「いじわるきょうちゃん」に似てる関係性。モテ男が、幼いニブい受けを溺愛しながらも態度に出すもんかと頑張っている、小学生みたいな愛し方。そして、物語に余白があるというか、隅々までごちゃごちゃ描き込まないところがスマートでした。色々詮索したくなるタイプの私としては少しだけ物足りなかったけど、いろんな作風があるのはわかります。でも、手越はいじわるきょうちゃんよりは全然わかりやすかった気がします。後輩だからかな?澄ました顔してるのに赤面するところとか可愛すぎました。諏訪も尽くしてくれるし、失敗にとらわれない強い心もあるし、かわいいし、普通にモテそうな感じだったけど、みんな顔しか見てないの?笑 短編は昔の話ですね。律ちゃん。報われない恋を続けるのも強い心がいりますよね。詮索屋には短編は向いてないんですが、これはたのしめました。全部良かったです。結構前の作品だけど古さもあまり感じなかった。また読み返したいです。