして2人命を落とすとかなら分からないでもないけど、言葉を交わしただけでなんてありえない。けどそこまで好きになれるのも羨ましい。そういう時代の人からすると今は天国?それともつまらないと思われるのかな?命がけの恋は私には無理そうです。
難しい?単純?
ネタバレ
2017年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 武士編を読みました。
うーん、本家を読んでいる訳ではないのでアレですが…西鶴さんはどこかで男色は罪深い事である、と思っていたのかな??
だって男に恋したらあっさり風邪拗らせて亡くなったり、軽いお仕置きで同じく亡くなったりするんです…男同士が愛し合うとこんな因果応報が待ってるんだよ、って教訓に思えた話もありました。それ以外もあまりストーリー以上の深みとか読み取れず難しいのか単純なのかイマイチ掴めませんでした。

歌舞伎若衆編はARUKUさんが気になりますけど、購入するかは悩みますね。

表紙ZAKKさんだったんですね、ZAKKさんでも読みたかったです。
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絵は上手いけど読みづらいです
2021年9月20日
女性の漫画家さんが描いてるんだと思いますが、読みづらいし、話に締まりがなくて分かりづらかったです。
こういう作品はもっと上手くコミカライズ出来る方にしてもらった方が良いかなと思います。
あとエロはあっさりなので、エロ目的での購入もオススメできません。
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西鶴作品
2021年1月1日
よくまあ古典をうまく漫画にできたなと感心しますが、やはりストーリーが当時の感覚でできているので、かなりもの足りません。2巻目は購入しませんでした。
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作家名: 井原西鶴
ジャンル: BLマンガ
出版社: KADOKAWA
雑誌: B's-LOVEY COMICS