ネタバレ・感想ありハロー・グレイ・ナイトシェード【シーモア限定特典付き】のレビュー

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読モの彼らの裏の顔、みんな色々あるのね。
2024年4月4日
17年発売の読モシリーズ(っていいのかな?)のさきがけで、オムニバス形式。
作者さん初期作品だからか、読者に向けてわかりやすいラストではなく、作者さんの中で長年大事にして生きていたキャラが作品の時間軸に少し顔を出す、というような同人誌のような作りに感じました。
NEONやランウェイ〜で描かれる読モメンバーが、この作品の舞台である少し先の時間軸でフルネームで勢揃いしていて、未来の職業もわかります。あの時読モしてた彼らも裏ではいろいろあったのね(orあるのね、、)って、もう一度NEONとランウェイ読み返してなんかしみじみしてしまった。本編は星4だけど描き下ろしで星5つけたい。ラスト4ページの人物表があれこれ誰だっけ、って見返すのにとても便利ですよ〜
読み応えあり!
2021年10月12日
短編だけど大満足でした。ちょっとミステリアスでワクワクするし、愛もあって楽しくて可愛くてかっこいい!すごく想像力を搔き立てられます。この作者さんの作品には自分が苦手だと思っていたキャラクターや背景設定をことごとく覆されています。他作品のキャラクターが出てくるのがすごくいいです。
よかった
2021年2月28日
どの話も良かったですがメインの義兄弟のストーリーが一番面白かった。前編と後編でそれぞれの視点から話が進みますが弟の話で健気さに泣けた… ただ軽いキスまでなのでもう少し2人のBLが見たかった。他の作品もチェックしたい作者さんです
毒親の犠牲になる子ども達
ネタバレ
2021年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらは『NEON』読モ達の前日譚〜後日譚になっている贅沢な一冊。表題作の継承愛憎劇 前後編の間に、微リンク短編2話あり→描き下ろしで30代集合する面白い構成。

1:表題作は、格式高い老舗料亭「月路亭」の悪魔の様な女将(母)に翻弄され引き裂かれた跡継ぎ兄弟の話。ドロドロ臭ありありだけど、毒親早め退散の為意外とアッサリで、8歳差兄弟、虎汰・嘉一がいい子だけに、毒親が残した心の傷は見ていて辛い。タイトルは毒やアクの意味なのだろうけど、意味深で良き。

2:DKモノ面白い◎幼い頃から三人仲良しの光貴と双子(准介・涼介)の間に准介を好きなJK鳴海が入り、揺れ動く心情がいい〜◎ファンファーレ良き。→鳴海ちゃんに片恋中の涼介がのちの読モ。

3:〈はらぺこのメメント・モリ〉毒親の犠牲になった瀬谷君(表題作、冒頭の虎汰の仔猫)のラストの表情にゾクッとするうへ〜な話だけど短編としては面白い◎読モ時代セ フレ?(虎汰×瀬谷)の毒親から家を奪われた二人がそれぞれ温かな居場所と愛を見つけて良かった!!

・描き下ろしは、虎汰と涼介と瀬谷の読モ時代のモデル仲間ととても賑やか(30代の職業が分かるのも◎)その読モ時代の話スピン→『NEON』は波野×多田の馴れ初め編♪
NEON好きにはたまらない!!
ネタバレ
2020年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ そもそも「ランウェイの行方〜」を知ったのがきっかけで久松エイト先生にハマり、NEON、11人目の〜、と読んでおりますが、久松エイト先生の凄いところはキャラが全部繋がっていっているところ!!
これって他の作家先生にはなかなかないことだと思います。
虎くんかまさかこんなことに!!
和くん、可愛いだけじゃなかった!!
涼くん、まさかこう来たか!!
波野くんと多田くん、相変わらずラブラブで嬉しい!!
などと色々この作品で繋がって嬉しいです。

