ネタバレ・感想あり泡沫の鱗のレビュー

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切ない
ネタバレ
2025年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないよ!
人魚の夢。実際に会ったのになかったことになる。
覚えているのは、凪の父と鉄太だけ。

最後のシーンに希望をもつ。
でも、切ないよ。
でも、素敵な物語。
人魚は声を失う話があるけれど、声を与える人魚。
この島で会えているならいい。

エチはあります。雰囲気で。
素の気持ちで読んでみて
2023年12月27日
本気で泣きました、泣いてしまいました。
鉄太と凪の出会いから全てのことが奇跡で愛おしくて、結末まで一気に、そして何度も読み返して、その瞬間のディテールや言葉のやり取り、すべてを把握したくなりました。
鉄太の曲、凪の声を想像しても音は降りてこないけど、その画力で引き込まれて感動に包まれます。久しぶりにいい作品に出会ったなぁと感慨深いです。
願わくば、まだここに書かれていない日常のいろいろなエピソードや、結末に向かうまでの様々な描写を、今の3倍くらい盛り込んでもらえると、さらに読み応えのある作品になったかと。この分量で終わるのはちょっともったいない気がしました。
童話になぞらえた愛の物語をネタバレなしで
2023年11月19日
絵本のような童話のような素敵な物語
ネタバレなしで読むのがおすすめです
ソライモネ先生の個性的かつ、素晴らしい絵柄と潮騒の雰囲気の物語の世界観がベストマッチ!
前半は大大大好きな音楽のお話し、そこから後半、
このような展開でせつなく流れていくとは。。
BがLする展開も自然でとても良い!(エロくはないです)
最近、最新刊が発売された「僕ちき」(⟵勝手に約してます)、「88rahpsody」もどちらもエロくはないですが、(エロいか、エロくないかにこだわりすぎッスね)おすすめします
感情の置き所
ネタバレ
2023年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【僕らの地球の歩き方】【88rhapsody】【MERRY WEDNESDAY】を読破して今回【泡沫の鱗】を。
あまりネタバレを読まずに購入することはないのですが、こちらは作者買いで読みました。
なんというかこんなに胸が騒ぐ感覚なるのは久しぶりで、なんで、どうして、嫌だ、でもラストで救いがある……もう!ソライモネ先生凄すぎます!!【僕らの…】も他の作品もそうですが、ソライモネ先生のお話って全然サラッと読ませないというか、感情の波が小さく打ち寄せては返すような、なんともいえない(語彙力無いだけ 笑っ)気持ちになるんです。
ただ切ないだけではない、ただ明るいハッピーエンドではない、夜、少し無心になりたいときに読んで欲しい。その時は溢れる涙を覚悟してくださいね♪
でも、是非読んで欲しい一冊です!!!
声や歌が聞こえてくる画力
ネタバレ
2023年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独特のタッチや描写で、音が聞こえるようでした。欲を言うと、もっと凪と鉄太2人が並んで音楽活動するシーンを見たかったかな…でもだからこそ、せつなさはMAXか〜。完結が悔やまれる位のせつなさです。
不思議な気持ち
2022年8月20日
読み終わってから、なんともいえない、不思議な気持ちに包まれました。できればネタバレは見ないで、まっさらな気持ちで読んでほしいです。私はこの作品に出会えてよかったと思います。
これ好きぃ…
ネタバレ
2022年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゔっっ。途中までは楽しく読んでて、幸せ気分満載だっただけに…
ラスト…泣いちゃった。ゔっっ…凪…
せっかくコレからだっただけに。みんなの記憶がないって。
声を残すなんて…人魚ならでは。で…また泣く。
悲しくて切なくて。でも、素敵なお話でした。
儚い恋の物語。
2022年6月7日
”地球の歩き方”を読んで、”88rhapsody”を読んで、この作品を読みました。タイトルのことが 読後にわかるのだけれど、もう 号泣。たまに 鱗や魚やあぶくが 凪の描写の中に出てくるのだけれど、きれいーって思ってみたいたら、読み返した時には 号泣で 画が見れなくなったほど 泣きました。美しくて、儚くて、ちょっぴり泣けるラブストーリー、心が ぎゅーって掴まれて、苦しくて、悲しくて、でも 確かに そこにあった物語は 永遠に読者によって 忘れられることないと思います。(あ、最後、もしや、凪?だったら いいなぁ。)
美しくも切ないファンタジー
2022年4月17日
歌声を失くした鉄太と家族のために生きる凪が出会い歌で繋がって心通いあっていく様が美しい。
このままデビューしていくのかと思いきや急展開でファンタジーへ。
でも扉絵含むふせんが確かにあったなと納得。
言葉の紡ぎ方一つ一つが本当に詩的で絵も繊細で美しかったです。
。。。
ネタバレ
2022年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 地に足がつかないふわふわした可愛いらしさや、生まれたばかりのような大きな口で一生懸命歌う姿、幻想的なシーンが楽しくて、所々の嫌な予感には目を瞑っていたくなりますが。。
やはり瞑ったままにはしてくれません。。

