ネタバレ・感想あり春を見たくなったんだのレビュー

(4.6) 17件
(5)
11件
(4)
6件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
続きを!
2024年10月19日
短編だけど秀逸。高校の現国の先生と再会して、結ばれるまでの話ですが、先生を好きなった理由も、嘘をついたことも、全部理にかなっていると言うか納得できると言うか、素敵なオチだった。些細な表情の表現が上手くて、シンプルな画なのにきれいです。
この後の2人をもっと見たいから、ぜひ続き描いて欲しいです!
いいね
0件
好きだなぁ
ネタバレ
2023年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前編34p、後編34p。全表題作。元教師と生徒の話。前後編の短い中で生徒の教師に対する思慕が切なく散りばめられている。高校の教室の中で。再会のお店で。共にした部屋の中で。現れた彼の、姿を消した彼の、同じ道を歩もうとする彼の想いが切ない。前後編の短編故、元教師が何故離職したのかはハッキリとは触れられていないがこの短編の中に上手くエピソードを盛り込まれて読み終えた頃にはとても満足してる自分がいた。
勘違いが切なくて…
ネタバレ
2023年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元教え子との事後から始まるストーリー。えちシーンはなしです。時々感じる違和感が下巻で明かされて、とても切なくなりました。好きだった先生に気付いてもらいたくて、でも派手だった兄宗司と間違われて名前も呼んでもらえない弟冬司。偶然なのか忘れたライターで自分が勘違いしていた事に気づく児玉先生。健気で切なくて、冬司の気持ちを想うと…ハピエンなのかまだ続いて欲しい作品です。
めっちゃいい!後編の立読みはしないで〜!
ネタバレ
2023年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●前後編トータル約60P。ネタバレ嫌な方は、後編の立読みはNGです!しっとりしたお話で、少し切なく温かく、きゅんとする。良かったです。(すみません、私はネタバレで以下書かせていただきます…)
●起承転結の「転」がとても良いですね。それがちょうど前編ラストから後編冒頭にかけてなんです。ここを経てもう一度前編の最初に戻ると、「宗司おまえ!」と怒られた時の真嶋の一瞬の間、なんでこんな表情してたのかが分かって、胸がギュッとなります。瞬時に切り返した真嶋の思いも。…冬司はずっと、宗司になりたかったんだ…
●“いい子”の自分は、先生の目に留まらない。やんちゃな宗司の方が気にかけてもらえる。自分のことなんて覚えてないんだろうと思ってたのに、児玉の口から「冬司」の名前が出る。車の座席に残したライターは、わざとだったのかな…「俺、冬司だよ」って、望みを託して。
●教師を辞めた児玉の思い、それが繋がっていくのも良い。小説が大好きで教師になった。でも、受験のレールに乗った生徒には、小説の素晴らしさは伝わらない、伝えられない、不甲斐ない…そうして児玉は教師を辞めた。でも…それが冬司には伝わっていたというのが…!児玉の授業を丸ごと受け止めて、自分も現国の教師になろうと。繋がる思い。さらにまた児玉も、冬司と再会したことで教師としての自分を取り戻す展開。素敵です!
●雪の下で芽吹いていた種、その鼓動、そして来る春。とても良かったです!
えー!凄くいいです!
2023年11月19日
元教え子×元高校教師。
前後編なので、是非その続きも読みたい!ってなりますが綺麗に纏ってます。
ちょっとうるっと来ました。
読後にタイトル見ると、なるほど!ってなります。
前後編なのがもったいない。もっと読みたいです。
絵も綺麗でした。
土中で芽吹いていた種が顔を出す4年後の春
ネタバレ
2023年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前後編併せて60頁の短編です。元教師の児玉は飲んだ挙句に目覚めてみると元教え子の真嶋宗司とホテルの一室にいました。高校時代は生意気さで目立っていた真嶋は児玉の担当する現国の授業中も大抵寝ていて、でも指名するときちんと答えていました。そんな真嶋は連絡先を教えてくれなかったからと、児玉が手伝う実家の酒屋にやって来て一緒に配達を手伝うのでした。やがて偶然から児玉は自分の思い違いに気が付きます。かつて児玉が授業で扱った小説の一節と、その時の児玉の言葉がタイトルに繋がります。エロ無しで短編ならではのスカッとした切り口で描かれるのは卒業して4年後に訪れる春のお話です。
元教師と教え子、すごく有りそうな話。
2023年2月9日
普段いろいろ夢があって奇想天外でドラマチックなBLを好んで読んでるから、時折こんな有り体に普通のBLを読むと、スポッと穴に落ちるようにハマっちゃうわけですよ。すごく腑に落ちるというか。そこここに転がってそうなBLって逆にロマンじゃないですか。
感性のみずみずしさ
2022年10月18日
受験に染まった生徒の中で、冬司には児玉先生の声が届いていた。芽吹いた思いは土の中で春を待つ。
志した、伝えたい思いが生徒に届かない現実に心折れ、実家の酒屋を手伝っていた児玉先生。
あの日が再び二人を結びつける。
最初から違和感はあった。「宗司」と呼びかけたときの反応。雰囲気。
先生と生徒の関係は、生徒の成人後、最初の夜の出合いで体を重ねることになって大きく動いた。
若い児玉先生の文学への思いを冬司のみずみずしい感性が受け取り、思いは受け継がれていく。そのことがきちんと描かれていて、美しい。
体を重ねる画面はない。それがよい。
最高じゃんか!
