単話連載中の安藤さんから入り、安藤さんの巻末に出る広告から『むまたまっ!』を読み、どんなキャラも可愛いところにハマって、本作購入。
割引期間でした。
安藤さんや夢魔の話はお気楽なコメディでしたが、この本は前半の双子の話と、後半の並行世界のお話もコンプレックスを題材にしていて、お気楽な表面の底に救済エピソードという一面がある。
双子と双子の話も、兄弟姉妹がいる人ならわかる!となる話の運びが良かったですが、私は並行世界のお話の方が好きでした。
並行世界に「あのタイミング」で行ってしまうって、実は新鮮な展開ですw
底無しにラブラブな様子と、最悪の出会いからの関係スタートの両方をあの短いページ数で見られるって…構成力すごいな。
ランプの精ジアちゃんもかわいい(小さくてキュート。瀬戸先生の得意分野ですね)
安藤さんもむまたまも、買ってからアホみたいにリピして読んでますが、この本も激リピすると思います。
読みやすい絵柄というのもありますが、ちょっとした小ネタの盛り込み方が上手い。
(ケガした手でお風呂に入る時のビニールとか)