最初はハレ婚の作者さんの絵が好きで、軽い気持ちで試し読みしてみました。
決して明るい内容ではないので、そこは少し覚悟して読んで下さい。
美月が真子を大切に思う、守りたいという気持ちが痛いほど伝わってきて読み進めるのが辛い(でも先が気になり一気に読んでしまう)
自分がどう行動・発言すればいいのか冷静に見極めて、勘のいい弁護士をも手玉に取る感じが美月の頭の良さを際立たせていました。
ストーリーとしてはとても悲しいものだったけれど、最後には流れとしてこれで良かったんだと思える様なスッキリ感があります。
あと、同じ女性として性犯罪は1日も早くなくなって欲しいと願うばかりです。
今も世界の何処かで娘や姪っ子をあんな目に合わせている愚かな人間が存在しているのかと思うと、本当に神様はいないんだなと途方にくれるしかありません。
その位リアリティーがありました。。
もうあと何回も読み返すと思います。
そんな作品でした。