将悟16歳(攻)×秋葉20歳(受)。高校生と大学生。
家庭教師を受け持っている双子の兄である将悟の現場を見てしまった秋葉。
なぜかたってしまい無理やり将悟にシゴかれてしまう。
ヤリちンで反抗的な将悟に手を焼いていた秋葉だけど、いつのまにか将悟に懐かれ弱音を聞く仲にまでになり、
なんやかんやで付き合います。
秋葉は小説を書くメガネ男子で、将悟はヤンキー風。
好みの話ではあるのですが、どのページのどのシーンも同じ大きさの人物像が描かれていて変化が少なく、あまり話に入り込めませんでした。
話の内容自体は反抗から寄り添いになり、自分への葛藤から相手への思いやりへと、うまくできているのですが、人物の描き方で読後はつまらなかったなと思ってしまいました。
将悟の表情が乏しいというか単調なのも好きじゃないし、16歳でやりたい盛りなのはわかるけど手慣れすぎてるし、やりたい時のセリフとかも16歳らしくなく興醒めしてしまいました。
なので、4年後の20歳と24歳の話はとてもよかったです。4年も付き合ってるのに将悟が秋葉にベタ惚れ感はよかったです。