ご病気と闘いながらの執筆。凄い!としか言いようのないストーリー。先生の想いが詰まった素晴らしい作品です。
初めて目にした時は絡みがすごくリアルでえっちぃなぁ〜という思いでした。
それが読み進むにつれて文学とは、芸術とは、小説とは…と深いお話になっていき、追い詰められたライバルの狂気にもみえるヒーローへの憧れが、ヒーローを追い詰め傷つける。
でも、ある意味、このライバルのおかげでヒーローの小説への気持ちが強くなり、ヒロインへの気持ちにも自信がついてきたのではないかと思いました。
このレビューでは語彙力がなくて内容がわからないかもしれないですねm(_ _)m
文学賞などもらいながらも書けなくなったヒーローを支えるヒロインの大きな愛が頑なに愛を否定してきたヒーローを動かし、またヒーローを取り巻く人々が小説家として文壇にたてるようになるまでのヒーローへの友情と愛の物語だと思いました