高校時代、連載中に読んだのが初見で4巻ぐらいまでだったかな?家族を殺された少女の復讐物語で、こうやって次々現る強敵を倒していくだけと思い、いつしか離れてしまったのですが、久しぶりに思い出して最後まで読破しました。
目を背けたくなるようなシーンはそこら辺にあるのですが、他勢力が出てきて敵味方と単純に分けれるものでもなくストーリーもキャラクター描写もとても丁寧で面白かったです。
凛の成長物語ともいえますが、個人的には逸刀流(天津)の物語だったなと。大義や野心がそちらにあるというか、逸刀流が動くから物語も動くので。万次は完成されすぎ。ぶれない信念のもと戦い続けるダークヒーロー。
30巻の壮大な物語を見せてもらいました。感嘆。