ネタバレ・感想あり潮騒のふたりのレビュー

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鬼エモい
2025年5月11日
やばい、、、読み終わって興奮してても語り合う相手いないから先駆者の皆様のレビュー読んで、さらに他サイトのレビューも読んでやっと気持ちが落ち着きました。絵の好き嫌いはあれど、読んでみて欲しい、、、
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男同士の恋愛
2024年3月26日
BLと言うよりは普通の大人の男性同士のリアルな恋愛といった趣きでとても良かったです。少女漫画的でない画も雰囲気ととてもあってました。主人公の一人がクズなのもリアリティを出すのに貢献してますね。嫉妬とか独占欲とかとても自然な感じでした。最後も素敵でした♡ この作家さんの別の作品も読んでみたいと思います。
こんなblが見たかったナンバーワン!
2024年3月12日
大人の余裕を持った恋愛ストーリー。
急がず急かさず、でも甘くほろ苦い。
近いのに届かない感じ。。。
もどかしくて、なんとも言えないこのドキドキ感。□

BLというジャンルに元々そこまでリアルを求めてなかったんですが、この作品に会って見方が変わりました笑
10回位見返してますが、
空白の6年間と後日談が気になりすぎて、、まだまだ楽しめそうです!□
古き良き時代
2024年2月21日
最初は古くさく感じる絵柄も、とにかく絵が上手くて気にならなくなります!!
しかもゲイ✖️ノンケという私の大好物でした!
体も気持ちも繋がった2人のモダモダが本当に素敵です。オススメ!!
泣く
2023年8月28日
情緒不安定の時にこそ読みたい作品。
特にエンディングに向けて涙が止まらない。
何故かは分からないけれど、どことなくきっと誰にでもある「あの頃」の懐かしさを思い出させる、、そんな一冊だと思いました。
これは映画ですね
2023年8月22日
いやぁ~いいエンディングだった!ほんとに一本の良質な映画を観終わったときの感覚です。心地よい潮騒の音が聴こえる街での大人な男同士のドラマ。
最高です
2023年7月7日
絵柄が古いのが、それがまたいいんです!内容も間の取り方も全部が最高です。なかなか最近にはない漫画です。
懐かしい
ネタバレ
2023年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昭和から平成、でも昭和寄り。言葉も出てくる芸能人や作家、ポケベルも懐かしい…そうだったなぁと。「マブい」久々に聞いた(笑)教員同士の話。若いけど、世の中を斜に構えて退廃的になりクズ化していたゲイの孝太郎。真面目に熱血に精力的に仕事に取り組む人気教師の比奈岸。知れば知るほど惹かれていくのに、逃げ癖が顔を出す。これまでと違って本気になったみたいなのに。向き合う覚悟を持ちながらも、どこかで離れてしまうことをわかっていたみたいに。時代や状況、色々とあるだろう。どこか影がちらつく心情描写が秀逸でリアリティがある。4年後、少し救われる。よるべ先生、最初から骨太だなぁ。
余韻に浸る
2023年3月29日
昭和がまだ濃く残る時代。今より不便ではあったけど
まさに青春時代だったな〜。他のBLとは違うテイストの作品で、リアルな大人のBLでした。
わかりやすいハッピーエンドではないけど、あのラストすごく良かったです。
潮騒が聞こえてくる
2023年1月20日
冒頭の教室でスーツの二人がキッスしてる画に見惚れてしまって購入。主人公の屋敷は思った以上にやんちゃです。出会ったばかりの二人、相手と真剣に向き合えば向き合うほど心中は穏やかとはいかなくなり、絶えず潮騒のようにざわざわと心が波打ってしまいます。寄せる波のように〜近づけば不安になり、孤独になると会いたくなる…。全体に漂う昭和感、奥ゆかしくも熱い想いが止まらない二人の行く末は、、
エンディングからエピローグの流れがとってもステキで静かに心高揚させられます。こういうラストの表現ができる作者さまはわたしの中でもわずかしかいらっしゃいません。
重厚感のあるお話
2023年1月16日
2人のそれぞれの性格の違いがよく表現されていて、どう着地するのか最後の最後までドキドキさせられました。簡単にくっ付いてずっとずっと一緒みたいな単純な関係ではなく、近付いたと思ったら離れて、また近付けたと期待したらするりとかわされて、今までに読んだことのない重厚感のあるお話に脱帽です。
余韻
2023年1月15日
読後感がよかった。場面が切り替わるとき詳細の描写がなく説明も省いてあるから想像しなければならない。でも全ての辻褄あわせは無粋かなぁ、と思わされてしまう説得力。あと画力。表情が語ってる。エピローグ、ラストまでの持って行き方はヤバい。
全て実力派
2023年1月2日
表紙からもわかるように、好みは分かれるとは思いますが画力が素晴らしい。
ストーリーも無理がなくリアル。
致す場面もリアル。
二人の人格が作られた背景もストーリーに上手く反映されています。
あと、この先生が描く照れた顔が好きなんですよね。可愛いです。
これから何度も読み返しそうです。
余談ですが、ギャグセンス抜群の先生なんです。
この本とは毛色が異なる別の作品がもうすぐ単行本で出ます。
そちらも是非是非読んでいただきたいです。
うわああああああこりゃすごい!