細かく飛び散る水玉や水滴。
ナギのピアスの綺麗な鱗。

ソライモネ先生の他の作品とはちょっとテイストの違う物語に惹き込まれ溺れるような涙です。。

癖の強い個性的な作画となっておりますが、とても素敵な大人の絵本のような御本。。
泡とは消えない二人の想い
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 曲を作り、歌を歌って夢を追いかけてきた鉄太は、5年前メジャーデビュー目前に歌える声を失いました。他人の為の曲を作る気にはなれず、失意のまま海辺でギターを弾いている時に凪という美しい青年と出逢います。凪の何気なく歌う声を聞いた鉄太は不思議な衝撃を受け、自分の曲を凪に歌って欲しいと切望します。凪が父親と働く店に日参して凪に歌うよう口説くうちに、お互いに振り返らずにはいられない辛い過去があり、でもそんなお互いが側にいることで前に進んでゆけると確信するのでした。二人は練習を重ね、ついに初ライブを迎えます。海辺の町での物語は、心象風景に海、波、泡、魚が幻想的に差し挟まれます。一度は泡と消えてしまった鉄太の夢、失った声、海で亡くなった凪の母親、人魚姫の物語をオマージュとした全てのモチーフが、思いがけない展開を経て、最後に一つに集約される切なくも美しいファンタジーです。二読目には一度目には気付かなかった色んな伏線を楽しめます。
泣けるBL😢
ネタバレ
2021年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が素敵。序盤、動物達の眼差しに読んでいて不安が過ぎる、ん、これって悲しい結末?ストーリーは人魚姫、泡になって消える。でももっとも美しく最愛のものを残した。んーーーーー、涙いっぱい流れました!美しい話でした。
凪超カワイイ!思いっきりネタバレ⬇︎感想
ネタバレ
2021年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルと表紙で人魚モノだと思ってしまったスレた大人ですごめんなさい。
出だし鉄太の5年前の回想で、失くした声を取り戻すお話だと確信してしまって再びごめんなさい。
そんなピュアとは全く無縁の私でも、今作はすっごく楽しめました!

基本ファンタジーは避けています。BL自体がファンタジーなのに、もいっこ御伽噺を上乗せしてどーすんだよと思っている節があります。
しかし共感するレビュアーさんが大絶賛しているのです!
試し読みなく購入したチョロい自分を、今回は良くやったと褒めています。

まずは表現力!!!。
凪いだ海、うねる海、跳ねる水、纏わる水、溶ける泡、弾ける泡、バブル、バブル、バブル!
感情と状況のみならず、声と音まで海と水と泡で表現されています。
手数の多い作家様にありがちな、ごちゃごちゃ感は無く、あくまで良質な絵本のようなページが、惜しげもなく怒涛に展開します。
泡も水もないページですら海を感じてしまうのは、凪自身が海の象徴のように描かれているからかしら?

あー、凪、いいですよね。かわいくて美人で可愛くてかわいい!脳内で100回はぎゅううぅぅってしました。だって出てくるたびに可愛いんですもの。儚かわいいポジション優勝です。(鉄太に嫉妬!)。
そう、人物が魅力的なんです!
拗らせて身動き取れなかった鉄太が凪をキッカケに真っ直ぐフル回転して目標に突っ走る姿よ。
ナギと鉄太を控えめながらも全力で支える凪父よ。
ウザいけど良き理解者で電熱グループT着てたもじゃくんよ。
依頼をじゃけんにされたのに結局鉄太を応援してしまう関くんよ。
そして奏が切ないよなー。
そんな愛おしき脇キャラ達がいい感じで盛り上げているので、メインの2人は存分に愛し合える!
え、愛し合ってないって?
いや最初っから2人の間には好きしか存在してないでしょ?

