サハラの黒鷲(1、2巻)→サハラの隻眼狼(スピンオフCP)の順番で。22年度BLアワードのベストコミックノミネート作品。表紙にもいるヘビくんのザザ、このキャラを誕生させた時点でもう作者さんの大勝利!なんて可愛いの!!鱗がほとんどないつるっとしたタイプのヘビさんなので、怖くないよ。
スピンオフCPは、前作メイン黒鷲の幼なじみ親友傭兵イングル×新キャラでツンツンデレの水売り集落を守るビャク。ビャクの親友のヘビさんのザザは、拗れがちなビャクの気持ちをよくわかっていてとても気が利いてていつも一緒。前作から登場していたイングルが何故隻眼なのか、その理由もわかります。
このシリーズ、砂漠という過酷な環境で命のやり取りをしているからか、メインCPだけでなくて親友や同胞(やヘビ)と共に闘い和気藹々と助け合って生きていく様子が描かれていて(特に黒鷲2巻以降)、そこも凄く好きですね〜。周囲からバレバレで応援もされてるのに鈍すぎるイングルには全く伝わってないビャクの本心がチラチラ出てきて、どんどんビャクが愛い奴になってきます。ビャクのお尻にも注目したい。受けくんの丸いお尻フェチの方にもオススメ。