2022年5月2日
こんなに心が揺さぶられる漫画を見たのは、初めてです。今までかなりBL漫画を見てきましたが、ダントツで一番面白かったです。ゴットファーザーⅡ一本分くらいの読み応えがありました。好みの分かれる絵柄かもしれませんが皆さん見てください。
名作ですね!
2022年5月1日
内容は教師同士の秘密の恋というありふれた物なのですが、腐女子歴の長~い私単におばさんとも言えますが、登場するアイテム全てが懐かしく感涙物!まさに大人のリアルな物語…魅せられました!何度も読み返したくなるスルメのような作品です。
野太い作風がたまりません😊
2022年1月19日
いわゆるBLっぽい作風ではなく、野太い画角は大好きです。比奈岸先生と屋敷先生の距離感も、離れたり近くなったり、見ているこちらも心配になります。エッチな場面は多くはないものの、濃厚で濃密、とても印象的でした。お互いを好きならば、やっばり一緒に居て欲しいですよね。興味本意ですが、再会したあとふたりが濃密に結ばれるところまで描いて欲しかったです(笑)
ざわざわします
2021年11月28日
まさしく潮騒のふたり。何とも言えないノスタルジックな雰囲気に飲まれながら、大人の男二人の物語に私の心も騒めき。終焉に向かっていく途中で結末を予感させられ、そこに辿り着きたくなく読み進めるペースは鈍くなって。結局この後の二人はどうなったのかと、どうにもならなかったのかとそんなことを考えてしまう後を引く作品でした。
本当に良い作品
2021年10月23日
ばらとたんぽぽが面白かったのでこちらも購入。前者はコメディー要素の強い作品でしたが、潮騒のふたりは映画のようで、余韻の残る、また違った素晴らしい作品でした。
最高!ノスタルジックが止まりません!
2021年9月22日
1994年の4月から始まるお話し。まさに昭和のなごりがある平成の、私が腐女子に目覚めた頃のお話し(まさに、応援書店特典漫画に出ていた、栗本薫の終わりのないラブソングや、尾崎南の絶愛がキッカケでした)なので、主人公達は私より一回り上世代です。あの頃の世の中が醸し出す雰囲気って特別だったというか、今よりずっと不便だけど、それ故に今にはない情緒がありました。この作品はそんな当時の雰囲気を沢山思い出させてくれました。話も絵柄も骨太で、リアリティがあり、すごく引き込まれます。
本当にオススメ!遠浅よるべさんの描くキャラクターってみんな本当にいそうな感じがする。
これぞ男同士の恋のリアル!
