作者様買いです。noji先生の作品はどれも優しい作風で、穏やかな空気に包まれます。あったかいんですよね。うん。さて、今回は…
キツい口調でズバズバ言う大学生と、ふわふわと掴み処のない絵本作家のお話です。
真逆に見える二人の心のふれあいで、それぞれが無自覚に、そしていい変化をもたらします。
颯太のトゲトゲは優しく丸く包まれて、祖母と仲違いしている春之輔は、素直に折り合いをつけ人との関わりがプラスとなる。誰かの影響で、何かが変わる、何かが始まるって素敵な事ですね。颯太も春之輔も心が豊かになりそうな、いい出会いだったんだなぁ。
恋への転換が少し唐突に始まるのが、ちょ~っと違和感あったんです…まぁ、でも意識し始めないと恋にならないしね。と、思ってたらエロに走るのも唐突。あれ?そんな素振りありましたっけ?みたいな(笑)で、勘違いとすれ違いも、ちょっと無理がある気がしました。あれれ?おかしいな。noji先生、どうされました?
可愛い二人だったので、惜しい気がします。途中まで良かったのに(泣)
次に期待しよう。