試し読みで、2人ともカッコいい!とひと目で気に入り購入。いかにも肉食男子な風貌の編集者の真澄と、爽やかでひとくせありそうな眼鏡男子で新人漫画家の悟。こんな爽やか男子が乱れたらどうなるんだろ?とドキドキしながら読みました。スピンオフだとは作者さんあとがきまで気づきませんでした(鈍いよ自分…)。
1巻は、漫画家の取材に付き合う真澄が悟を少しずつ意識していく様子が丁寧に描かれていて、2巻は真澄からの気持ちを受け止めきれない、人を好きになる気持ちがわからない悟の心情がこれまた丁寧に描かれていました。すごく現実的なとこから始まった2人なので、BLになっていくのって難しいと思うんですが、そこの展開がとても丁寧で上手くて、気持ちよく読めました。前作読んでないですが、逆にそれが真澄視点をより良く理解できて良かったと思う。悟の兄たちのことを知らないから、疎外感も理解できましたし…。
初めて読む方ですが、絵もストーリーもめちゃくちゃ良かったので、お気に入りの作家さんになりました。次作も楽しみにしてます!