基本的に一回読んだきりになってしまうことが多いのですが、こちらの作品は読むたびに発見があります。
また最初から読むと、ここまで考えられてるのか、こういう意味だったのかと。
オメガバースをたくさん読んできた人に是非読んでほしいです。
新しくて斬新な設定…でもオメガバースの始まりのような、こうして最初は発現されたものなのではないかと考えさせられます。
結構私は深読み厨で予想したり考えたりすることが好きなのでドンピシャでした。
アホエロ系ではないのでそこは注意です。
でもちゃんと、エロも沢山あるし可愛いしおもしろいです。
今はものすごい量のオメガバース作品が出てると思いますが、どの作品とも被ってない唯一無二と私は思っています。
オメガバースって身分差、社会の生きづらさ(発情期、抑制剤、差別)、お互いへの執着(αのΩへの庇護欲、運命の番)など他にもあると思いますが、色んなことにフォーカスしてますよね。
これのどこにフォーカスするかで全然話の内容変わってくると思うんですが、身分差っていうところではそんなにフォーカスされてないかな?という感じです。
なぜならこの作品では世界で初めてαやΩ(まだそう名付けられていない)が誕生したという設定なので。
2人がどんどんαらしく、Ωらしく体や心が変化していくところも見所です。
上手に語れなくてすみません…ただひとつ言えることはオメガバース色々読んできた方、オメガバースの設定が好きな方は好きだと思う!!!
めちゃくちゃ考えられてる作品なので読んでほしいです!!!!