性欲に流されるのも学生さんなら、流されないのもまた学生さんなのです…! 主人公は自称クズのぼっち陰キャで事あるごとに自分はクズだから〜て流しちゃうけど、溺愛執着イケメンかしこの幼なじみと再会後猛アタックを受け無事(?)陥落します。ここまでが1巻。
続編の2巻で自称クズクズの内実が明かされるのですが、これが今までの流れを収束させておお、てなりました。クズクズ言うのはクズになりたくないからだし、だからこそ完璧超人の彼氏(自分のこと好きすぎておかしいところは棚に置いてる)を愛してるのかな〜てちょっとなに言ってんのお前みたいになってきた…。
全部せりふでいわせちゃうのか? てところもあって雑誌では読みにくいなと思っていましたが単行本にまとまるとおお、と気づくところも多く、なによりこのかわいいカップルの同棲生活や社会人生活を読みたいな〜と愛着深くなりました。
からり先生大好きで新作を楽しみに待っていますが、このシリーズ最高傑作じゃないかと思います。