羽生先生の作品は淡々としてて、絵柄もあるのかもしれないですが、いまいち感情が見えなくて、面白いけど、あと一個何かが足りない…とモヤッとするのですが、この作品は、とても温かな感情をきちんと読む事が出来て、最後も温かなままで終わり、とても良かったです!
描いてる内容は、正に家族愛!!温かい愛情いっぱいの中で育てられ、でも辛く悔しい過去を持つゆえに上にのし上がりたいと考えてるヒロインと、そんな彼女の能力を買った、孤独の中で生きてるヒーロー。
ヒロインの芯の強さに助けられ、素直になっていくヒーローがとても良かったです。
主人公達とは別に、二人の「父親」が出てきますが、どちらもとても魅力的で良い味を出してました。