最近、Twitterでミツ晃先生の名言いただきました。「攻めは愛が重い。受けは愛が深い」のがお好きだとか。まさに、オメガバース(なのにアンチオメガバース)もの傑作の「リバース」のCPですね。この作品では、まだ愛まで至ってないかもしれない、新刊続きもので「リバース」に比べると展開はゆっくりで受けくんはおずおず、このペースがこのCPには良いんです!
音大生のバイオリニスト、十嘉(19)×難聴の投資家、五十鈴(29) 絶対に交わらないような、世界でいちばん遠い間柄のようなふたりが、偶然出会い、互いの違いを充分わかった上で近づいてく。作者さんも後書きで仰ってましたが読者に委ねる部分が大きく、詳しく説明されない回想と空白が想像を誘います。
ただ、ひとつ少し気になってしまったのは、十嘉の左指と首筋のタトゥー?。某少女漫画で同じく難聴を扱った相手役の男の子も指にタトゥーをしていて、指のタトゥーって珍しくて漫画で読んだのはこの2作だけ、どちらも難聴設定なので、なぜこの相似にしてしまったのかなーと。たぶん同じく思われた読者さん他にもいるのでは。。。何かしらの意味合いがあって2巻で明かされていくのだと思いますが。それも含めて続巻期待してます!