ぴい先生の嫉妬が好きなんです。
じろっとジトっとした目つきとか喉が鳴るようなじりっとした感じとか最高です。
トラウマにも似た性癖を開花させられた小見くんと実は愛されたがりの元ニートの澤くん。
題名の通り噛んで噛まれたい二人。
ちょっとね~痛いよ、見ていて痛いぃ。
私にはまだよくわからないけど痛みや苦痛は快感と結びつくらしい。
攻めからしたら苦痛を与えることで所有欲や独占欲を満たすことができるのだろうか。
受けとしても痛みを与えられている時だけは自分だけのものになると思えるんだろうか。
それがお互いに心を占めている相手だとしたらなおのこと執着するわねぇ~。
小見くんの嫉妬と執着が、本当にたまんなく好物です。
高校時代までさかのぼる嫉妬とか、どうしようもない事分かっているのに止まらない嫉妬。病んじゃうの一歩手前くらいの雰囲気とかオイシイ!おいしくてたまらん!
そのうち首しめちゃったり、嚙みちぎっちゃったりしそうで怖いけど読んでみた過ぎる。
澤くんの薄幸ぶりもいいね。
しなをつくるわけではなく、ちゃんとニート男子なんだけど、ツンデレでもなく愛されたい心を奥底にしまい込んでいる感じがいい。
かわいいだろ?こんな子。
小見くんの脳が手放さないはずだわよ。
でも澤くんに関しては高校時代の悲しい思い出ももうちょい読みたかったなぁ。
だってそこには澤くんの恋があったんじゃないのかな…。
うぅ~ん妄想はかどるぅ~ww
今回も面白かったなぁ~。
なんでか購入していなかった作品。
読むことができてうれしい。
**184ページ**