2021年9月11日
この作品からは音が聞こえる。体育館の生徒たちの歓声、夕暮れの踏切の警報音、ボンボン時計の振り子、祭囃子、打ち上げ花火。
この作品からは匂いもする。居酒屋の煙の染み込んだスーツ、乾いたグラウンドの土、主人を亡くした古い日本家屋、草むす庭、蚊取り線香、殺風景なアパートの一室。
そして、昭和の体躯の男同士が互いを求める息遣い、滴る汗、体臭。
くゆらす煙草、ラジカセから流れる佐野元春。海岸線を走る列車の音、遠い潮騒。
背景に黒を多用し、青年漫画を思わせる骨太な描写。1994年を知る読者に感じさせる、昭和を色濃く残したノスタルジー。 発車ベルと駅の人混みの中、最後のシーンに息を飲んだのは私だけではないだろう。
私にとって、この作品は夏の終わりに思い出す一冊。 ロケハン、キャスティング、脚本、演出をデビュー作にして一人監督をこなした遠浅よるべ先生に、心からのスタンディングオベーションを贈ります。
ずっと読まれ継がれてほしい〜
ネタバレ
2021年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ と思う作品でした!作者様の絵のタッチがリアルで凄く綺麗で昭和にタイムスリップした気分でした。臆病な大人2人の恋物語。熱血先生ですが快楽に弱くMっけのある比奈岸×逃げ癖ありめんどくさいこと嫌い結構クズなゲイの屋敷。はじめはなんとな〜く大人の雰囲気でやっちゃうんですが、そのエチが凄くいい(>_<)。それからセ○レ、恋人のような関係に変わっていきますが、なんでしょう。いい感じたけど上手くいかないんですね…(T ^ T)比奈岸の『バレたら終わりや』って言葉が決定的と言うか…。多分初めてこんなに人を好きになったであろう屋敷は、好き過ぎて嫉妬、感情も抑えられず、屋敷のあの言葉もずっと残っていて…別れ話が天邪鬼というかなんかめんどくさい女のセリフっぽくも感じました。本当はそんなことしたくないのに言っちゃう…みたいな。比奈岸も受け入れる覚悟あるのに、あまり追いかけないしぐいぐい攻めないし…。ドキドキやキュンとかはないですが、このもどかし〜恋心に萌えでした。解決して、お互いようやく…って思ったけど、えぇ〜そうなっちゃうのっていう展開で…。王道展開じゃなかったので、再会し、比奈岸の経験話にビックリしつつ、も〜どうなるの〜って感じでヒヤヒヤしてましたが、これはもーーー素敵な終わり方!!いい、いい(>_<)また2人の恋が出発するかのような RRRR〜がたまらんでした!成長した屋敷なら今度はいい関係が築いていけると思うし、ようやく大人の付き合い方ができるのでは…先生のエピローグも凄く良かったです!
ルーズソックス履いてみたかった〜(>_<)
もう言葉が見つからない…感無量です。
2021年9月8日
ちょっとこれは…読了後、放心状態で何分間か固まってしまいました。が、その後意識を戻して、物語を思い返してみたら、一気にどばああーーーっと涙が溢れてきました。もう言葉にできない思いと余韻が半端無いです。
作品紹介のカラーイラスト上でも1994年-とありますが、昭和から時代は変わり、平成初期の関西が舞台となっている、中学校教師2人のラブストーリーです。1994年というと、実は僕の生まれた年で(おっと年齢バレちまった…)、当時の記憶なんて勿論皆無なんですが、その頃の時代が舞台になっていると思うとなんとなく勝手に郷愁的な気持ちになって、読む時の感情の込め方も倍増してしまいました…。
ちょっとこの作品はあまりにも心にズドンとくるものがあって、内容についてはなんでか書けないんですが、心動かされずして読めない作品です。まさに「等身大」の2人の物語。一切飾らないありのままの姿の2人。そんな彼らの葛藤や迷い、生き様が、圧倒的臨場感漂う描写で綴られています。リアルな背景画、表情の描き方、時代設定etc.のためか、物凄く心に刺さるものがありました。そしてやはり彼らの恋愛模様が…リアルでリアルで。まるで彼らの過ごした場所や時間の情景がはっきりと浮かんでくる様です。胸が痛くなる程切なくなりました。
沢山の方に読んで欲しいです。本当に名作だと思います。興味ある方は是非ネタバレ無しで。
潮騒の捉え方で、作品のラストが変わる