作品時系列で言えば、波野くんと多田くんのお話が1番新しいのかもしれませんが、
全部綺麗に繋がっていくのが、なんだか嬉しいです。

虎くんと弟くんのラブラブなところ、もっと見たかったな…
スピンオフ
ネタバレ
2020年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ NEON のスピンオフです。こちらから読んだのですが、とても良かったです。絵もストーリーも構成もとてもステキで、表題作の前編と後編が離れて収録されており、間に他の2作が挟まれる形になってとても新鮮でこの作品の魅力が最大限に生かされていると感じました。
すき
2020年1月27日
おしゃれでかわいい。藤のおはなしが怖くてきれいで不気味ですき。
NEONのスピンオフ
2019年8月14日
NEONのスピンオフですがこちらもとてもよかったです。歪んだ関係の兄弟の話です。
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血縁ものが好きなら読め、話はそれからだ
2019年4月9日
半分とはいえ、血の繋がった兄弟という設定だけで即買い。年齢差も血縁絡みの愛憎や因縁もめちゃめちゃ最高だったんですけど、んまーーー短い!!!!!もっとほしい(貪欲)!もっと!ほしい!です!お金持ちや旧家によくあるしがらみ云々で両親は政略的婚姻だったのでしょう。母親は正真正銘夫の子である長男を遠ざけ、次男を溺愛。父親は妻の不倫相手の子である次男を遠ざける典型的家庭不和。母親の愛情は利己的な理由であることを次男は察しており、肉親と呼べるのも愛せるのも兄だけ。そんな中、家を次男に継がせることになり長男は家出、次男は厨房にすら入れてもらえず、それぞれ家庭内で孤立していく。長男は母親に疎外された因縁を弟に転嫁しているものの、表面上は弟と良好な関係を保つ。次男進学の報告をきっかけに、本心を吐露してしまう長男。次男はそれを知った上で兄を慕っており……と、母親という毒親ありきの関係性ですが、きっかけなんて何だって良いんですよ。こちとら血縁兄弟のホモが見てぇんでい(突然の江戸弁)。ただね、オムニバスだから人間関係の繋がりを持たせたかったんだと思うけど、兄の元彼を匂わせる必要あったのか?という疑問。兄の元彼が、収録されてる別な短編で母親と同じ男に引っかかる(言い方)話だったんですけど。それと長男を繋げる必要あるかー?!という気持ち。作家さんの読者をあっと言わせようというエンターテイナー的努力だとは思うけど、あんまりやり過ぎると泥沼の昼ドラみたいで胸焼けするから。時には、全体図を見た時の引きの画面を意識して、引き算も必要かと存じます。血縁ものにテンション上がり過ぎたので、他の短編も悪くはなかったんですけど、好きなものと落差ありすぎてスン……(着席)ってなりました。あと、兄のルックスが盛り過ぎかな。作家さんの営業努力=キャラや設定作りに全力で取り組んでらっしゃる姿勢は素晴らしいと思うのですが、褐色+そばかす……どっちかだけで良かったのでは。それと、編集上の都合なのか、発行順とは順番変えて収録してて、それも気が削がれたから、兄弟編、その他編でまとめて収録してほしいな。
好きです〜
2018年12月17日
兄様と弟くんが、それぞれ苦しい立場で成長してて。捻くれることなく素直に育った2人が凄い!ずっと支え合っていって欲しいデス。他の2作品も面白かったデス
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短編だけれども
2018年5月3日
モデルの話のスピンオフの短編散りばめられてるので、こちらはこちらで読み応えがありました。兄弟愛の話とおじさんと生活する話しどちらも好みでしたがもう少し深く掘り下げて読みたかったです。分かりにくいところがあったりします。
表題作+短編2作 日本料亭跡取り息子たち
2018年4月30日
表題作の他、短編2作収録。表題作前後編の間に、2作品が挟まるという珍しい構成。そして描き下ろしで全てつながる。3作品中、2作品の母親が最悪。ストーリー重視で、Hは1作品ほんのチラリ程度。絵が個性的ですが、この独特な雰囲気、はまっちゃったかも。★4.5

「ハロー・グレイ・ナイトシェード」前後編
有名な日本料亭の息子として生まれた虎汰と嘉一。しかしの外見は対象的で…。前編が兄・虎汰、後編が弟・嘉一視点で描かれていて、それぞれその胸の内が切ない。あんないい子たちなのに、母親が最悪で気の毒。

「ファンファーレが聴こえるか」
双子の准介と涼介、そして准介に恋する光貴のお話。作品中、唯一爽やかな高校生もの。ラストシーンにグッときた。

「はらぺこのメメント・モリ」
母親に捨てられた和と、公園で出会った紳士・志倉のお話。これは展開にびっくり。ちょっともやもやしました。顔レビはこの作品に対して。Hはほんのチラリ。描写は見えない感じで。