そしてやって来る急展開!
この持っていき方が最高に滾った!
え、なに、ちょ、待って!を味わさせて頂けてありがとうしかない。

最後は人魚姫のお話より切ないけどハッピーだよね。
愛する人が自分の一部となって常に居てくれるのは愛の最終形態だよね。
でもなー、触れないんだよなー。そこはやっぱ悲しい。
けどお話的にはベストなのよねー。
と、悶々させていただいている事にも感謝です。
面白かった〜!!
描写がとても印象的
ネタバレ
2021年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソライモネさんの作品を読むのは2作目。
最初に読んだ「88rhapsody」もよかったですが、
こちらの作品もよかったです。

私の好きなアーティスト系のお話ですが、
それだけではなかったです。

途中からの展開に「え?」とびっくりしたけれど、
凪の歌声が幻想的な泡で表現されていた理由に納得し、
タイトルにも伏線があったことに気づき、
水族館でも魚が集まっていたな、とか、
凪の歌声で海から魚が飛び出すシーンがあったなとか、
もちろん父親の言動もそうですが、
読み返すと作品全体で、凪の秘密を表現していたことに気づき、
急な展開は突拍子もないことではなかったんだと後からも感心しました。

喉を痛め歌をなくした鉄太が
「(夢が)なにもかも全部”泡”になったと思っていた」と冒頭で語り、
溢れる”泡”のような歌声を持つ凪が、鉄太の夢を再び取り戻させる。
このキーとなる”泡”の描写がとても印象的で惹き込まれる作品でした。

最後は分かりやすいハッピーエンドではないですが、
お互いへの愛が溢れる良いお話でした。

総230ページ。
波に溺れるように。。。
2021年9月21日
溺れそう。。。てか、溺れました。
レビュアーさま方のおっしゃる通り、どうか空っぽな状態でお楽しみくださいです。
手描きの線の美しさ暖かさ。「電撃グルーヴ」のTシャツ。細かな遊びゴコロは何度読んでも楽しめますよね。
音が絵になって、波が言葉のように押し寄せてくる。
舌に残る海の塩味を思い出しながら、思い出を辿るようにもう一度読みます。
この感情に何と名前をつけたらいいんだろう
2021年9月21日
え、、、、かなり戸惑っています。ちょっとこれはどう表現したら良いのかあまりにもわからない。この作品を読んだ後のこの感情をどう説明したら良いのか、、今まで全く経験した事のない感情で、言葉では到底表現しきれそうにないです。。僕はソライモネ先生の作品を読むと大体号泣なんですが、こちらの作品に関しては、涙を流せばいいのか、笑えばいいのか、切ないのか、嬉しいのか、悲しいのか、、完全に感情が迷子になっています。本当に、何なんだろうこの気持ちは…と何度も自問しては混乱する、、の繰り返しです。それほど筆舌に尽くし難い作品でした。(あくまで個人的な感想、印象なんですが…)
と、僕の戸惑いだけを残したレビューになってしまってごめんなさいなんですが、こちらはネタバレ120%無しで読んだ方がいいと思うので、敢えて内容には触れていないレビューという事で…。ガッツリネタバレしているレビューもあるみたいなので、これから読むかな〜という方はご注意を〜!
自分の中にあるこの曖昧なものは一体何なのか、もう少し考えてみようと思います。
何度みても、うれしくなるし泣いちゃう😅
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 鉄太が凪に逢えてほんとによかった。でもあっけなさ過ぎてつらい…。泡があちこちに現れたり、亀に見つめられてたり、凪は海のものだよーというようなしるしが最初から出てくるけど、それにしたってもうちょっと一緒にいさせて欲しかった〜😅 ふたりがかわいいので毎回にこにこしちゃうけど、毎回泣いちゃう。鉄太、がんばってね。
「海の日」に「海」にまつわるお話を
2021年7月22日
大好きな作者さんです。この作品で”ソライモネ”名義作品は、全てレビュー済みになってしまいます。どの作品もおススメです。
こちらは、喉の手術で歌う声を失くしてしまった元ミュージシャン鉄太と海の近くで父親とレストランをやっている凪のお話。
レビューには深く目を通さず読んだ方がいい作品かなと思います。私は、驚きが大きくて戸惑いがありましたが、結果としてはその戸惑いが感動を深めたように思います。
冒頭、「海見てるのが好きなんだ」「……オレも好き」と言った2人が、海のそばで音楽を通して紡ぐ物語。サカナ、灯台、カモメ、波打ち際、鱗、泡、歌声と海の泡…泡沫。歌と海にまつわる物や事。最初から作者さんはそっと布石を打っておられたんだなと、読み返しながら切なさが増します。切ないけれど、寂しさを感じたくはない、けれども涙があふれる…そんな読後です。
とても好きです
2021年7月22日
他の方も書かれていますが、とても良くできた大人のおとぎ話です。とにかくそのまま読まれることをお薦めします。そして、私は作者様のテイストが好きなようです
大人のおとぎ話
2021年7月6日
絶対にネタバレ無しでお読みください。おとぎ話がお好きで、立ち読みで絵の雰囲気が合えば間違いなく大切な一冊になると思います。じんわりと、そして切ないお話。何度となく読み返すと思います。
この感情は言葉が見つからない
2021年7月2日
じわじわと胸の中に広がる感情を噛み締める読後感。この感情には言葉が見つかりません。『MERRY WEDNESDAY』で作者さんを知りました。この作品も期待を上回る素晴らしさでした。ネタバレなしでお薦めしたい作品です。
せつない
2021年6月5日
作者様買いです。
途中までは応援する気持ちでスラスラ読めましたが、
最後の方は絵本のようなストーリーで、切ないです。
でもまた読み返したくなると思います。
泣きました
2021年5月21日
読み終わって一番に、なんで⁉︎どうして⁉︎って叫びました。悲しすぎる。人をすごく好きになって、好きで好きで仕方なくなったら、ひとつになりたいと思うけど…ずっと一緒にいたいから、いっそ溶け合いたいって思うけど…本当にひとつになったら、またひとりぼっち、孤独になってしまう。だからどんなに好きでも別々がいいって、何かで見た事がありますが、このお話は、それに似てる。とっても綺麗な、お伽噺のような、悲しい愛しいお話です。
絵画に漫画が宿ったような作品。
2021年3月6日
まず、下の方に、ネタバレがクリックせずに読めてしまうレビューがあるので、お気をつけて。この作品はネタバレなしで先に読んだ方がいいです!!