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ お話の舞台である1994年(平成6年)と言えば今から27年前。随所に散りばめられた時代を象徴する小物や固有名詞、言葉遣いなどに心があの頃へと飛んでしまい、ともすれば作品を見失いそうでした。つくづく、物や言葉が心に働きかける力は強大ですね…。
これは、何にでも終わりは来るから最初から期待しないでおこうとする20代半ばの屋敷(やしき)と、突然相手が何も言わずに自分の元から去るのを見るくらいなら始めないでおきたい30代半ばの比奈岸(ひなぎし)という、およそ恋愛に発展しそうにない臆病な2人の男達が一生に一度の本気の恋ができるのかを見届けるお話。
「関係が人に知られたら終わり」という言葉のもつ意味が2人それぞれで違ったことが苦しかった。屋敷と同じく打ちのめされて壁に寄り掛かってしまいたかった。急に消えるなといつも繰り返すあなたがそれを言うのか、と。だったら今のこの関係は何だと思っているのかと…。
潮騒とは何だろう?この言葉がもし仮に、寄せては返す波のことだとするならば、近づいては離れてを繰り返す危うく脆い2人の関係とイメージしてしまいそう。でも潮騒という言葉の本義は、潮が満ちてくる時に波が音を立て騒ぐこと、その響き、と辞書にあります。それを踏まえて物語を読み返すと、あぁこの言葉は2人がざわざわと相手に惹かれていく心の中の潮騒のことであるとも言えるし、再会からラストに向かい彼ら2人の関係が長い時を掛けてついに満ちてきたと暗示する言葉でもあるように思うのです。
電車の中。知られたら終わりだと、かつて振り払い離れた手と手。あれから6年後の今度は…?
人が自分の内深くを見つめ、惑いつつ悩みつつも自分のあるがままを受け入れると、こんなにも優しい人になる。美しく愛しい。気持ちが安らかになりました。
大人の男の恋物語
2021年5月8日
ちょっと他に類のないBL。読後余韻の残る、作り込まれた作品は他にもありますが、背負っている現実の中で互いを求める恋心には泣かされました。ラストもよかった。
胸に残りますよ
2021年5月5日
他の方のレビューにもあるように、リアリティがあって、読み終わった後には映画を一本観たような、厚い感情の重なりがありました。昨今のBLにはない、地に足着いた生活感と、だからこその不安定さが描かれていると感じました。ばらとたんぽぽから来ましたが、また全然違うテイストで驚きです。これからも沢山作品を読みたいと思います。応援しております。
えぇ。
ネタバレ
2021年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生徒からも周りからも信頼あるはつらつ教師の受けと、ゲイで適当に生き、逃げグセある新任教師の攻め
。攻めの教育担当として、真っ直ぐ関わる受けを遠ざけるように仕掛けるが。
ばらとたんぽぽ。が素晴らしく、作者さんの完結された作品を読みたくて。
またもや、全く好きでも惹かれもしない絵柄とキャラと設定と。
遠目で流すつもりで読んでいるのに、、惹かれます!
キラキラもキュンもない、そんなものだよなと思う
大人の現実も実態も、上手くいかなかった関係も、再
び、希望がありそうな終わり方も、いつの間にか食い
入る様に読んでます。ばら〜同様の読み返し。
タイトルの様に、2人の関係も引いてしまう事もあれば、満たせる時もきっとある。願わくば、2人の関係も上手くいってもいかなくても、あってもいいものと
して世の中が流してくれますように。
ノスタルジーと共に、引っ張られる作品です。
映画のような漫画
2021年3月1日
そうなんです。動きは止まってるんです絵ですから。
でも、描かれている世界や人物はリアルで映画のよう。
20代から30代の男ふたり。
そこには美しい、かわいい世界はなくて、男臭さがある。
まあ、実際にはこんなにカッコいい教師はなかなかいないですけどね。
そういう意味ではBがLなファンタジーなんですけど。
それを忘れてしまう、バレてしまうんじゃないかというドキドキ感。
それは教師であるが故、同性同士であるが故、片方が離婚間際の妻帯者であるが故。
カッコいい教師たちの隠れた恋愛。
今から20年近く前。田舎町。
リアルすれすれな感じが何とも心地よい。
濃密な昭和リアル!初コミックと思えない!