2021年10月30日
エロくは全くなくって、淡々とストーリーは進むんですけれど、元先生が あっ!って重要なことに気づく瞬間から タイトルが すーっごく意味を持つようになる仕掛けになっていたと思います。今まで 止まっていた時計のネジを回したら、時が動き出した感じがして、”もう 高校生じゃない”っていう元高校生の言葉が すっごく重みをもちだました。タイトルの春は、学校の始まる季節の春と恋が始まる淡い感じをイメージした春とあると思います。それを 考えると、短い作品ですけれど、すーっごく 重みがあって、読み応えのある内容に変わると思います。ぜひ。
もっと読みたい。もっと知りたい。
2021年3月20日
初読み作家さんです。レビューが少なくて、判断しにくかったのですが、クーポンが利用出来たので思いきって購入してみました。前後編合わせて68ページと短くて、もったいない! すごくいい物語なので、単行本くらいの長編で読みたかったです。惜しいし、もったいないなぁ。
酔った勢いで元教え子と関係を持ってしまった『こだセン』こと元現国教師の児玉先生。好きな文学作品を授業で分かち合いたいと熱を入れ込んでも、返る反応は受験対策。寂しい事ですが、今時は受験の為の勉強という現実。教師の情熱が冷めてしまう事があるかもしれないですね…
児玉が寝てしまったのは双子の片割れ。兄は明るく悪目立ちタイプ。弟は真面目なイメージ。そして、現国が嫌いな兄の提案で、そっくり双子が入れ替わり…双子ならではのお話で面白いです。
児玉を呼ぶ呼び方がキーポイントかな?
切なく思い続けた片思いが、きゅーんとさせます。冬の雪の下、芽吹くと信じて蒔いた種はちゃんと咲きましたね。
ただ、えっ?これで終わるの?って感じなので、ちょっともどかしいかも。もっと長編なら色々話も膨らませたでしょうし、その後も見たい。書き下ろしと加筆で単行本にして欲しいくらい、個人的には好きな作品です。
前編だけだと、どっちが受けかわからぬ~
2020年8月9日
個人的には先生攻めであってほしいんですけど、私の希望はだいたい外れるので、先生受けかな……。一夜の過ち系からの。正反対な双子の生徒のうち問題児の方を受け持った先生が、教師を辞めて酔った勢いで生徒と関係を持ってしまう。しかし、関係を持った生徒は双子のうちのどっちだったのか……という意味深な展開です。後編は他の方のレビューで受け攻め判明したら買う予定です。私的にはどちらも好きなタイプだったので即買いでしたが。どなたかレビューよろしく~!
空気感がいい
2024年10月25日
元生徒と元教師の再会もの。初読み作家さん。エロはないけど絵柄や雰囲気に色気がある。早春の冷たくて清々しい空気を感じるような作品。ラストがよかった。
いいね
0件
ネタバレなしで
ネタバレ
2024年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短いけど面白かった!
勘違いからの切なさとかお互いに救済ストーリーだったり。絵柄も丁寧。Hシーンは事後でどちらが攻め受けかは明確にされていないけど、行動や雰囲気から黒髪元教え子(年下)×茶髪元先生(年上)かな?
回想が高校時代で現在は成人済み。
ヤンチャで目立つ問題児の方がなんだかんだで覚えられてて構って貰えて、真面目で手のかからない方は記憶に残らず見てもらえないという…頑張っているのに報われないという切なさを感じつつ、この先生はちゃんと覚えていたとわかるシーンもあって良かった。
いいね
0件
短編
2024年10月18日
元教師の児玉と、教え子の真嶋の話。温温さん初めてで、クーポン対象の中で雰囲気良さそうでレビューも良くて買ってみました、ぬくぬくぬぬさんて名前が可愛らしすぎるなあ。絵もお話も繊細で温かくてとても好きでした。教師と生徒のBLって多いけど、本作はそれらとは一線を画していて、先生の繊細な内面がヒリヒリ伝わってきて、そしてそれを受け止めていた生徒がいて、BLや恋愛ももちろんあるけど先生の葛藤と成長がこの短編の中心に描かれており。とても読み応えありました。面白かった!!短編しか出てないようだけど、作者買いしていこうと思います。
良かった
ネタバレ
2022年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄く良くてびっくりしました。綺麗な感じで完結してるけど続きが欲しくなります。でも続編はないのかなぁ、もったいないなと思います。
いいね
0件
シーモア
2021年3月30日
作者買いで2作品目。しっかり感情が描かれていてグッとくる!とても好みの作風で引き込まれる。完結してるけど、この先が読みたいような勿体無い様な…今後が楽しみな作家さん。
いいね
0件
好きな設定です
ネタバレ
2021年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一途な生徒すごく好きなのでとてもよかったです。受け攻めはっきり描かれてないですが、抱きつき方からして、先生が受けなのかな?私は生徒が受けの方が好みなので、生徒が受けだと思い込むようにして読みました(笑)
クーポン使用でお安く買えたのでよかったですが、定価だと少し高く感じます。終わり方が微妙だと思う方もいらっしゃると思いますが、私は先にレビュー拝見してなんとなく覚悟した上で購入したので平気でした(笑)
レビューをシェアしよう!
作家名: 温々ぬぬ
ジャンル: BLマンガ 教師(BL)