芸術専門学校という舞台、過去のあるミステリアスな先輩、ワンコな後輩…全部がド性癖で、読んでる間じゅう興奮しすぎて息が苦しかったです。
バレエに関する専門知識が特に無かったのですが、作中やおまけページなどで分かりやすく説明があって、登場人物の置かれている状況や心情が手に取るように分かって難なく入り込めます。
見延くんもイチさんも、芸術家特有の少しブッ飛んだところも、高校生らしい若々しさ初々しさも、どちらも併せ持ったとても魅力的な二人でした。
公演本番で二人の踊っている姿がほんとにかっこよくて…でも練習中の見延くんの「この動きはダサい」というところはほんとにダサく描かれていて、ほんと画力の凄さに舌を巻きました。
最後くっ付いてからのタームが短くて少し物足りなく感じたので、もしや続編など…!?と思っていますがどうでしょうか…