オメガバース。
αを隠してる日高と出来損ないΩ。
Ωがαと粘膜接触すると、αのマークがΩの体のどこかに現れるというのが、目新しい設定でした。
その目新しい設定をうまく使って、立場の弱いΩの先生として生徒との向き合い方や、日高との恋愛を描いてありました。
多少のすれ違いはあるものの、基本ラブラブなのでノンストレスで少しウルウルしながらとても楽しく読めました。
2巻で日高の服がほしくて2人で引っ張り合う描写など、クスッと笑えるかわいいシーンなどもあり、いろんな要素をバランスよくうまくまとめてある作品です。
ちなみにαを隠してる意味はたいしたことありませんでした。そこに意味をもたすとまた雰囲気かわってしまうんでしょうね。あまり重い暗い話にされない作家さんなのかなといった印象です。
かといって軽い話にするわけでもなく、好きな作家さんです。
ただ日高先生が吉田先生を噛むシーン多すぎ、痛そう。