表題作+描き下ろし収録。ドラマ撮影を背景に、超人気俳優と新人俳優のお話。大学時代の先輩後輩再会もの。甘く繊細でじんわり系。
「25時、赤坂で」全5話
超人気俳優・羽山麻水と新人俳優・白崎由岐のお話。同性愛ドラマ撮影中という設定が面白く、ドラマの進行とリアルの関係にワクワク。とにかく空気感が心地よかったな。一番印象的なのは作者さんが描く瞳の描写。ゆらゆらと潤みながらも時に力強く、ぐっと引き込まれてしまいました。そして、強い瞳の白崎が役者として成長していく姿にもドキドキ。個人的にはずっと大人対応だった麻水のラストでの様子にくらくら!とても丁寧な作風なので、無理がなくじっくり世界観に入り込めました。描写はトーン、白抜き、うっすら描きなど。ゆっくり進む関係もいい!
「あの日のその後」描き下ろし6ページ
白崎の部屋にて、その後のお話。