ネタバレ・感想ありマグネット兄弟【特典ペーパー付】のレビュー

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離れたくないのか離れられないのか
ネタバレ
2025年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL漫画読んでて時折胸やけしちゃう少女漫画的な湿っぽさが作品によってはマイナスに作用するけど、この作者さんはそういう心配がない。このお話ももっと闇深くジメジメ自省ばかりのモノローグで語られてもおかしくない内容だけど、そういうのはない。2人で地獄まで行こうぜとか、太陽の下堂々と歩けるようになりたい!みたいなわかり易い2択があるけど、祖父のもとで割と立派な一軒家に住んでて、多分年金とバイト代とかなんだろうけど『普通』の暮らしが実現している。それこそ普通なら身バレする展開を用意しそうなのに、起こってしまった事件も、龍太が普通に働いて生活している以上終わった(償った)事で、自分の意見で言えば彼らはただただ被害者でサバイバー。だからあとに残ったものは2人がそれぞれ感じてる罪の意識や傷。その過去が彼らを今の今まで苦しめてるしこの関係を歪に創り上げてしまってるけど、当の本人たちを見てるとこれで良いと思っちゃうのはただの結果論かも。
題名にもなってるアンビリーバボー的な設定はそこまで非現実的なものとは思えず、話の中で浮いてる感じもなく自然と受け入れてた。お互いのことを束縛したいとか決して利己的に動いてるわけでなく、その引力のままに動いた結果が2人を唯一無二の兄弟にしている。
それぞれに彼氏彼女が出来る展開もそれが続かない理由も、どれもこれもあったかもしれない未来をぼんやりと想像させて少し切なかった。
弟の、誰かに全てぶちまけたくなる衝動はきっとなくならないだろうし、その重荷や罪悪感が純粋な愛情を濁らせてるってことも忘れてはいけない。引き寄せ合う磁石がくっついた時の隙間のない距離間が、一人の人間としての生き方を妨害していることも確かなんだよね。だから離れたくないのか物理的に離れられないのか、というのを考え込んでしまう。
一般的な善悪や幸福、狂気ではなく、犯罪者も被害者も様々なセクシュアリティを持った人達も、ただ大衆の中に紛れて日々を生きているって事実があるだけなんだよな〜って読んでても思ってました。
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納得できる
ネタバレ
2024年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積読の山から。ガチ兄弟もの。作者さんのお話はやっぱりシリアス設定なのが好きだわ。
セッ...依存症のお兄さんを心配する弟、どこにいてもわかってしまう第6感みたいなのがあって、門限破れば迎えにくるブラコン、でもそうなったのには理由があって、、というお話。
重いもの背負ってても笑いに変えて、そうならなければいけなかった理由を踏み込まずに見え隠れして描かれているとこも上手いと思う。このふたりと付き合おうとしてくる子もいるんだけど(しかもいわゆる良いひと)、結びつきが強すぎて無理だよね。。ガチ兄弟ものの中でもいちばんふたりの関係が納得できたし、しかもこのまま一緒に生きていって幸せになれそうだった明るいラストで良かった。あ、真っ白だけどエロいです。
ストーリーが素晴らしい
ネタバレ
2024年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本物の兄弟BL大好きなんですが、購入して大大大優勝でした。そのキャラになった背景、抱えてるもの、リアルに感じました。トラがイケメンでかわいいいいい。「派手な喘ぎやめて」っていうところトラっぽくて好きでした。この作品に出会えてよかったです。
なかなかハードな内容。
ネタバレ
2024年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜ兄はセッ〇ス依存症なのか、過去に問題があってなのか、もともとの性欲かはわからないけど、結構重い内容でした。
でも、どこにいても互いの居場所がわかるってすごい。
そして、どっちもお互いがかけがえない存在。
もう共依存。まさにマグネットのような兄弟。
よくも悪くもつねに一緒で、互いが一番でそれは、一生かわらない。
誰も入る隙まないくらい。
地雷のかたもいると思いますが、個人的にはこの重さと狂気が好きです。
重いので要注意~
2023年11月4日
結構ポップな表紙ですが、、、この兄弟の背景とかは結構重いので地雷持ちの人とかは要注意です