温かい手書きの線で、紙面いっぱいに丁寧に描き込まれる絵。ただリアルを突き詰めた美しい絵とも一線を画し、現実のシーンに運命や感情が溶け合ったような、芸術的なセンスが光る。一ページ一ページ、見つめるように読める漫画。88rhapsodyのグルーヴ感溢れる絵に感銘を受けてこちらの作品も読んでみたら、全然違うテーマで期待を上回る満足度でした。とはいえ、個性的で心の温かいキャラクターで物語が構成される点はいつも一貫してます。毒気のないのが物足りない人には物足りないかもしれないですが、愛の先に恋が見え隠れするような、控えめながら強い絆を描いた点は、本作によく合っていると思いました。芸術的な作品が読みたいときにオススメ!
絵本のような世界観を是非ネタバレなしで
2021年2月28日
初めての作家さん。フォローしてる方におススメしていただいて読みました。
大人が読める絵本のような素晴らしい世界観のお話でした。そして絵に込められた熱量がスゴイ。
頭の中で膨らませたイメージがダイレクトに作画に降りているように感じて、
読み手を物語にグイグイ引っ張り込む魅力ある作品でした。
特に印象的なのはタイトルでもある泡沫の描写。音が、歌が、聴こえてきそうです。
人物像もかなり個性的な絵なので、おススメがなければ私は手に取らない作品だったと思うので、感謝です。
お話はネタバレなく読んでいただくのが1番です。読んでいると見えてくる筋道もあると思いますが、それでも、素晴らしく引き込まれ、グッと掴まれるものがあります。ラストは読み手によって解釈は違うだろうし、悲しい思いで終わる方、少しの希望をもって終わる方、それぞれだと思います。私こういう読者に委ねる描写が大好きで、そこに作者様の読み手への優しさと作品に対する愛情を感じます。私個人の感想としては、切ないけれど、その先へ想いを馳せる事の出来る、幸せな読後感でした。満足です!
せつない
ネタバレ
2021年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊丸々読むのは初めての作家さんでほぼ情報なしで読みました。絵もお話もすごく惹き込まれてどっぷりハマった所で放り出されて現実に戻りきれずに引きずっています。不穏な気配は漂ってたけど、ふたりがキラキラと前へ進む姿が眩しくて嬉しくて。まだ凪の笑顔がフラッシュバックします。どうしたらいいの。
読後放心状態とはこの事!!
ネタバレ
2021年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ソライモネさんがあびるあびいさん(旧名義)と知り、嬉々としてまとめ読み中( *´艸`)