「描き下ろし」16ページ
これ、「NEON」読んだ後に読んだので、わー!と嬉しくなったけど、先に読んだらちょっぴり??だったかも。

「あとがき・キャラプロフィール」5ページ

「電子限定」1ページ
虎汰と和。
独特な絵が好み
2024年12月3日
表題作でサンド?と思ったらどの作品も繋がってるんですねー。どの話もまた結末も良かった。味のあるイケメン大好きです。
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スピンオフ
2024年4月21日
シリーズ好きなので、短編でも読めて嬉しいです。
タイトルの兄弟二人、毒親に負けずに育っててよかった。他のもさくっと読めました
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よき
2022年10月18日
「NEON」のスピンオフですが、個人的にはけっこうダークでシリアスなこちらの作品のほうが好みです。表題作の虎汰兄弟はもちろん、ふんわりカワイコちゃんだと思ってた和の凄艶さに魅力されました。
ダークな雰囲気の短編集
ネタバレ
2021年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ NEONからきましたが、こちらの方が出版されたのは早いようです。先生のイメージしていたキャラたちが動き出してNEONになったのだなと思うと感動がありました。

表題作は料亭の2人の息子、兄の虎汰×弟の嘉一。種違いといえど本当の兄弟です。2人とも、料亭を支えていきたいと思いながらも不倫している(していた?)母への憎しみから心に闇を抱えているようでした。お互いに信じ会えるのは兄だけ、弟だけ、となったのも少し歪んでいます。
短編『ファンファーレが聞こえるか』。双子と幼馴染みの恋愛模様を描いた作品です。タイトルが素敵。准介が自分の気持ちに気付いた時の表情良かったです。
短編『はらぺこのメメント・モリ』。これは衝撃作品でした。途中まではすごく暖かい家族愛を感じるのに最後急にグイーーっと方向転換してホラーになりました。あそこで交わろうと思った当人同士の感覚も怖い…
描き下ろしにNEONのメンバーが出てくるので、NEONをお好きな方は必見です!
メインは兄弟の話です。
ネタバレ
2020年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母から容姿で疎まれ勝手に跡取りから外された兄と、母の浮気相手との子どもで父とは血が繋がっておらず跡取りと認めてもらえない弟の話がメインになります。
跡取りを目指して日々努力を重ねてきた兄は、その座を結果的に奪い、何も知らずに慕ってくる弟に対して妬んでいくようになります。
弟くんは弟くんでお兄さん大好きなピュアボーイだったので、真実を知って苦しみます。
両親が冷え切って利害関係で繋がっている家庭環境の中、互いを支えあうように生きてきた兄弟モノ。ほんと美味しいです。
生々しさはあまり感じず、すっきりと読めるのでおススメです!
ほかの短編は少しブラックな要素も含みますので、どちらも大丈夫な方は是非ご購入をおすすめします!
いい
2019年11月12日
兄弟愛が素晴らしい^ ^もう少し2人の絡みがみたかったのが残念
双子の涼介が可愛い!💗
"NEON"が良かったので
2018年5月25日
スピンオフの"ネオン"を読んでからこちらを読みました。順序が逆だったおかげでより楽しめたと思います。三作品中(二つ目の作品は青春系でかわいい)表題作ともう一つの作品のダークな部分もドロっと感じずに済みました。
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短編全て面白い
2018年5月12日
どの話も面白くて、それぞれ一冊分くらいのボリュームで読みたかったです!
兄様〜✨
2018年5月2日
『NEON』からやって来ました。NEONとは打って変わって今作は歪だったりシリアスだったり…。ちょっと読後の余韻に毒が残る感じかな。目次を見ればわかるのですが、構成がちょっと変わってるのでご注意を。表題作前編の後に短編2話を挟んで最後に表題作の後編、描き下ろしと続きます。で、間の短編2話に出てくる主人公も人間関係は繋がりがあるので全く別の世界のお話ではありません(但し時間軸はバラバラ)。作品としては断トツで表題作が良かった!!特に嘉一(弟)目線の後編にはグッときました。嘉一の思いが切ない!!評価の☆は表題作に。他の短編は☆2〜3で。※修正は特に必要なコマはナシ。そもそもエロがほとんどナシ。
絵が癖になる
2018年1月31日
このクセのある絵が、どんどん癖になる…!