そもそもこの2人の関係性も地雷の人は居そうですが。。。

その辺が大丈夫な人ならこの背景があるからこその2人を想うとグッと切なくもなったりして、、、色々考えちゃうインパクトのある作品だと思います
胸糞描写あるけどめちゃくちゃよかった
ネタバレ
2023年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一方的な暴力描写はとても苦手なのですがそれ以上にめちゃくちゃよかった…!愛情に飢えた兄にどこにいても見つけてくれるぐらい愛の重い弟がいてよかった。共依存だしガチ兄弟だけどこの関係がベストで最高なんだと思いました。遊園地でふらふら居なくなる試し行動が切なかったけどかわいかった。
恋愛とも共依存ともちょっと違う気がする
ネタバレ
2022年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 175ページ。
実兄弟もの。
これはものすごく良かった。
物語のはじめから少しずつ見える兄の過去。後半で明確になった時の、読者から見えていた「ビッ/チでダメな兄」からの鮮やかな逆転が衝撃的でした。子供の頃から現在まで、兄はずっと兄であることを全うしていたんだなあ、と切なくなります。よくやった、えらい。
この二人は、兄弟であり、真相を隠す共犯者でもあり、父親との血の繋がりの恐怖も抱えていて、歪んでしまっているとわかっていてもなお、お互いがお互いにしか救えない関係性。これを過度な演出なくさりげなく描き切れる力量、この作者さん素晴らしい。
エロシーンに関しても、最初のハウツーレスキューの兄弟っぽさ、中盤の助けを求めてる感じの悲しさ、ラストの思いが通じ合っての安心感、それぞれにちゃんと意味があって無駄がない。
当て馬(?)二人はちょっと気の毒。
母親に関しては、早くに亡くなっているであろうことしか描写がありませんが、そこを詳しく掘ったらもう一闇ありそうで恐ろしいですね。
補足説明として : 血の繋がりの恐怖というのは、「自分が親と同じになってしまうかもしれない」という恐怖を指しています。毒親持ちにはいついつまでも付き纏う恐怖で、作中で「同じでない」ことを確認してささやかな安心を得る兄弟のそれぞれの姿がとても哀れで切なかったです。
あぁ日野先生
2022年2月16日
肉厚に心に足跡を残してくれる日野先生作品。えちいのはそうなんですが、それを上回る内容です。最中の言葉が心の叫び。。胸にせまる作品でした。
エロいだけじゃなかった…😢
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某BLサイトで『これがエロい!』みたいな特集で紹介されていたので、気になって購入。

依存症の龍太(りゅうた)×弟の寅次(とらじ)。
寅次の第六感すげぇぇ。喧嘩強いのもかっこいい。
学生だったの素直に驚き。龍太が寅次にえっちのやり方指南するところ、全童貞に読んで欲しい。

龍太はこれ本当に依存症なのかな?とは思うけど、我慢出来ないからそうなのかな。
何回もふたりは離れられる機会があったのに、離れられない、離れない選択をしたから共依存ぽい。けど幸せな依存だと思う😺
なんだ?この読後感!
ネタバレ
2021年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
日野先生大好きなんですが、近親モノはドロドロ暗いイメージがあって、あまり得意でないです。
なので見送っていた作品です。

でもやっぱり先生の作品ときたら面白いはず…好奇心には勝てず読んでみました。
…ん?あれ?
…すごく好きだな。面白かったな。
読後感悪くないし、思っていたより重くない…。
いや、重いはずなのにほのぼの読み終えちゃった。
何なら最後良かったね〜って、ニッコリしちゃったんだけど?!
…よ、読んで良かった!!

お互いしか存在していない様な閉塞感も無い。
倫理観が欠けているどころか、ちゃんと客観性を持って冷静に行動している(セッ○スも割と理性的)から、近親モノなのにサラッとしてる。
相手を無理に拘束する様な事もしないし、お互いに相手を深く信頼して大切に想い合った結果だと思うと、これは純愛ストーリーなのではと思えました。

うーわぁ、凄いなぁ。
読んでいる間、私の心の舵取りは完全に日野先生。
参りました。
2021年6月30日
共依存 、兄弟 、闇深い ものが好きな私には神作品でした