2021年2月4日
凄く濃密。描写力すごくて、引き込まれました!ゲイの恋愛でリアルでした。すごーく熟練の作家さんかと思いきや、初コミック?もうびっくり。でもそれだけ見せ方が上手い!しかもラスト、エッ!あなたたち…?そうなったの?てな驚きのその後がサラッと描かれてて、でも希望がある終わり方で、良かった。
先生の作品は唯一無二
2021年1月23日
先生の作品はほかの作家さんにはないものばかりですね。
好き嫌いが出てしまうかもしれない。

時代感がすごくいいです。
リアルな男同士の恋。BLなんていう軽い感じじゃない。
心がうずきます。
「潮騒」なんですね。飛び越えてきてほしい、飛び越えてこれるなら…。
寄せては返す。。。という表現がありましたが恋愛って本当にその通りですよね。
気持ちがつかづいたと思ったのに、体温がこんなに近いのにと。
まるで映画を見ているような結末。
雑踏に消える二人が。
ホームの雑音に二人が紛れていく様に腕が泡立ちました。

凄い作家様です。
絵もストーリーもリアル
2021年1月8日
甘々ハッピーエンドに慣れていた自分にはガツーンとくる一作。ばらたんも良いけれど、なんとも言えない読後感が癖になる作者さんですね。
素晴らしい描写力
2021年1月8日
これは❗何て描写が丁寧でリアルなんでしょう…‼
教師の日常から、プライベートでの快楽まで大変丁寧にじっくりと描写されています!2人の一緒にいてとても楽しそうな様子…他のBLとは違う興奮と幸福を感じました。最後の終わり方も多少もどかしい気がしますが良いと思います。
甘々だったり、ファンタジーすぎたり、よくある展開にあきあきしている方にぜひお薦めしたいです。
絵柄が受け付けない人はいるでしょうね。中学生老けすぎ…!
素晴らしいの一言!
2020年12月31日
このお話の時代にやおい少女だった自分がリアルによみがえってきました!レビュー書かずにいられませんでした。終ソン、絶愛、炎ミラ…もうツボすぎて最後は笑ってしまいました!!懐かしい時代背景の秀逸な描写に感動しました。おじさんたちのラブがリアルでBLファンタジーではありません。ばらとたんぽぽからファンになったのですが、先生についてきます!!
文句なし!
2020年12月15日
大人の方に読んで欲しい~。分かるわ~って言って欲しい~。特典漫画がホントにドンピシャで、顔がにやけるの止まらなかったです。
最高です~!!
2020年12月12日
ばらとたんぽぽが大好きで、こちらも期待を持って購入しましたが大正解でした!
大人の読み物としてのBLを今後も描き続けてください。描き下ろし漫画が世代に刺さりすぎて悶絶しました…。
映画になりそう
2020年12月3日
昭和の終わりにひっそりと、まるでどこかの田舎町で現実にあったかのような錯覚を覚える作品。映画化されてもいいような無理のない等身大のBLでした。2人の会話に甘さがないところもリアルな感じで高ポイント。ファンタジーではない大人のBLをご所望の方には太鼓判を押しておすすめします。
佐野元春、ポケベル、テレビに映るまっちゃん浜ちゃん(笑)、この時代を象徴する細かい描写も秀逸でした。作品全体に漂う雰囲気は本当に懐かしくてタイムスリップしたかのよう。絵柄がちょっと古風な感じなんだけど時代背景に合っていて◎。大人なBLは味があってやっぱりいいですね、素敵な作品に出会えて嬉しかったです。
なっつ(懐)!!
