誤解がもつれて1回絶望的な気持ちになり、こんなにも漫画に恋愛要素以外で心が締め付けられる事は後にも先にもこの作品だけだと思います。最初は表紙が好みで買いましたが本当に本当に買って大正解でした。今までの行動が何故"そう"であったのが、視点を変えてゆっくりと展開していく様は点と点とが線になるという言葉そのものだと感じました。
幸せになってと思い、祈りながら読み進め、ハッピーエンドで終わった時は安心感と涙が止まりませんでした。
途中心情を考えると辛くて何故誰も教えてくれないの何故言わないのと思うことがあり、言わないのは諦めを含んだ優しさだと思うと余計に苦しくなりました。
なんだか本棚が自分の好みだけで埋めつくされているな..マンネリしてきたな...と思う方はぜひナツマチを購入されて見て下さい!こんなにも思い重い作品は中々ないと感じるのでぜひっ