欲を言えばもっと最初を引き伸ばして
お互い嫉妬に狂う姿とか見たかったです‪w

兄弟ものとか苦手な人は注意です
そこには愛があるんだよな
2021年4月2日
作者様買いです。大好きな作者様で、いつも作品にはどこか仄暗いような薄汚いような黒い感情を色んなところに入れてくれるんですが、ちゃんと愛があるんですよね。いつもどの作品も倫理観ぶっ飛んでるしめちゃくちゃなんですけど、愛があるし愛しかない。そんな世界観が大好きなのでこの作品も最高でした。エロシーンも最高です。素敵な作品をありがとうございました。
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切なかった
2020年6月2日
兄弟ものです。共依存って言ったらその通りなんですが、それぞれきちんと考えてるんですよね。兄は、自分が変態なのもわかってるし、それの原因についてもおそらく昔からずっと考えてきているだろうし。弟は兄が一番好きなのがしっかりわかっている。それが世間にとってはオカシイこともちゃんと理解してる。それでも兄を守ろうとしてるのは、スキスキーなんて軽い気持ちじゃない。腹落ちして守ってる。彼らがどんな思いで生きてきた結果の今日かと思うと、泣けてきますわ…
良かったけど切ない💦
ネタバレ
2020年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ネタバレ見ないで読んで欲しい1冊です。まさか、そんな過去があったなんて。重い💦これから本当に兄弟幸せになって欲しいです‼
ほんとは兄弟ネタはニガテ…。
2020年4月9日
だったので、読みはじめてガチの兄弟ネタかあ~~。と思ったのですが、日野先生の濃い作風と読後感が味わいたくて購入しました。途中やっぱり兄弟なのは「ニガテ…」と思うことがありつつも、二人のキャラクターはそれぞれかわいいと思うし、二人の繋がりの強さも、そういうことならしょうがないか…。と、納得させられました。過去設定をそんなに突き詰めてなくてさらっとしてます。それも作風だと思うんですが小さな兄が、結果どういう生活を強いられたかも知りたかった。もう想像しただけで泣いちゃう…。
暴力の描写があります
ネタバレ
2020年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はそこまで綺麗なわけではないが、よく出来た作品。
何だかとっても軽〜い流れで暴力シーンが沢山出てくる。無表情も合わさってサラッとね。そういうシーンってもっとねちっこく衝撃的に描写するのがまあ定説なんだろうけど、お互いが大事に思っている物差しとして苦手な方は見て欲しい。
日野先生の作品はまだ2つしか読破していないのだけど、どの作品も病んでいるのかなー。
闇属性のガチ兄弟モノ
2020年3月23日
黄昏?闇?属性の方向け。リアル兄弟の弟攻めで最高!このレビューに出したワードのどれかが好きな人は楽しめる作品。
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ネタバレなしで読んでよかった
ネタバレ
2019年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実兄弟という以上に、過去の事件がもう重すぎるんだけど、先生の独特のテンポで作品としてまとまって消化されてます。すごい。
とにかくキャラがおもしろくてかわいくてたまらん。お兄ちゃんの「穴なら」のセリフは最高すぎるし、弟は周りには無表情なのに、お兄ちゃんに対してはかわいすぎる。ワルモノを無表情でボコるとこと、見開きドーンのしょんぼりした表情のギャップとか、めっちゃ好き。
幸せに暮らしてください!!
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「穴なら」
ネタバレ
2019年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「お兄ちゃんのがあるでしょ」というセリフが最高すぎて… 遊園地での、二人のなんともいえない表情での攻防も、こういう意味だったのかあとそこでやっと腑に落ちました。依存症的であるとはいえ、あっけらかんとしたお兄ちゃん。社会的に困難があるといってもバイトはしているみたいですし、二人で幸せに暮らしてほしいです!
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良き作品
ネタバレ
2019年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いではありましたが、やはりハズレなし。せくす依存してる兄と、兄がどこに居ても探せる弟。なんやかんやありながらも、お互いの1番は兄弟なんだよね。なんで、じいちゃんと3人暮らしなのかも後々わかった。2人が幸せのエンドになってくれて本当に良かった(^^)
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良い作品
ネタバレ
2019年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言葉にするのが難しい。。