個人的に表題作が最初と最後に分かれて入ってるのが、すごいいいと思った。
前編だけ読むと重い話か?と思うんだけど、最終的に、なんだよ~ブラコンの話だったのかよ~っていう(笑)愛としては重い。
独特な雰囲気とストーリー
2017年7月26日
シリアスよりなストーリーですね、人物画も特徴的です。人物画とストーリーのギャップがありますが逆にそれがいいのかも。
表題の兄弟モノ、捻れながら絡まってた嫉妬や愛情や心の拠り所。そういうものがキレイにほぐれていって読んでる途中はザワザワしたけど、弟が本当に欲しかったお兄ちゃんと幸せになれてホッとしました。
癖はある
2017年6月25日
前半の感じからして救いようがなかったらどうしよう…と思いましたが、綺麗に先へつながる話でした。3組4話で構成されています。なんとなく繋がりがあるのかなと思ったら書き下ろしで全て繋がってました。続きがあるとの事ですが別の子たちの話かな??
癖はあるけど個性に収まっています。ファンファーレが聴こえるかが一番普通。ちょっと目が離せない作家さんです。
あっさりめ
ネタバレ
2020年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフだから買ったけど、正直物足りない。2人が思い合ってるのがすごく伝わるのだけど、その後の葛藤なく終わってしまった。かといって、その後のイチャイチャもある訳でもないし、正直消化不良。関係ない話が、途中で挟み込まれてるから、余計そう感じたのかも。関係ない別カップルの話なかなか良いだけに、編集で損をしてるのかも知れないけど。
男同士の恋心
2020年8月30日
男同士の恋心はとても臆病なんですね。もっと早く自分に正直になって告白してればと思いました。
一回読めば充分
2020年2月1日
NEONの主人公周りのモデルたちの話。こういう生い立ちなんだなーと思いました。特にささるストーリーはなく何度も読みはしないかな。
眉毛太い×3
2019年2月27日
屈折した人が多かったです。表題作が一番好きです。前編が終わったあと、別作品を2つ挟んで、後編になります。一応理由はあるのですが、あんまり好きじゃないですね。恐らく過去作品を知っていたり、他短編に思い入れができれば、おおっ!ってなったと思います。好みの問題ですね。
和のお話は、知りたくなかった
ネタバレ
2023年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 多田と波野のペアが好きで、こちらも読んでみました。多田たちの読モ仲間の虎太とその弟の嘉一。母親が毒親なのが原因で拗らせた関係を、弱弱しいと思われた嘉一のがんばりと実家の料亭に対する虎太の愛着で兄弟愛を超えて結ばれて…。和は?和と虎太の関係はなんだったんだろう。セ フレ?そして、和の過去が予想外に壮絶なうえに、よくわからない不気味なおっさん(子供の頃の和をその母よりも選んだ?小児性愛者?)と…?え?和は虎太と同時進行でこの状況だったの?和や他のこのシリーズを知らずに、虎太と嘉一、この二人の独立した物語ならいい。『NEON』『ランウェイの行方を知りたいか』は、多田がかわいくてそれを受け止める波野もいい感じで、何度も読み返しているのですが、この和の話は、先の2つの作品に影を落とすものになっていませんか?作品の時系列から、もしかしたら、これが最初の作品なのでしょうか。だとしたら、多田と波野との話と切り離すわけにはいかなかったのか。好きな作家さんですが、多田と波野が好きすぎて、うーん、別の作品と頭を切り替えるしかない。これからの作品に期待してます。
物足りない
ネタバレ
2018年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄弟目当てで読んだら前後編で前編の後に別の話が挟んであるので、何故こんな編集にしたのか謎です。兄と弟それぞれの置かれた状況と心理が描かれていて、弟の想いを知って兄の弟へのわだかまりがなくなって関係が変わったのがよかったです。もっとBLシーンが多ければよりよかったなとそれが残念でした。おじさんと男の子の話が衝撃的な事が明かされて、それも超えて結ばれるのはよかったけど最後「ん?」と思う終わり方で印象に残りました。
思ったよりダークじゃなかった
2018年5月30日
立ち読みのところを読んで、ものすごくダークな話を想像して恐る恐る読んだのですが、思ったより重くなかったです。というか母親がクズ過ぎるのに何故か兄も弟も思いやりのある優しい人なので酷い展開にはならなかった。
ん?と思うところが結構あり、読解力が足りないせいか説明不足感がありました。
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