何度も読み返してしまうくらい大好きな作品です。Ωだと分かった途端に親から見放されてしまうという悲しい過去を持っている柊馬くんが、怜さんというハッピーな家庭で育った愛するの大好きαと番になってゆっくりと幸せになっていく姿に、こっちまでホカホカと幸福のおすそ分けしてもらったような気持ちのいい読後感を味わえます!でも、それが一筋縄ではいかないところがすごく楽しいです!しかもその理由が、怜さんがまっとうな大人過ぎるから(笑)。怜さんが一生懸命大事にすればするほどなんだか妙~にすれ違っちゃう二人の関係に、もう可愛いが止まりません!この作者さんの作品は、いつもほのぼのとした人間っていいよねって空気が流れていて、読むたびになんだか穏やかでほっこりした気分になれるのですごくオススメですよ!