ネタバレ・感想あり僕の手とってのレビュー

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胸が痛い
ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者様の感性が好き。幸せな日々から一転してしまう展開に胸が締め付けられて仕方なかった。守が可哀想で白井のやり口が汚すぎて腹が立ってたまらなかった。最終的には反省してたけど全く同情できなかったし学生時代の裏話を読んであれもお前の仕業だったのかと殴りたくなった。独りで解決しようとしてきた守がカケルの手をようやくとることが出来て良かった!至るところでマフラーの演出が効いていてああもう素敵…と感嘆しました。
先生、抉るなぁ。
2022年5月19日
本作もページをめくる毎に一滴ずつ主役のふたりの心情が心に沁みて切なくて苦しくて堪らなくなりました。

ストーリーは格差のある二人が壁を乗り越えて...と言うような目新しいものではなかったのですが、少しずつ背景が絡んできたり、すれ違いが重なったり、ドラマチックでは無いもののぎゅっと内蔵が抉られました。

悪役はどこまでも悪役だけれど、幸せにはなれないし哀れで可哀想。最後の最後、未来で傷つく自分を作ってしまったんだと。

もしかしたらバットエンドもあるの?なんて心配してしまうくらいストーリーに翻弄させられました。

二人でいる時は、優しい時間が流れているんだろうとじわりと伝わる先生の絵がとても好き。

ほんとに先生の作品のとりこです。
この作者さんの作品にハマってしまった!
2022年4月3日
「はるのうらら」からこの作者さんの作品に惹かれて、「僕の手とって」を購入してしまいました。
くぅ〜!!やっぱいい(≧∇≦)b
三崎さんの作品、なんて心に染み入るんだろう。エッチな話も好きで、そういう作品も沢山購入しているけど、三崎汐さんの作品は心に深く染み入って、どんどん作品を読みたくなってしまう。
清掃員をしている守と、現状から逃げて家出してしたカケル。二人が出会って、想い合う心が育っていく話。
ストーリーだけを見ると、よくある漫画の話っぽいけど、不思議と始めて見るような新鮮さを持っています。
三崎さんの持っている作品の味というか…、作風でしょうか。三崎さんの作品、他のも読んでみたいと思います。是非、他の方にも三崎さんの作品を読んでもらいたいですね(*^^*)
苦しくて愛おしい。
ネタバレ
2021年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不器用で健気な守が、最後はちゃんと自分で幸せを掴むことができて本当に良かったです。白井くん怖いですね。おまけページで、やっぱりこれもお前だったのか…!となりました。ふたりが幸せになった今だから、君もいい人と出会えるといいねとちょっとは思えますが。「はるのうららの」で三崎先生を知ってから少しずつ他作品も買い集めていますが、どれもビターだけれど愛おしくてたまらなくなる作品ばかりです。
ありがちなストーリーの様だけど
2021年11月25日
作者さん買い。
清掃員の守君と、家出中学生が偶然出会って…。

ストーリー自体は、不遇な守君と恵まれた翔君というBLによくあるパターンなので、こうなっていくのかな…と冒頭の時点では結末までの流れが読めたように感じたのですが、やっぱり三崎先生のスパイスが効いてました。

抉り方が上手い…!
最初は見えていなかった2人の心情や背景の見せ方が上手い!
色々分かってくると、どんどん切なさとやるせなさが増して苦しくなってくる(涙)

お話の構成がしっかりしているので、ストーリーに奇抜さは無いけれどガッシリ心を揺さぶってくれます。
今回は最後の最後、カバー下で追い打ちをかけられました(汗)

