ここ数年で中世風(と言う名の近世風)異世界ファンタジーが蔓延し
少し食傷気味になっているのを書き手も見越してか異世界も近未来とかのSFファンタジーに移行し出している中ではわりと読みやすくて面白い作品かと
というかファッションのループと同じで創作の世界もリアルからファンタジーを経てSFになりまたリアルに帰るってループを昭和から令和にかけて続いている事には歴史を生で体験している気になる
この作品も読んでいてなんとなくアウトロースターとかカウボーイビバップなんかを思い出してしまう
1巻はゲーム内に転移したっていう最近の良くある流れから始まるのと若干古臭い作画に不安な出だしであるのだが
3巻を超えた辺りで段々と面白さが出てきてレビューを書いてる今現在は遂に10巻の大台である
ただ不安点を挙げるから明確な目標がお金貯めしか無い分ネタが尽きた段階でピリオドを打ててしまうからどこまで続いてくれるか
原作から考えるとまだまだ行けそうだが
ちなみにアニメ化が進行してるらしいのてそこは楽しみである
ただのSFだけだと面白く無いだろうと流行りの悪役なんちゃらみたいな付属パーツを付けたがる作品が多いが
きちんと書けば変な属性を付与しなくてもSFは普通に面白いのだと改めて思わされる
まあモーレツみたいな色物も嫌いでは無いのだが
異世界もののマンネリにオススメな一品
最後にもう一つの懸念点なのだが
KADOKAWAなんだよなぁ…
変にブレイクしたら余計なゲーム化とかされて作品がダメになるで有名なKADOKAWAなんだよなぁー(大事な事なので)
アニメ化とか期待はしてるけれど声優とか話題性や女子受けとか狙って下手くそなアイツとか使いそうで怖い
作品と関係無い所で余計な事をしそうで不安だなぁー