まるっと表題作。不幸な生い立ちで 仕事も上手くいかず 自分の必要性がわからず孤独に蝕まれているところを吸血鬼に助けられ 親しくしてるうちに吸血鬼の孤独に触れ 恋心を抱き。吸血鬼も 深い悲しみの中絶望と共に孤独に生きていこうと決めていたのに。また人間と深く関わる事で 前を向いていこうと決め。なお話し。3巻のボリュームで丁寧に描かれてはいるものの 捻りがないというか あんなに拒絶していたのに あっさりな結末が残念で。もう少し 葛藤というか 何かあればよかったかなと。続きが気になって 早く読み終わったというより どうなるかと期待し続けていたら 終わってしまった感じ。悪くはなかったけど 読み返したいとは思えず。