最近読んでるBL、もちろん面白いけど読了作品数が増えると展開予想できるものが増えてきて、ガツンとくるのがないなーと、ぶちぶち言ってたら勧められたのがこの作品。鬼才はらだ先生の作品、読み終わってしまうのがもったいなくてまだシーモアさんで買えるものもコンプリートしてないんですよね。あらすじネタバレ全くなしで読み始めたので、展開が全く予想できない。普通のBL文法だったらこうなるはずなのに、突然違った方向にハンドル切って、うわーと読者は付いていくので精一杯。さすがです、はらだ先生。ブッ飛んでる人物像、この作品の場合は執着系のひとたちをほんとうにいるかのように創り出し、その生き方になった原因も作品中で描写し、彼らならどう考えて行動するかを描くのがものすごくお上手なんですよね。だから読者もこんなことあるわけない、なんて全く思わない。曖昧なラストも彼らはこれからもゴタゴタしながら生きてくんだなって、腑に落ちます。だって作品世界で彼らは生きてて、人の気持ちは変わってくし、人生は続いていくから。
基本、美容室で起こるお話です。いま住んでる所ではロックダウンで美容室最近まで全て閉まってたので、もう一刻も早く美容室行って髪切ってもらいたくなりました。しかも日本人に。(今住んでる国では美容師資格がないので誰でもなれるんです、ということは、、、一度切ってもらったらバッサリ完璧コケシにされて、自分で切ったほうがマシもう一生日本人以外に切ってもらわないと決意しました)