男性作家さんが描かれているんですね。絵柄もキャラもストーリーも描写も、全てが硬派。男らしいの一言に尽きる。表紙の受け君が攻めを身体で受け入れる時の反応がこの作品のメインスポットだと思いますが、女の様に挿れられるという行為を微塵も屈辱だと捉えず、あくまでも主体的に攻めを受け入れる様はそんじょそこらの硬派受けBLでは見られない男振りでした。ビシッと竹を割ったような清々しさ。そんな中にデフォルメでちょいギャグシーンがあったり、絵柄の緻密さに作者さんの繊細さが現れていて、そんなギャップも隠し味になってるなと感じました。
硬派受け好きさん、一味違うので是非読んでみてください。これはと思われる事請け負いです。
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