まず初めに、日野先生作品の近親BLはお互いへの尊敬と欲望が共存してて最高なんです。
大好物な設定だし、期待どおりのエッチさ満点の中に、気持ちが揺さぶられる背景がありました。
創作なんだけどさー。心が泣いた。
実の兄弟の共依存関係
ネタバレ
2019年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄の居場所が分かる弟・寅次×セッ/クス依存症の兄・龍太。実の兄弟もの。出会い系で男を漁ってはハズレを引いてる兄の欲求を満たすため、弟が兄の相手をすることに。ビッチな兄と献身的な弟のお話…と思ったら、思いがけなくズッシリ重かった…。比較的さらっと語られるのが、なおさら重みを感じる。どちらにとってもあまりに重い過去だし、純粋な恋愛感情とは少し違うだろうけど、互いに一番大切な相手なのは紛れもない事実。別の形の幸せを一度は手にしつつも互いを選んだ二人が幸せな人生を送れますように。暴力や近親ネタ+αなどあるので、そのあたりに地雷が多い方は要注意。
ネタバレ読まずに読んで欲しいです
2019年10月17日
ほのぼのっぽいけど中身は重いって日野先生も言っていた気がします。確かに重たい過去があって、お互い実はかなりこじらせているんだろうと思うんだけど、ハッピーエンドで良かった。うん良かった。
それぞれ、特に兄の心情を考えながらもう一度読むと切ないです。今までの日野先生の作品が好きなら是非!
さすがですっ!
ネタバレ
2019年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーの展開の上手さにシビれました!
クズペドの父から弟を守るために、自らの体を差し出していた兄。いよいよ守り切れなくなると父を抹殺してくれました。素晴らしい行動力と庇護心。
その後は兄の生き辛さを弟が全力でカバー。この先もずっと2人が一緒にいられますように。
面白かった!
2019年10月17日
兄弟物にしては背徳感がなくてあっさりだなーって思ったら...
ヘビーな設定にびっくり。紆余曲折ありながらもハピエンで良かった。
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何も言えねぇ…いや言うけど
ネタバレ
2023年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重苦しくないけど、重っ!!
近親相◯は別に苦手ってわけではないけど、この2人の過去が重くて…
でも何があったかの詳しすぎる描写が無かったの助かる。
父親(と書きたくなんかないけど一応、な)からのあれとか詳しい描写あったらたぶん途中で読むのやめてた。
それでも少し苦しかったかな…
絵柄で重さが軽減されてたような気もする。
あと弟が喧嘩強いのよかったw
これからもお兄ちゃんを助けてやってくれ…
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二人の世界で幸せな一生を😢💗
ネタバレ
2022年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟ものがどうやら性癖の一つでつい手を出してしまいます😓初めての作家さんでした。実兄弟です。兄弟ものは、作家さんの扱い方により全然作品の印象が変わるのですが、こちらは悲惨な家庭環境からの共依存的な本格的に闇深いものでしたので、個人的に苦手な内容でした。でも作品は素晴らしかったです!現在と過去が時折混ざり合い、確かに今は過去から繋がっていて、一緒に生きてきた兄弟の絆と、悲惨な出来事から生まれてしまった兄弟以上の絆とが、複雑な心理描写や表情で淡々と表現されており、私なぞではもはや読み取れないレベルでした😩申し訳無い…。恋人同士とはまた違った愛情の関係性が、兄弟ならではの表現でとても良かったです😶💗ラストで二人が二人にとって落ち着くべき場所に落ち着いた(納得した)感じでホッとしました。世間の常識とかもうどうでもいいです。お互いに助け合い、どうか死ぬまで二人で幸せに☘
兄弟もの
ネタバレ
2021年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 強い絆で繋がっている兄弟。しっかりものの弟とフラフラしていて性にオープン、そして依存症の兄
兄がそういう風になってしまったのも過去の出来事が原因でちょっと好き嫌い分かれる作品だと思います…。
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共依存する、兄弟
2021年7月25日
二人で生きて行こうとする(正確にはおじいちゃんも同居しているけど)兄弟、彼らがそうなった家庭の背景がちょっと悲しいかも。それでも互いが互いを必要としていて、そこに確かに想い合う気持ちがあるから、これはこれでハッピーなのかも。
お兄ちゃんが、ひたすらエロいです。エロエロです。
この人が絶対、という狭くて小さくて切なくて、幸せな世界が描かれています。
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おおお重い……!
2021年4月6日
