物語序盤、キラキラの文月くんは先生のセクハラをものともせずに笑撃展開でめっちゃ笑えた。中盤はひたすら二人が可愛くて甘い。このまま甘い雰囲気で終わるのかと思いきや、終盤で二人の過去が明かされて、物語に一気にぐぐっと深みが出る展開が素晴らしい。ひたすらポジティブ先生好き好きだった理由が分かり、ふわふわして流されているように見えた文月くんが、実は粘り強く芯の強い人物だと判明する。ファンレター、ベッドで隠した本、押し入れの漫画等の細かい伏線も全てキッチリ回収されてスッキリ。本編の終わり方も希望に溢れており、全てが分かってから読み直すと、全く違う感じで読める素晴らしいストーリーだと思う。思い出をありがとうございましたという言葉で、1回目は天然だなあとクスッとしたのに、2回目では涙が出そうになった。