最後はじんわりと温かく、タイトルが染み渡ります。
本当、クセになる作者さんです。
心臓ズキズキ
2021年7月14日
とてもよかったー。
心臓ズキズキするの好きなので。
そもそも恋愛なくても守くんわりとかわいそうなんだけど自分はかわいそうじゃないと思ってるので、自己憐憫に浸ってないのがとてもいい。
こういうキャラは存在だけで胸にくるわー。
そしてそして白井くんが全力なのがめっちゃいい。
翔くんに超本気。
歪むほどに本気。
とてもいいです。
毒があって苦しい
ネタバレ
2021年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「はるのうららの」でハマった作家さん。相変わらずフワッとした絵柄で内容が息苦しいんだけど今作は毒もありまして。
家出学生の翔と清掃員の守が主人公。そこに毒を持った白井という翔のお友達があて馬要員で加わりますが、その白井がねぇ、まじ怖くてねぇ。途中、翔がどうしたら想いが通じるかと悩む気持ちや守が1人で頑張らなきゃと健気に思う気持ちが分かると切なくなってきまして。誤解が誤解を生んでこんがらがって、こっちまで焦ってきて本当にしんどかった。おまけに白井の毒が結構な効き目でジワジワ蝕んでくるので最後まで目が離せなくて。人間の邪な部分もちゃんと描かれているのでハピエンですが疲れました。
読後、改めてタイトルを見ると2人の気持ちが表れていて胸が締め付けられます。この作家さん、ハマりそう‥
孤独なふたり
ネタバレ
2021年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤独なふたりが、二人で歩けるようになるまでのお話。
まじで最低なやつが出てきます。警察行ったほうがいいよ、これ。許しちゃダメなやつ。許してないだろうけど。
泣きました。重いです。そしてサイテーです。
カバー裏読んだら、え?そこから…??ってなりました。
夜明け属性のみんな〜!!大好物なお話だよー!!
せつない
2019年8月30日
ちくちく棘が刺さり、ぎゅーっと胸が締め付けられるお話がとても上手な作者さんです。守のとる行動がもどかしい。生い立ちによるものなのか、誰かに助けを求めるという事に抵抗がある守。そんな守に頼られたいカケル。カケルに相応しくないと思い込んでいるけど、カケルの側に居たい守。タイトルにその想いが込められていて良い。
刺さる〜
2019年1月16日
最後はハッピーエンドだとは思うのですが、途中で守くんに酷い出来事が起こってしまい、ずっと心に棘が刺さってしまい抜けません。不器用な守くんは幼い頃から上手くいかない事が多々あっただろうし、肉親は既に誰も居ない。もうこれ以上辛い事は起きて欲しくなかった!!クソ白井のせいで守くんが…涙。感情移入し過ぎて立ち直るのに時間がかかる。三崎汐先生の作品は可愛い絵柄で油断してると毒をまともに食らってしまう。
可愛い絵とは裏腹な毒々しさ。
ネタバレ
2019年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 守(受け)がいい子で可愛いけど、かなり不憫で、周りも嫌な奴ばかり。白井の綿密で執着じみた計画は特に怖かったです。。。裏表紙を見てさらにゾクッとしました。守くん、早く幸せになって!と心の中で何回も叫びながら読みました。この作家さんの可愛い絵とは裏腹な毒々しさが大好きです!淡々と進んでいるようで重々しい感じが今回の作品にも表れています。欲を言えば翔(攻め)がもう少し感情的だったらよかったかな?と思いましたが、大満足の星5つです!
可愛い絵とは反対に
2018年7月19日
話は、心がギュンとするような切ない感じです。一生懸命に相手を想い、想っているからこそ空回ってすれ違う二人が本当に健気で切なくて良い!!それにひきかえ白井くん…表紙裏のエピからして闇(病み)が深くて怖過ぎでした。タイトルの「僕の手」は、いつも守に頼られたいと思っていた翔の手もあり、本当は大丈夫じゃなくて翔に頼りたかった守の手でもあるのかなと思いました。
面白かった
2018年5月8日
絵は好みでないけどじんわりとくる作品で読みごたえあった(^○^)元彼?!やって良いこと悪いことあるよね(-_-#)犯罪です
面白いです。
2018年4月9日
最初の方の中学生の翔が思春期真っ只中という感じが上手く表現されていて話に引き込まれ翔が本当に良い男に成長するのでそこに注目して欲しいです。守は自分のことよりも人を大切にするところがあるから危なっかしいしハラハラさせられます。最後は何があろうと絶対に救われます。作者さんの中でいまのとこ1番好みな話です。
作者買い
2017年10月23日
作者買いです。個人的にハズレのない作者さん。なんだろう雰囲気がとてもすきです。
自分が足枷になってはいけないと身を引く姿は痛々しくて何だか悲しいです。。絵柄の雰囲気でしょうか、可愛らしいんだけどせつない感じ。
表題作のみ。ぎゅっと切なくなる二人の恋
2017年10月15日
「僕の手とって」
3年前、清掃員として働く守と、家出してきた中学生翔は出会った。お互い想いを残したまま離れた二人だったけど…。三崎先生の新刊楽しみにしていました!最初から最後まで、胸がぎゅうぎゅう締め付けられっぱなしで苦しかったけど、今回も良いお話でした。自分で何とかしようとする孤独な守と、そんな守に頼ってほしい翔。幸せになってほしいのに、ざわざわした感じや切ない感じに展開していく様は、辛いのに引き付けられてしまいます。三崎先生の作品は、優しくて壊れやすそうな世界観が独特で、本当に大好きです。