ネタバレ
2020年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや~、あの時代が蘇りました。「伝染るんです。」持ってた。洋モノBLの うわ、コッテコテ重っ!てなってしまう、その手前のなんとかイケる絵柄でしたが、読んでいくうちに いいわ~って思いました。男性教師同士という緊張感が漂う関係でどうなることかと最後までドキドキしました。途中がすっ飛ばされていて想像するしかないのですが、2人の気持ちはちゃんとお互いのところにあるので、たとえ幾度すれ違うことがあってもまた巡り会ってほしいと思いました。初めに攻め受け逆パターンあるので個人的にはリバどうぞどうぞなんですが、苦手な方はお気をつけください。ちょこっとです。特典の描き下ろしマンガがめちゃ面白かったです。2020年11月 総227ページ 修正は白抜き、ボカシ 、TV画面はモザイク。
うわ~~!!最高~~!!
2020年11月19日
本当にめちゃくちゃ面白かった!すごい~~空気が本当にすごい~~!後半の展開から終わり方すごい良い~~。この頃の時代こんな感じだった!この時代のJ-POPとかドラマとかこんな感じだったよ~~!!自分はユーミンのある曲を思い出しました。最後雑踏の音で終る曲があるんですけど、本当にそれでした!最後もう雑踏の音が聞こえてくるよう!!ばらとたんぽぽでファンになりましたが、もう本当にファンになりました!!今後この作者さまの描く話ならもう全部無条件で絶対大好きになりますうううう。本当おすすめ!もちろん読んで好き嫌いはあると思うのですけどもとりあえず読んでほしい!!この空気感はこの作者さまのこのお話だけでしか味わえないと思うので!これは潮騒のお話だ!!タイトル最高過ぎですよ~~。三島由紀夫の潮騒思い出して勝手に興奮しました。潮騒ってある頃まで小説なり歌詞なりでよく見かけたと思ってたんですが、最近じゃあ全然見かけないなぁとふと思ったり。
大好き
2020年11月19日
ストーリーや作画が今風でないので好みは分かれるかも。こういうオトナの作品がもっと増えるといいなと思います。続編希望します
リアルなオッサンずラブ
2020年11月19日
正直、作画に足りていないところが多い。表情の表現が硬い、セリフの文字数が多すぎる、とか。でも、こんなにリアルにおじさんたちの心境と恋を描く作品がほとんどないので、5星。こういうタッチの作品をもっと読みたい。
ラスト
ネタバレ
2020年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 購入してよかったです。間違いなく愛でした。
生々しく、青臭く、生きている人間同士の感情の機微が切なくも愛おしかったです。ラストにやられました。
昭和の香り残る平成
ネタバレ
2020年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ あんまり素晴らしかったので初めてレビュー書きます。
昭和を引きずった平成初期という時代設定がいい。
ポケベル、佐野元春、デビュー当時のミスチル、雑誌、漫画の表紙、どこかでリバイバル上映されるカサブランカ。
タイトルまんまのふたりに、泣きました。エピローグが読めて本当に良かったです。
昭和の匂いがする~
2023年6月12日
始めての作家さんだし 絵柄も始めてのタイプだったので
入り込むのに手こずりました。
2人の物語りは現実に有りそうで当時のリアルが感じられるお話しでした。
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シブい
2023年4月5日
高評価に釣られて読んでみましたが、渋い大人の男の綱渡りのような危うい関係でしたが、離れたのちに時が経ち満ちたって事なんですかね...
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最後のページがよくわからなかった
ネタバレ
2023年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容は凄く良い。男同士なのに...という葛藤が、現代物BLと違って深いというか、バレたら腫れ物扱いっていうか住めなくなるよなっていう気持ちが分かるというか...。内容もグッとくる。BLとかいうキラキラしたモノでなく、現実味がある濃厚さ。作者が自分の年齢のことを言ってたけど、この年齢だからこそ出せた作品だと思う。人生経験ある人間が出せる作品というか...