こちらはいつもとテイストの違う物語ですが、ソライモネさん持ち味の渾身の細かすぎる描き込みがとても活きた作品で、豊富な泡沫からは優しさが溢れ幻想的でメッセージ力があり、気付くと涙が流れているそんな話です。

メジャーデビュー目前の病気→手術により歌えなくなったシンガーソングライター鉄太と、彼に再び曲作りを思い出させた青年凪との話。

挫折中の鉄太(25)×父のレストラン手伝い凪(26)

絶望から5年間も燻っていた鉄太が凪と出会いみるみると水を得た魚のごとく前だけを向いて凪の元に走る姿は爽快!!
過去に自分を助け命を落とした母を思い、父の店から外に出られない凪と鉄太の二人が歌を作り上げる夢に向かって駆け抜ける二人三脚奮闘譚◎私のお宝本がまた追加されました^^;
知らぬうちに涙
2020年12月5日
自分でも知らぬうちに泣いていました。
自分でも知らぬうちに、ストーリーの世界に迷い込み、体感したのだと思う・・・
つまり、本当に、リアリストなわたしですらいつの間にか引き込まれるファンタジーな世界観があって、その圧倒的な力に知らず知らずの間に泣いていたんです。
その引力たるや、物語を読了してもしばらくは、現実に戻れないほどに強いもので。
このレビューをご覧くださった皆様、ご興味をお持ちくださったなら、どうぞ体験してみてください。知らず知らずの間に涙が溢れ止まらないから。
絶対読んで欲しい!!!
2020年12月1日
まるで映画を観たような感覚…!!
レビューを追うのは読んでからにして欲しい…とにかく!読んでみて欲しいです!!!
心交社さん出版の名作
ネタバレ
2020年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ うわああああああああ、これはすごい、星8つ。
ネタバレなしで読んだ方がよいので、詳しくは書けませんが、試し読みだけではわからない感動の結末が待っていますー。最後まで読んでください!そしてもういちど表紙カラーと各章の表紙をみて、泣いてください!所々差し込まれる不思議なイメージにもちゃんと意味があると読み終わってわかります。絵も、ギターの弦さえ定規を使わない描き方をされていて、それが私にはとても魅力的です。表紙カラーからして美しくて、こんなに名作なのに、何ででしょうか、レビュー数が少ない、ということはあまり読まれていないんですよね。同じ作者さんの88 rhapsody も同じくバンド系漫画の傑作なのに、レビュー数少ない、つまりあまり読まれてない!!なぜだーーー。数年前PNを変えられたから(あびるあびい名義で以前描かれてました)ってことではないですよね。
心交社さん出版の作品で、星10つの大傑作なのに、何故かあまり読まれてない、吾妻先生の「ラムスプリンガの情景」と「親愛なるジーンへ」(このシリーズ2作は、マジでマジでマジで全人類読んでほしい、私の中の不動のBLランキング1位作品) それに当作品「泡沫の鱗」が加わりました。あまり言いたくない(考えたくない)けど、やっぱり出版社の規模でプロモーションがかけられないと世に知られないのかしら。。出版社の力関係で、有象無象のBL世界の中で名作が埋もれていくのはすごく辛いです。。。
作者買いですが……え………
2020年8月19日
え……あの…やばいです。すごいです。
今まで何百冊とBLを読んできて、もちろん感動系のものもたくさん読んでますが
初めて本当に泣きました。
なにこのお話…。
ストーリーも絵も全てが美しいです。
ただただ好きです。
2020年7月15日
全てが美しいです。
今まで読んだ本の中で、1冊でこんなに心を持っていかれたのは初めてです。
書籍で置いておきたい物語でした。
ファンタジーってそんなに読まないのですが
2020年1月28日
ソライモネ先生の描くファンタジーってどんなだろうと気になって読みました。独特な雰囲気の絵と話が凄く良く合っていて一気に物語に引き込まれました。そして何とも言えない心地の良い読後感!!BLとしての物足りなさはありますが、それを補っても余りある魅力が詰まった作品だと思いました。本当に素晴らしい!これは絶対にネタバレなしで読むのが正解です。
