怖いものみたさ、ってありますよね。しかもそれが現実にあることだから知らなきゃいけない気もする。でも怖い!
変死体やゴミ屋敷化などで住めなくなった事故物件を原状回復する特殊清掃人さんの仕事経験話。×華先生の作品なのでもちろん怖いものみたさの現場だけでなく、人間の怖さ、亡くなっていった人たちの寂しさ、遺した愛(金庫の中に入ってたものは。。そして火事場泥棒でなくて、分け与えたのは。。)など、心に響くもの多いです。特殊清掃人の方々にはほんとうに頭が下がります。
ただ!いつもレビュー読んでくださる方、お話読んですぐ泣いちゃう方は感受性、共感性が高いはず、そして脳内現場再現能力も高いはず、そんな方々がこの作品を読んだら、、、あー痛くて悲しくて気持ち悪くてしばらく思い出して眠れないかも。だから読むときはガッツリ読むのでなくて薄目で読むと良いですよ。私もほぼ目を瞑りながら読みました。虫のところとか。あ、もちろん擬人化とか塗りつぶしとかで、読みやすく配慮されてはいるんですけど、どーしても想像してしまうんですよ!うわー思い出すだけで寒気が。。