仲間達は結婚や転職や昇進で少しずつ離れていく。周りはだんだん年下になっていって、年齢と経歴で収入が上がって、出来るのは仕事だけ。何となく上手くやっていても周りから聞こえる陰口と噂話。異性からも、同性からも、上司も、後輩も、既婚者とも何となく溝があって、何となく一人。
主人公は漠然とした不安に泣いてしまう程、病んでる。若い頃はもっと気軽に人と関われた。女性はアラサーでクォーターライフクライシス、アラフォーでミッドナイトクライシスがあったりするけど、それじゃない。今までの不安とは何だか違う。上手くやっている様に見えるのはそう見せてるだけ。キラキラして見えるのは他人だからかも。内心は物凄く心細い。寂しい。怖い。不安。今より仕事が出来るようにしておかないと。年下の子達に嫌われないようにしないと。浮かれないように。からかわれない様に。何を言われても笑ってかわして。職場だって割り切って。…誰か話を聞いて欲しい。
だけど。年齢気にして弱音ばっか吐いて泣いてる40歳女性に、ほぼ初めて会ったかなり歳下の子が告白する〜???(笑)仕事が出来たとしても、面倒見が良くても、急に年齢の愚痴を吐き出す人間は好意より心配。テーマがリアルだった為にリアルじゃない恋の始まり方が気になってしまいました。上手くいって欲しい気持ちはとてもあるんですけどね。
心に余裕があれば「素敵、かなり年下のイケメン男子に好かれるなんて」「あるよね〜」ってなるけど、同じ境遇で疲れてるアラフォーは「ねぇよ、こんなこと」ってなってる。二人はとっても良いんだけど。