いやー!
2019年7月13日
普通に読んでたから、普通に楽しんでたから、、、こんなどんでん返しいやー!!…………哀しくて美しいお話でした。
まさかの展開!
2019年7月8日
えっ!!!まさかまさか!!!!後半の展開にビックリです。せつないんですがとても綺麗で美しさがあるお話しです。
旧あびるあびいさんのファンタジーBL
2019年2月9日
絵のタッチやテイスト似てるな~と思って調べたらビンゴ☆!あびるあびいさんの作品はどれもこれも独特の雰囲気があって大好きです。こちらの作品は言うなれば人魚です。ハッピーエンドなのか…個人的にはもっともっと幸せが欲しかったです。しかし、こんな終わりがあってもいいよね!BLはファンタジーだし。というポジで思考転換。
いい!
2019年1月18日
せつないー!けど読んで良かったです!おとぎ話のように優しいお話しでした。
いつもと違うBL
2019年1月11日
普通のBL作品とは性質(?)が違っていて、ハマる人とそうでない人にハッキリと分かれるかも・・・。絵と作品の雰囲気が独特で、映像の世界に入った感がありました。特に最後のどんでん返しにびっくりでした。いつもと違う作品を探している方はぜひ!性描写ほぼなし、ストーリー重視の方におすすめです。
きっと幸福になったよね!
2019年1月3日
突撃隣のレビュアーさん二弾の企画で見て購入しました。
一弾でも一冊買って大当り!そして今回も大大当り。
凄い企画です。
個性的で繊細な絵と劇的なストーリーが叙情的な物語りでした。歌手もの?って好きで色々読んでますが歌の表現が綺麗とても素晴らしい!天才!凄いって思いました。
涙涙のお話ですが、とても心に残りました。
Hなシーンはほとんどありませんので、ハードなのをご希望な方には不向き。でもどんな嗜好の人でも間違いなく心を捕まれる作品だと思うなぁ。
泣いたよ
2018年10月29日
始めてBLで泣いたよ。何て切なくて美しいの。この作家さんの絵もとても良いし、ストーリーがとにかく優しくて美しい。
良い!
最後の歌詞はズルいです…😢
ネタバレ
2018年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半はファンタジー要素を感じない展開でしたが、後半あたりから急に来ましたね〜。人魚姫の物語と似ているようで違う…みないな印象。
『ありのままの自分と向き合う勇気』、『人を愛し人に愛される暖かさ』、『別れが生む新たな絆』、『大切な人を守る強さと優しさ』…。おとぎ話のように、ハッピーエンドな終わり方ではないけれど、けして後味が悪いわけではなく、哀しく切ない中にも、仄かに暖かみがある。そんな、読み手に深く訴えかけてくる作品でした。
最後のページ。凪が書き残した歌詞。
鉄太への想いがそのまま書き綴られており、最後の最後で涙…😢
ファンタジー…。涙が止まらない😩
ネタバレ
2018年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミュージシャンであり、夢目前で声を失い、夢も失った鉄太。
それでも捨てられない音楽。そんな時に出会った、美しい声を持つ凪。そんな凪も又、鉄太同様、過去に捕らわれていて…。

お互いがお互いの存在に救われ、過去から一歩踏み出そうとする姿。唯一無二の存在として寄り添い、支え合い、夢に向かっていく姿が尊い。

そして、二人の夢に向かいワンステップ進んだ後の、まさかのファンタジー展開に、涙が止まりませんでした😩でも、最後のシーン。私の解釈が正しければ、ハッピーエンドのはず‼

思えば、美しい表紙、作中に沢山描かれている《海》《水泡》といったものが、最後のファンタジー展開を示唆していたんですね…。最後の凪が書いたであろう歌詞にも、鉄太への想いが溢れていて、又泣けた😩