ただ自分は1番最後のページで、エスカレーターの前に立ってる人が先生だと思って「え!?手を握ってそれでバイバイってこと!?エモい!!泣ける!!」と思っていたが、2人は手を繋いで消えたってこと...なのよね?また付き合うのよね??そこらへんがよくわかんなかったです。あと受けは歳を取っていくと目の下がブヨブヨなるタイプのおっさんになっていくんだろうなあと思った。すみません。でも好きでした。ばらたんも好き。
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タイトル
2023年2月5日
潮騒ー潮の満ちてくる時に波の騒ぎ立つ音ー
この2人の愛が満ちてくる時に心がざわめく
様子にかけてるのでしょうか?
何処か昭和な香りがして、華やかできゅんきゅん
なBLではないけどドキュメンタリーのような
作品でした。押しては引いて、この2人は
どこに向かって行くのだろうとラスト迄
見守りつつ読みました。何か始まりを予想
せずにはいられなかった。同人誌で良いから
続きが読めないだろうか。
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終わり方!これにつきる
ネタバレ
2023年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がお上手!関西弁や90年代が舞台であることに最初は少し慣れなさを感じましたが、何につけても、最後の終わり方よ、、。あの時握れなかった手を、、幸せになってね、、。
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不思議な作品。。
2022年3月20日
BLに愛と希望とファンタジーを求めていたので、あまりにリアルに感じられ読むのが苦しかったです。。というのもその時代私はそこに住んでいたのです。恐らく唯一無二の漫画。きっと中毒性があり、はまる人は絶対いると思います。絵が凄くて、書き込みとか丁寧です。夜の坂道、2人の後ろ姿の手前の敷石が光ってるのを見て感動しました。それに気付いて他の所もよく見ると、どれも非常に緻密で書き込みが素晴らしいんです。作者様がとても繊細で真面目な方なんだと思います。凄い事件があるわけでもない、ただリアルな日常の出会いとその後を描いていて、その後の展開も現実的過ぎる。何かあったんだろうなと思わせる展開です。懐かしいけど、何でこの時代(1994年)の設定なのかな?というのも翌年1月に阪神大震災が起こっているのです。このふたりどうしたんやろう?どえらいものに手を出してしまった感があります。200ページ越え。何か魂持ってかれたので、後日感想が変わるかもしれません。日本映画っぽいです。凄い作品であることは間違いありません。
映画のような
2021年9月8日
まだポケベルを使う時代。昭和。今よりずーっと保守的な世界での物語。結婚がうまくいかなかった受けも、逃げだし癖のある攻めも、ともに悩みながら歩いていく。ラストの結果を暗示するシーンは、郷愁があり切ない。明るくハッピーなストーリーじゃないけど、映画を見ているような質の良さがあります。
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BLというジャンルで括ってはいけない
2023年9月24日
昭和のドラマを思わせる雰囲気の作品でした。
個人的なイメージでは"ボーイズラブ"ではなく、さりとて"ゲイ"でもなく。"同性愛"を軸にした"人間愛"の話であるように思います。
絵柄などの好みの問題で★は3ですが、忌避感がなければ読んで損はない作品です。
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潮騒…タイトルが秀逸
ネタバレ
2023年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代背景や学生時代のノスタルジー、実にエモいです。職場の教育係り教師と新人教師という関係性も公にできない男同士の葛藤やら切ないんですが生々しい。萌えないよ。ちょいちょい懐かしの「同級生」あのカオスドラマが登場したりで楽しいのよ。まあ正反対のふたりが惹かれ合うのはわからんでもないし、ラストの匂わせ的な描写もいいんですよ。いいんですが…あんた借金返したん?とか、また逃げるんちゃうの?ほんまにそれでええのか?とか…いっそ再会せんでもよかったんちゃうの?ああぁモヤモヤするなぁ…
え・・・意味わかんない
ネタバレ
2021年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが絆されていく過程が描き切れていない点が不満。でもそれ以上に攻が離れていくタイミングが本当に理解不能。いや、そこで離れるならその前に何度もきっかけがあったでしょうよーと。そして、ダウンタウンはあんなに上手く描けるのに、ステラおばさん、あっ違った狭山さんは何故あんなに老女なの??登場する度コスプレおばさんにしか見えなかった。
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作家名: 遠浅よるべ
ジャンル: BLマンガ
出版社: KADOKAWA