「ギプスがとれるまで」描き下ろし 2ページ
「カバー下マンガ」それぞれ1ページ
よかったです!
2017年10月13日
人を好きになるということで現れる感情が、二人はもちろんその周りの人たちでも繊細に描かれていて、胸に迫るものがありました。ハッピーエンドでよかった!二人のこれからの幸せな生活も読んでみたいです。
「大丈夫」が「大丈夫じゃない」になる日
2017年10月13日
三崎汐先生、大好きな作家さんです。今回の配信も心待ちにしてました!!今回の作品は設定がドラマチックなだけに、若干駆け足気味なのとご都合主義な展開が気になるものの、それ以上に三崎汐先生の言葉のセンスが素晴らしすぎて、モノローグに何度も心を射抜かれました。途中、守が取った行動も「あーもうバカバカ!他に選択肢あるでしょ!」ともどかしく感じるものの、守のこれまでの環境や人間関係、恋愛経験のなさ(推測です)を思うと、それしか選べなかった守に切なくなります。あー、でも守が「大丈夫じゃない」って言えるようになって本当に良かった!!三崎汐先生の作品を読むといつも人間の複雑さ、多面性について考えさせられますね。※エロなシーンはガッツリではなく雰囲気描写…という感じなので修正いらず。
もぉ〜〜〜
2023年12月4日
イライラする〜ってそれくらい物語に引き込まれました。
結末がどうなるのか一気読みさせてくれるストーリー展開で面白かった。
だけど、主人公が可愛くてとっても良い子だけど、時々優し過ぎて他人のことばかり優先するのがモダモダてしまい…。
そして当て馬にイライラしぱなしでした。どうか天誅を!
キャラにちょっとイライラさせられたけど、お話はうるっとくるとこあり、攻めはカッコ良くてと楽しめました。
痛い...
ネタバレ
2023年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家出した中学生の中津木翔(15才)が出会ったのは清掃員の伊藤守(18才)。しばらく守の所に身を寄せていたけれど親の知るところとなり、離れ離れに。3年後、モデルで俳優の翔は守と再会して...。
絵がとてもかわいらしいのてすが、内容はつらいところがあって、お砂糖でコーティングしたカカオ90パーセントのチョコレートみたいな。ビデオのくだりはあってほしくなかったかな。でも翔がより一層男前に見えました。カバー下の白井...三崎先生すごいですね。苦すぎます。つらいところもありましたが、読後感はよかったです。
2017年10月 総168ページ カバー下あり 修正=見えない構図、一部エアtnk。
読み返すのに時間がかかります
2023年1月8日
「はるのうららの」がめちゃくちゃ好きで作者買いです。やっぱりこの作者さんの作風好きですね。でも、結ばれるまでのすれ違いが辛くて読み返すのに勇気がいるかも。ハッピーエンドでよかった。でもあの当て馬は許せん。
良い
2021年2月2日
少し重い漫画を読みたい時にオススメです。エロは薄いですが、繰り返し読みたくなるストーリーです。
よかったです
2018年1月17日
初読みの作家さんです。ごちゃごちゃしているのかと思いきやそうでもなく、心情を丁寧に描くタイプでした。守もカケルも二人のことを相談できる人はいないのでつらいものがありますね。カケルと白井くんがたまにどっちかわからなくなるけど。
ハピエンですが・・・
ネタバレ
2022年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 守くんがめちゃくちゃ健気でいい子なのになにこの仕打ち。ひたむきに頑張って生きてる子を酷い目に合わせるのって好きじゃないなぁ・・・これも全て白井のせいなんだけど。まじなんなのコイツ、サイコパス?歪み過ぎで執着も強すぎて人格障害レベルとか腹立つわ、やりすぎ。攻めくんもいい子なんだけど素直によかったねと思えないというか・・・なんだかモヤモヤの残る作品でございました。悪趣味ですね
話は良いです
2020年1月26日
やはり、絵がダメでした。「みんないいこだよ?」と同時に購入して読んだんですが、どちらも話は良かったけど、絵が受け付けられない。特にこちらが無理でした。こればかりは好みなので…。
いいね
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全然合わなかった
2019年1月13日
三崎さんの作品を続けて読んだのですが、これは全然ダメでした。

まず主人公が年齢の割に子供っぽい。
(「はるのうららの」が違和感なくよかったのは中学生までの描写だったからなのか...)
18歳(そのあとはもっと年齢あがる)なのに、
小学生か中学生かというような思考と行動。

そして主人公の思考が暗い。超ネガティブ思考。
自分を卑下して悪い方へ悪い方へ持っていく話は好きでないので、
読んでいてつまらなかったです。

翔が主人公をそこまで好きになる理由もさっぱり分かりませんでした。
総168ページ。
格差恋愛
ネタバレ
2018年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両思いなのに相手の為に一方的に相談もなく身を引くありがちなパターンですが。
攻めは最初から最後まで揺らぎ無いのに受けの子がユラユラと、受けが攻めを振り回すのがどうもね。かわいそうなのは攻めの方が比率高いんじゃないかな?
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作家名: 三崎汐
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社