作家様、改名後初コミックスでしたが、新境地開拓といった印象を受けると共に、作家様の作品の中で、一番好きな作品になりました。又、次の作品も楽しみにしています😊
切なくてキレイなBLでした
2018年10月13日
Pixivコミックで見て続きが気になり、即購入しました。独特な絵の描き方ですが、メインとなる海(の泡)にピッタリな雰囲気だなと思いました。そしてこんなに切なくて互いを大切に思い合う優しいBLは初めてでした。最後の最後でまさかの展開に涙しましたが、ラストの1コマで救われた気がします。(エロはちょびっとだけありますが、そのシーンすら尊いと思える爽やかBLでした)
ヒエ〜
2024年12月22日
面白かったけど最後のどんでん返しがやばい…
可愛いかんじのお話かと思えば相当しっとり系のラストでした
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思いもしなかった結末
ネタバレ
2021年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に思いもしなかった結末でした。立ち読みで気になり、あらすじも何も見ずにファンタジーとすら知らずに購入。切ない。しっかりパッピーエンド好きな私的には。。。
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紙で
2021年1月19日
お気に入りを電子で買い直してる最中だけど、カバーが好きなので紙で持ってます。
話もすきだし、絵がいいよー。
しっかり描き込まれてるのにゴチャゴチャしてない。
水族館のシーンが最高。
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BL作品としての評価はできない
ネタバレ
2021年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何となくで購入した作品。
BoysがLoveしていればそれはBLだと思っていますが、これはBLなんだろうか?
2人の間に愛はあります。でもBLではないような気がするんですよね。
悪い意味じゃないです。激しい濡れ場がないからといった次元の話でもない。

結末は、予想できる方は多いと思います。
しかしそういった展開にならず、思い過ごしか?と思った矢先のmemory.6ラスト。
鳥肌が立ちました。そこに行き着くまでの展開が抜群に上手いです。
BLとしての評価は星3、ファンタジーなら星5、間をとって星4としました。
BLにカテゴライズするのはもったいない作品だと思いますよ。正直。
映画を見たような読後感
ネタバレ
2020年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 想像の遥か上を行く結末でした。長編の映画を見たような…納得したけど、諦めきれないモヤモヤが残る感じ。ホントはもっともっと2人で幸せになって欲しかったなぁ。でも人と人が引かれ合う、そして結び付く凄く素敵な物語でした。
ファンタジーっぽい
2020年1月2日
メルヘンというか ファンタジーというか雰囲気のある悲しさが残るお話です。
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良かった
2019年5月4日
初めての作者さんでした。独特な雰囲気や絵が世界観に合っていました。ストーリーもしっかりとしていて読み終わった後に余韻が残りました。
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情緒溢れるストーリーではあるけど
ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結局は人魚姫のストーリーは覆らなかったということなのかな。
またいつか会えるかもという暗示はあったけれど、それでもやはりこれはメリバだなと思ってしまう。
BLの読者の多くはハピエンを願うので、メリバ作品は作品紹介でそれなりのほのめかしも必要な気がする。
どうしても最後まで希望してしまうから。
寓話
2022年8月4日
5話までは普通の夢を追う話かと思ったら6話から怒涛の展開。
ネタバレせずに読んだので衝撃がすごい。
独特な絵のタッチによる歌唱シーンが良かった。
いいね
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水の中にいる感覚
ネタバレ
2022年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歌えなくなった鉄太と、海で出会った凪の話。ファンタジーとは認識して読んだので、最後の展開は予想通りだったし綺麗なお話だなあという印象。現代版人魚姫。凪はお母さんに会えたのかなあ。絵の中に、あぶくがたくさん出てきて、それを見ているだけで自分が水中にいてブクブクなっちゃったような気がして、息苦しさすら覚えた。音楽モノの話が好きじゃないというそんな理由で星は少なめです。。。どうしても、声も曲も聴こえないからなあ、音楽モノ漫画って苦手です。。。
唐突
ネタバレ
2021年2月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はちょっとクセがあるけどスタイリッシュでコマ割りも印象的な場面がいくつかあり素敵でした。ファンタジーもあまりに奇想天外じゃなければ嫌いじゃないのですが、本作はちょっと唐突感が否めず、感動よりむしろポカーンとしてしまいました。
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絵はすてきなんだが
ネタバレ
2019年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はめちゃめちゃいい!絵はめちゃめちゃいい!!んだが…、鉄太が凪を好きになる理由がよくわからず、最後はいきなりファンタジーという夢オチみたいな感覚を味わって終わった
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作家名: ソライモネ
出版社: 心交社