独特な雰囲気の漫画です。鈴ちゃんの実の父親が出所した時、何が起こるのか全く想像がつきません。ていうか、生きて出所するのか、さえ思ってしまいます。たーたんと鈴ちゃんの今の日々が続けばいいのに、と思ってしまいます。
〈追記〉
3巻ラストの片岡さんの鈴ちゃんに対する言動は許せなかったです。片岡さんがたーたんに恋することは自由ですが、(たーたんを実の父親と思ってる)鈴ちゃんに、「お父さんにも家族以外のフォルダがあるの」と言うのは大人としてルール違反と思います。子供がいる人を好きになったとして、まずは好きになった人の子供の幸せを願えないようであればダメと思います。思春期の子にあのセリフはダメです。
一方で自分の母親が他の男性に惹かれていくのを目の当たりにする吉川さん。シングルマザーの経済的・精神的・肉体的大変さは計り知れないものなので、もう、なんとも言えない気持ちになりました。