ポップな表紙ですがかなり重い内容です。闇の腐女子さんにはおすすめです!幼少期の家庭環境、過去の出来事により二人共歪んでしまったのは分かるのですか、もう少し心理描写で細かく掘り下げて欲しかったかな…と。えっちシーンは多めですがラブラブというより共依存、まさに離れない、離せないマグネットですね!
よかった!
ネタバレ
2021年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさかそんな過去があったなんて。重くて暗い過去があるんだけど、そんなどんよりはしてなかったです。悲しいけど、えっちかった。実の兄弟ですが、しあわせそうでよかった。それにしても、トラはケンカ強すぎでは。
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依存系
2020年8月31日
面白かったです。弟と兄がお互いに執着し合ってて離れられない関係なのだなと。エロいしよかった。
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タイトル通り
ネタバレ
2020年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ マグネットのように離れてもお互いを引き寄せる兄弟。エロ多めの割に話が深い…重い…二人の過去が重すぎ…最後は幸せな共依存で、なんだかんだでハッピーエンドです。
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レビューが難しい
ネタバレ
2020年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は男運のない明るいオープンビッチと思ってたお兄ちゃんの過去が重い。弟もその過去を知ってるからいつでも真剣。でも弟も知らない遊園地のエピソードで、いつもニコニコしてる兄の闇が見えました。ペド父許せん。弟の前ではニコニコしてて良いお兄ちゃんだなぁ(;∀;)弟もそんな兄を理解して大事にしてる。恋愛とはちょっと違う気がするけど、紆余曲折を経て最後はお互い1人に決めてくれて良かったです。よしおは謎キャラでした。
依存
2019年11月3日
ストーリーが淡々と進み絵柄もあってか、重く暗い内容だけどそれほど感(父親は恐怖だけど)。読み返してじわじわとくる。
そして弟強すぎ笑
ほのぼの淡々、だけど仄暗い
2019年10月23日
正直絵は好みではないですが、実の兄弟モノ好きなので読んでみました。絵から醸し出される雰囲気の如く、ほとんどのシーンはほのぼの淡々としてます。受け(兄)が過剰なビッチで、攻め(弟)が寡黙キャラというのも、BLではそう珍しくはないですね。でも…そんな平凡なお話の中で、唐突に訪れる衝撃がなかなかエグかった。第1話で、兄を痛めつけた酷いモブをボッコボコにする弟、それを他人事のように制止する兄の言葉に「おや?」とは思いましたが、その後読み進めて行って、おお…なかなかヘビーな設定。作品に漂う仄暗さはこれか。遊園地のシーン、本当は楽しい思い出でいっぱいになるはずだった場所なのに…。弟と来た時の兄の眼差しが哀れでなりませんでした。同居の爺ちゃんはそんなに存在感無かったけど、兄弟に対して愛しさと憐れみと諦めの気持ちだったのかな…。兄の性格上、Hシーンはいっぱいありますが、あまりエロさは感じませんでした。兄弟モノは基本的に近親故の葛藤と背徳感が肝だと思ってるんですが、それは平和な環境で自分達の家族を愛し、愛されてるからこそなのだと実感。この兄弟に関しては「もう2人が幸せになってくれればそれで良い」に尽きます。最後は2人で自己完結って感じでしたが、ハピエンで良かったです。
双子みたい
2019年10月20日
どうも血は薄いみたい?なのに場所がわかるとかすごい!トラウマも影響してるのかな?どんな癒し系間男が現れようと入る隙間はない、これが二人の幸せ。
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実の兄弟かぁ
2023年6月27日
セック○依存症の兄龍太と兄の居場所がわかる弟寅次。
寅次は兄を心配して自身がセック○の相手になることを提案するが、、、
まずは治療すべきでは?という常識的な考えは置いとくのがBLだよね。
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つらっ
2020年7月5日
ビッチな兄と寡黙な弟。弟は兄がどこにいてもわかってしまいます。読み進めるうちに2人が重い過去を背負っていることが明らかになって、兄がビッチになったのも、弟が兄の相手をするのも、元はといえば過去の出来事が原因で、そのことから一生逃れられないんだなと暗い気持ちになりました。兄が終始明るいので救われますが、ストーリー的には闇の共依存系かと。総175ページ。修正は白抜き。
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作家名: 日野雄飛
ジャンル: BLマンガ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX / web opera