丸々表題作。209P。累の育った環境を考える自分の事より相手優先なところも、我慢強いところも納得です。そんな累を決して諦めず、見返りを求めずひたすら与える側で支えた八尋にキュンときます。どちらの心理描写も交互にあるので感情移入できます。やっと恋人らしくなった2人のやり取りも良いし、八尋に素直に甘える累がひたすら可愛い!エロはありますが、前半は1カットがちょいちょい入るくらいで、前/戯から挿入までのは後半に一度だけです。そちらも描写はあっさり目です。修正は甘めです。BL初心者の方にもおすすめです。暮田マキネ先生、素敵な作品をありがとうございます‼︎