部員不足で廃部寸前な電子技術部で新入部員募集のビラを配っていた榎木。躓いて散らばったビラを拾ってくれた白滝が後日、入部を希望していると知り、榎木がクラスまで迎えに行って部室に行くが、白滝はあまりやる気がない素振り。
肩を壊して野球を辞めた白滝はどこか投げ遣りで、リア充を敵視している青葱部長や湯豆腐先輩は白滝と距離を置きながら接しているけれど、榎木はクールで大人っぽい白滝に憧れに似た感情を抱いて距離感ゼロで接していく。
スポーツマンとパソコンオタクという真逆な二人が少しずつ親しくなり、白滝が野球を辞めた理由や家庭の事情、一人で抱えていた苦悩を知った榎木が彼なりのやり方で修復しようとする様子が微笑ましい。
高校生で男同士の恋愛、これから乗り越えなければならないハードルに臆してしまう気持ちや今が幸せでニコニコしてしまう姿が優しいタッチで伝わってくる作品だった。
聡い部長と鈍感な先輩の対比や部長の想いの描き方が面白く、登場人物の名前ですき焼きが完成してしまうのもウケる。