主人公含め、登場人物の行動・人物造形が非常に稚拙。小中高生の書くストーリーがこんな感じだなあと思う。理論的でないことに「正論」と書かれていたり、ただ好き勝手喚き散らしているだけで「女にしておくのが惜しい」とか、2巻目まで来るともはや「このお遊戯会みたいな茶番まだ読まないといけないの?」と羞恥心すら湧いてくる。1巻の「説教タイム」なんて説教でもなんでもなくてただの文句だし(主人公が文句を言いたくなる気持ちはわかる。だったら「文句」でいいのに「しっかり者のお説教」というスタンスなので見ていて恥ずかしい)、次兄には1巻であんなに世話になってフォローもしてもらっているのに2巻になったら前触れ無く突然「あの人と関わるとろくなことがない」と言ったり。最初はなんとなーく読めたけど、読めば読むほど嫌な気分になる漫画だった。絵は可愛いので、加点して★2。