長く同居していたセフ レと離れてゼロゼロ物件に引っ越してきた伊角。隣の大学生の円座は朝っぱらから盛って薄い壁から聞こえる喘ぎ声に伊角の怒りは頂点に。伊角が名付けた《チャラフルエンザ》と塩撒く姿に笑ってしまった。
出会いは最悪だった二人が次第に心を許し、抱え込んでいる思いが実は二人とも似たようなものだったり、惹かれあう過程は良かったものの、大きなコマに顔のアップが繰り返し出てくるから、あっという間に読み終わってしまった印象。
綺麗な絵だからこそ、強く魅せる絵と引いて抑える絵の強弱みたいなところを見たかった。
元セフ レとの再会のアレコレや円座の行動は受け入れがたいものだけれど、元カレ再会あるあるにしていないのはそれはそれで良かったと思う。